野良ゾウ問題
【カトマンズ】
ネパールのカトマンズから南東に200キロほど離れた村で野生のゾウが少女(12)を含む少なくとも4人の家族を殺害する事件が起こりました。
被害にあった家族は睡眠中に家から引きずり出された上で踏みつけられて死亡したそうです。
ネパールには推定250頭のゾウいるそうで、国立公園や何かしらの施設で飼育されているゾウは100頭にとどまっており、残りのゾウは野生や「野良」(飼育放棄など)ゾウ化しています。
ネパールの法律ではゾウは保護の対象動物に指定されており、ゾウを殺すなどの罪で有罪になった場合には最長15年の禁固刑が科されることになっています。
野生の動物が人間を襲う行為は極めて稀な事だそうです。
ましてや家屋を壊しての行為には、何かしらの要因があるのは明らかです。
野生の動物が住み辛くなっている現在の「地球」
早急に対策をしなくてはいけません。