良い知らせと悪い知らせどっちが聞きたい?が現実になった週 | NEWこっとんてぇ~る

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 まずは良い知らせからです。久しぶりの黄色の郵便物が届いたのが水曜日の午前中でした。もうずいぶん前に一度目にしたことがあったので、まさかと思ったのですが、掲載ページが記載されていたので、早速開いてみたところ、公募展便りのコーナーで三軌展の紹介があり、339ページに小さいですが、自分の作品と評が記載されておりました。この吉報のおかげで、かなり救われました。実は、この前の検査が出たのです。そうなのです、悪い知らせです。血液検査の癌のマーカーの数値が24.62に上がっていまして、CT画像でも、肺の放射線治療後とは異なる部分に2つと、肝臓に2つ新たな悪性腫瘍がありました。転移なのか、復活なのかは不明なのだそうですが、これは急いで治療の再開をしなければいけないという事で、早速月曜当日にお腹のエコー検査をして、本が届いた水曜日の夕方にはMRI撮影でした。この磁力を使った検査は6年ぶりでした。メイクもマニュキュアも金属性のものは全て外さないとダメで音も大きいのでヘットフォン装着し、造影剤注射を付けたまま身体拘束をして白いトンネルに吸い込まれていき、何度も息止め、カンカンという叩きつけるような音の響きに耐え、もろもろ終わる頃には2時間近く経ってました。通常の窓口は閉まっていて、時間外診察の窓口での支払いで、東京までの新幹線片道くらいの金額で、お財布も悲鳴を上げていました。

この日実は採血の検査も再度やりました。来週月曜日からこのMRI画像を鑑みて、早速抗がん剤治療を再開することになったからです。主治医曰く、肝臓だけならすぐ手術をして取れるのですが、肺もあるし肺の1つの腫瘍は気管のすぐ近くだからね、対処療法より薬を使う方がいいだろう、との見解で。6年前に使った、IRIS+ベバシズマブ、イリノテカン療法を時間が経っているからやってみる事になりました。又、下痢とむかつきと薄毛が始まるのです。しかも、今回は治療翌日から仕事が入っているのが目下不安の種です。虫歯もまだ治療中だし、不安てんこもりです。それでも、生きなくちゃ、みいが1匹猫にするわけにはいかないし。まだまだ描きたいし、語りもしたい。アニメや漫画も観たい。頑張らないとですね。自分ファイト!