※碑の製作者である山田氏よりご連絡いただいた内容について

 この色にて追記しています。また、一部リンク先を修正しています。(3/27追記)

 

悪縁を断ち良縁を結ぶ

 

参道にも大きく書かれた

縁切り神社としても有名な

安井金比羅宮

 

石碑を潜って

神札を貼り付けるのも有名ですよね

 

私自身

占い師になる直前って

本当にいろんなことで悩んでいたから

幾度となく訪れていました

 

さて、ここでクエスチョン

 

他の神社でもあるように

安井金比羅宮にも

正しい参拝方法というものがあるのは

みなさんご存知でしょうか?

 

正しい参拝方法について

(安井金比羅宮HP)

 

一度だけ

安井金比羅宮の茶室で

参拝方法について

教えてもらう機会があったのですが

その時に私が教わった作法は

 

まず

神札にお願い事を書いて

社殿へご挨拶

そこから縁切りの所作をし

(穴を潜る前に)お願い事をしてから

縁結びの所作をする

というもの

 

 

 

茶室と神札(2014年撮影)

 

ただくぐって戻ればいいと

そう思っている方は

わりと多いような気がしますし

 

石碑をくぐり終えて

完了報告のように

本殿を参拝する方もいるように思います

 

先日

花灯路へ行った際

私としては珍しく道に迷いました

 

全然違う道に出て気がついたら

目の前には安井金比羅宮

 

そういえばもう2年ほど

来れてなかったなと思い出して

 

石碑は家族連れの

小さなお子さんが潜っていたため

その時は

本殿にご挨拶だけして帰宅しました

 

その後

石碑の参拝方法って

知らないでいる人

時々見かけるなと思い出し

 

自分の記憶の確認も含め

お節介で検索をしていましたら

 

なんと

石碑・神札のデザイン・作法について

考えられた方がいると、

しかも、それが芸術家の方だと知って

衝撃が走りました

 

「知らなかった!!!!!」

 

だけど

改めて過去に

私が撮った写真を見ていると

 

写真1枚目の

説明書き部分を拡大(2014年撮影)

 

真ん中に

ちゃんと書いてありました

 

奉製 石刻画家 山田光造

 

さらに説明書きに

書かれていたものを抜粋すると

「上部からの亀裂を伝って

 神の力は中央の円形に注がれ

 夫々願いを素直に神札に記し

 円形に向かって表から裏に(悪縁切り)

 裏から表に(縁結び)

 それぞれ心に祈りを込めて

 くぐりぬけてください。

 くぐりぬけられた後に

 神札を石面に貼ってください。」

 

 

そしてさらに

調べる中でこちらの記事に辿り着きました

(たびこふれさんのページ)

 

投稿されてから

もう1ヶ月近く経っているから

さすがに無理かもしれないなと

 

諦め半分でメールをして

お伺いしてみたところ

お分けいただけるとお返事をいただいて

図々しくも2枚お願いし

 

ちょうど

私の誕生日前だったこともあり

思わずそのことも書いて(嬉しさのあまり)

楽しみに待っていたところ

今週の初め、私の元に届きました

 

消印を見ると

誕生日に間に合うようにと

早々に投函くださっていたのですが

 

土曜日の配達が今はないから

ちょうど消印から1週間で

私の手元に届いた次第です

 

それがこちら

石碑の元となった版画作品

1977年作の「方中」のポストカード

 

真珠の粒を

一緒に送ってくださったのですが

真珠は伊勢湾産です。

私は芽生えの真珠・叶の萬壽が無彊の真珠と呼んで大切にしています。

なんだか

魂みたいなイメージが出てきて

 

殊更に、先に書いた説明書きの

「上部からの亀裂を伝って

 神の力は中央の円形に注がれ」の部分を感じました

(個人的な感想です)

 

願いも叶も心中に在りですね。安井神社の制作もそれが基本です。

(下に書いた、祖母の言葉に対してのお言葉ですが

 こちらに書く方が、内容に沿うかなと思いました)

 

 

嬉しいことに

手描きの作品は「ハートは心、宇宙を表す」で、左下は太陽。

大きくカーブしている様は太陽系の軌道。その中の点は地球。

外の点は月を表していると考えました。

表現の責任上、作家名と題号をつけました。

(ご説明のメールをいただきましたので、転記します)

 

こちらも同封されていて

開封して、しばらくの間

言葉にならない言葉を発しておりました。

 (とても嬉しい)

 

 

ふと

昔、祖母が

神様は自分の心の中にいるんだよと言って

話してくれていたことを

ふと思い出しました

 

『お天道様が見てる』っていうのも

悪いことをしている

自分の良心が

自分の悪い心を見ているということだから

自分で自分の心を傷つけるんじゃないよ

 

そんな話をよくしてくれた祖母からは

戦争の話もたくさん聞かされました

 

ちょうど今の

世界の状況とも重なり

平和に向かうことを切に願うばかりです

 

タイトルに書いた

京都の不思議というのは

まさに安井金比羅宮のことで

 

初めて訪れたちょうど1年後

生まれて初めて一人旅をし

そこから占いに出会い

今に至っています

 

他の神社へも行っていますが

こちらへは

「行くぞ」と思っていくよりも

道に迷ったりしていくことが殆どなのです

 

だからこそ

私からすると

不思議なご縁を感じる場所として

大切に思っている場所。

 

ちなみに24時間参拝可能で

石碑をくぐる姿を

他の人に見られたくない場合は

早朝や夜間でも大丈夫です

(私もわりと夜が多かった)

(*´艸`*)

 

 

 

最後となりましたが

山田様

 

本当に

素敵なものを

ありがとうございます ꒰ ♡´∀`♡ ꒱

 

送ってくださった1枚(と真珠)は

友人へ早々に送付し

今日受け取ったと連絡をもらっています

とても喜んでくれました!

 

(山田光造氏HP 年譜より)

全国各地の博覧会や洞爺湖サミット

青蓮院門跡の寺標も手がけられていたんですね

 

安井金比羅宮の絵馬館の中には

まだ入ったことがないので

次に行った時に

入ってみようと思います(*´꒳`*)

 

 

 

eri☆