子孫繁栄祈願
【ケニア】
ケニアのナイロビ南西部にあるKiskon村でマサイ族による「子孫繁栄」の儀式が行われました。
これは、子宝に恵まれるよう大地の神様に祈願するお祭りで、部族内の女性たちは顔に染料で装飾を施し独特の歌や踊りを披露し、村内全員の女性が子宝に恵まれるよう祈ります。
この伝統的な行事は子孫繁栄以外にも、部族の繁栄や存続、部族内の意思の団結などを確かめる重要な役割をはたしています。
ケニア、ひいてはアフリカ大陸にも異常気象や森林伐採による自然破壊のために住居の確保が困難になってきています。
このような悪条件のもとで生活せざるおえない部族方々に「子宝」が減ってしまうのも頷ける深刻な事実です。
世界的な少子化に歯止めをかける対策はどうなっているのでしょうか?
京都議定書、あれはいったい何の役にたっているのでしょうか?