待ちに待ってた

BJ

 

 

シルエットだけでも

ビンゴキラキラグッだと思ってましたが

 

いまブラックジャックを演じれるのは

高橋一生さんでしょう!

 

むかし、漫画を読んたこともあるし

本木BJも

ヅカ版(ヤンさん・未涼さん)もいいけれど

 

どちらかといえば、クールさが前面のBJから

原作に近いBJのように思いました。特に、ピノコとの関係性がいい。


本来、漫画や手塚先生がテーマとしている生と死

人間のエゴや尊さや、自然の残酷さ。普通ならそんなテーマのドラマは

流石に重たくて、最後まで見れなかったと思いますが

衣装やメイクで、異世界というか

すこしダークファンタジ的な要素でつつまれて

かなり重いテーマも、独特の世界観だからこそ

刺さるような言葉も、ストレートに聞くことができた気がします。

 

またキャストも素晴らしかったですね。

奥田英二さんがあんなにハマるとは、

山内圭哉さん、千葉哲也さん。ケラさんワールドぽかった。

味方良介さん、早乙女太一さん。贅沢な使い方するな~ニヤニヤ

松本まりかさん。あのシーンは、いい悪いじゃなく、誰もが思うし

旦那さんの宇野祥平さんは、本当にごくごく普通の人

きれいごとではななく、リアルなセリフ。

 

早くも連ドラ希望の声が(邪空も一票!)ですが

ピノコとの関係が大事になる気がするので

やはり難しいでしょうネ

永尾柚乃ちゃん。ピッタリすぎる。2人の歩く後ろ姿だけでも

それだけで絵になります。

 

好きなシーンが盛りだくさんですが

害獣駆除された熊に対して「害獣とはいえ、命は最後までいただく」と言うようなセリフや

エプロン姿のBJの胸元にピノコと同じ赤いリボンがついてる

洗濯ものを干すBJと手術費がもらえないのを詰め寄るピノコ

手術の助手をするピノコと、手術が終わって青少年にお茶をだすピノコ

「愛」についてピノコに語るBJ・パイプを吸おうとすると、手で払い落すピノコ

そして

最後のキリコとBJのやり取り。セリフ

ピノコにコートを着せる姿

 

BJは神業的な手術や倫理論など、おも深い内容が多いなかで

BJとピノコのシーンが、BJの本来の姿が垣間見えたりするんですよね~

今回のドラマはそこがちゃんと描かれてて

原作に近くみえる要因かもしれません。

 

 

 

あとBJに抗議するピノコに対して、「くすぐるぞ!」って

可愛すぎる~

 

キャスティングに賛否両論でしたが

邪空は、「賛」ラストのあのシーンとあのセリフを嘘くさくなく

ストンと視聴者に届けられたことが、何よりも

今回の俳優さん(脚本・美術・監督・衣装等)たちの凄さだと思います。

 

TVerで見逃し配信もあるので

ギリまでみてしまいそう