捕まって、数日はたつだろう。
怪我をして動けないところを奴らにつかまったのだ。
とりあえず、食事も与えられるし怪我の治療もしてくれたが、奴らは世界で一番
悪名高い。信用は出来ない。
食事には、毒が入っているかもしれないし怪我の治療だって、いい加減なものだ。
とりあえず、今出来ることは食事は食べない。
そして、奴らが来たら暴れる事ぐらいしか抵抗は出来ない。それが、無意味だとは知っているのだか何もしないよりはましだ。
また、奴らが来た・・・ちくしょう、早く解放してくれ・・・

「この猫、餌は食べないし、私たちが来ると暴れるよ」
「怪我もしてたし、人に警戒してるだけだよ。もう少したてば、大人しくなるよ」
「あのね、私もう名前決めたんだ。ミーちゃんって名前にしたの」
「ミーちゃんか、可愛い名前だね」
「でしょ!!ねぇー、ミーちゃん。早く私たちと仲良くなろうね」