ロザリーは仇を取る?取らない? | ★★剣を持った青獅子★★

ロザリーは仇を取る?取らない?



原作とアニメで同じシーンを描いているのにキャラクター達の心の動きがまるで違う解釈で作られている


というシーンで
私が面白いと思ったストーリーのことをお話しさせて下さい。
(o^^o)



ロザリーの実の母がポリニャックだとわかった日のこと。



オスカルはショックを受けているロザリーにこんな言葉をかけました。



『おまえに剣をおしえたのも
できれば命とひきかえに
かたきをとろうなどというばかげたことを
思いとどまらせるための
時間がほしかった』



もちろんアニメにも同じシーンがあります。


オスカルのセリフのニュアンスは原作とほぼ同じ内容です。





その後のロザリーのセリフも
原作とアニメ、内容的にはそんなに変わりません。



ロザリーに剣を教えたのは仇を取らせる為で無く、それを思いとどまらせる時間が欲しかったから。
そのためにかえってロザリーを苦しませてしまった。

と、いうオスカルに対してロザリーは



1、オスカルのせいで苦しんではいない。

2、私の母はラ・モリエールただ1人なのだ。


と、言います。


原作では、オスカルに感謝している気持ちを伝え、現実を自分なりに受け止めたように見えるロザリー。

そのロザリーの言葉に、
ロザリーを苦しめてしまったのではないかと責任を感じていたオスカルもホッとしたような爽やかな笑みを浮かべています。





もちろん、一目会いたいと思っていた実の母が、育ての母をひき殺した女だと知ってショックを受けない訳は無いのですが


原作ロザリーは
オスカルが自分のために精一杯の優しさと愛情を注いでくれたことに感謝をする。

と、春風対応をしました。


そしてオスカルの言っていたように
『ロザリーは仇を取ることを思いとどまった』
と、いう結果になりました。







しかし、アニメのロザリーは
ポリニャックへの憎しみが増し、
『母は自分を育ててくれたニコールラモリエールただ1人なのだ』
と、いうことを証明するのだという流れに発展します。


オスカルのセリフも、
ロザリーのセリフも、
そんなに大きな変わりはないのに
ロザリーの気持ちだけは
原作とアニメで
正反対の方向に進んでいきます。





仇を取ることを思いとどまった原作ロザリーに対して


仇を取ることを心に強く誓ってしまったアニメロザリー。




武器を片手に、ポリニャックを殺りに出かけています。






アニメオスカルも、原作オスカル同様、
ロザリーが仇を取ることを恐れています。







銃の引き金を引くだけで目的が果たせるはずだったロザリーでしたが


駆けつけたオスカルとアンドレが見たのは、



引き金を引けずにその場にうずくまる
優しいロザリーの姿でした。





葛藤の末、やはり『母親』を殺すことが出来なかったロザリー。




オスカルは、涙が止まらないロザリーを優しく抱きとめました。







原作と、アニメ、
同じシーンで見せる登場人物の行動と心の動きが正反対と言って良いくらいに違うのに

キャラクターの性格がよく表現されている。



仇を取るのをあきらめ、育ての母とオスカルに感謝をするロザリーと


産みの親が心から憎んでいた女だと知って仇を取りに行く決心がついたロザリー、



どちらもまっすぐで優しいロザリーの性格がよく表現されていると思います。





『私の母さんはモリエール1人なのだ』


というセリフを言うのは原作、アニメ、同じなのに



そのセリフを言ったときのロザリーの感情がまるで正反対なのが本当に面白いと思いました。





ロザリーが仇を取りに行くことで色んなドラマが生まれる、アニメ展開、私はとても好きでした。



原作×アニメの真逆展開、幾つかあると思いますが
その中でも、
ジャンヌが出したサベルヌからの手紙がロザリーからオスカルの手に渡ったその時の真逆展開が私は1番好きです☆





ロザリーが黒い騎士(=ベルナール)に銃を向けるシーンはアニメではありませんが



その分、ポリニャック夫人に銃口を向けるシーンが挿入されました。




そしてロザリー、将来同じ屋根の下で暮らすことになる人に銃口を向けるという習性があるようです。


(o^^o)笑



この記事、だいぶ前に書いていたのですが、アプリに一時保存されたままになっていました。
1年前にBSでベルサイユのばらの放送をしていた時期のものですが

本日約1年の時を超えてアップ致します☆☆☆

(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)