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捕鯨問題の現状

【ノルウェー】

北極圏にあるロフォーテン諸島波

ここはノルウェー有数の捕鯨基地フグ

1986年に商業捕鯨を一時停止し7年後に商業捕鯨を再開しましたが、捕獲割当量に達したシーズンはこれまでに1シーズンのみです。(因みに今シーズンの割り当ては1052頭ですが捕獲頭数は半分にしか到達していません。)





捕鯨関係者は捕獲数が少ない原因を「燃料費高騰や悪天候などのため」としています。台風雷

しかし、国際環境保護団体グリーンピースは「鯨肉の市場は無に等しいからだ」「今後、抗議活動を行わなくても市場原理が働いて捕鯨産業は成り立たなくなるだろう」と分析しています。

ミンククジラ1頭からとれる鯨肉は1t程度で加工工場の買い取り価格は1kgあたり590円にしかならなく漁師の1シーズンの収入の半分は燃料代に消え残りを乗組員4~5人で分配しているそうです。



現在、ミンククジラはワシントン条約の絶滅危惧種に指定されています。禁止

しかし、世界中には捕鯨を反対する人達がいる反面、「鯨肉」を必要とする人も存在するのが現実・・・

捕鯨関係者は「問題は捕鯨に抗議する人の多くが何に対して抗議しているのかを理解していない事です。クジラには実に多くの種類がある事さえ知らないでしょう。」と語っています。

みなさんのジャッジはどちらですか?

一概に「捕鯨反対!」を叫ぶだけの行動が「正か?非か?」・・・