何度か日記にも公開してますが
邪空は「月下美人」という花が大好きです。
その花の存在を知ったのは漫画
大和和紀さんの
「眠らない街から」シリーズ
その中に出てくる月下美人が幻想的で綺麗で
ポロっと両親に話したら
偶然にも、園芸好きの叔父が育てていて
株分けしてもらい、数十年。うちで咲き続けています。
夜の一日しか咲かず、日が陰るごとに開花する。
月夜の晩に、風に甘い香りが漂う。
その香りの強さに、甘さを感じるも、それほどこってりではない香り。
この香りの香水を探してしまうほど好きです。
土や気候が合うのか、雨風。台風にもめげず
さし木を繰り返しながら、咲き続けておりますが、
ここ十年近く、株分けもせず、ほってたため、根っこがもたず
新芽は出て、葉は伸びるのに、年月のために根幹が木質化し、古いシュートは枯れ
空洞化し、新芽の葉とシュートだけが、植木鉢を逃げるように伸びていました。
時期は外れますが、切り戻しも含め 大がかりりに選定しました。
サボテン科の植物なので、水をたっぷり含んだ葉が、ワカメのように伸びます。
庭先に鉢植えしてますが、地か植えすると3m超の大きさになり、
ワカメのようなサボテンの葉。葉は重みで倒れるし、支え木が必要になるので、6鉢に植え替え
今回、試しに3か所に地か植えしてみました。
土地的にも、3mまではいかず、大きくなっても1~2mぐらいかな?
全てのさし木を新芽のみで行い、
頑張って新芽を出していた根幹と根は、お役目終了としました。
幹を折ってみると枯れ木化で、カラカラになった幹の内側は
芯の部分のみ水分を含んでいて、
新芽と大きなサボテン質の葉に、
水を供給するため、頑張っていたことが分かりました。
儚い花の姿とは異なり、力強い生命力に感動し、いっそうこの花が好きになりました。
原産国がメキシコということもあり
10℃を下回る場所では、室内(温室)で育てるよう推奨されてます。
気温がそんなに下がらないのであれば
適当な長さに切った葉を、培養土に植えれば、
過剰な手入れなく、すくすくと育ちます。
ウチも数十年ほったらかしでした。
それでも、あの台風直撃の中、枯れることなく、毎年(なんなら年2回)咲いてました。
今年はほとんどか新芽のため、咲くのは来年。
1mほどに成長しないと、つぼみを付けないらしい。
それでも、上手くいけばかなりの量の花が咲くことになるでしょう。
因みに、今回。調べてみると推しの誕生花!ww
誕生花には月花と、月日の花があるらしいので、推しの場合は年月日花。
ご本人のイメージと確かにかぶっていて、クスっとしました。