兵舎に暮らすアンドレ
近衛を辞めたオスカル。
原作アンドレはオスカルパパに言われて衛兵隊に特別入隊しオスカルを守ることとなり、
アニメのアンドレは自らの意思で、
衛兵隊に入隊し、
オスカルを守ることを決めます。


原作アンドレも、
パパにオスカルの移動に合わせて特別入隊するように言われなかったら、
いずれは自分から入隊&護衛を申し出たのだと思うのですが
パパが本当に過保護なのですよね。
パパの決断が早すぎて、アンドレに自分から『入隊します!』と言わせる隙を与えませんでした。
この設定の差が後のアンドレの経験に影響してくるアニメと原作の差が面白いなぁと思います。
原作アンドレは、オスカルの護衛として、衛兵隊に入隊するので
他の衛兵隊員たちも、2人をワンセットとして見ていると思うのですが
アニメのアンドレはアランには大工の息子だと偽り、単独で入隊をします。
その為オスカルとの関係をアランに問われる、というエピソードがありました。
その後は
『お前は隊長のスパイだ!』
と言われ、サンジュストの手下だった男を筆頭にした衛兵隊員達からのリンチもありました。
ここで既に2人のアンドレの違いが出て来ますが
初めからオスカルの従僕として一緒に入隊してきた原作アンドレに対して、身分違いの恋を馬鹿にするようなは発言をしてケンカを売ったのはアランでした。
一方、アニメアランはアニメアンドレをリンチした男達からアンドレを守るような発言をします。
アランとアンドレはアニメだと衛兵隊に入る前に知り合い、アランの口利きで衛兵隊に入隊しているということで、
アンドレに対してアランは仲間意識が強いように思います。
また、原作アランはオスカル達よりも年下で、
アニメアランはオスカル達より年上という設定のよう。
アンドレに何かと突っかかるアラン
と
アンドレを擁護するようなアラン
ここの違いはアンドレの入隊の仕方プラスα、アランの年齢設定の違いも関係していると思いました(o^^o)
その後、アニメアンドレは衛兵隊の兵舎に寝泊まりするようになります。
ばあやにも告げずに入隊し、兵舎での生活をはじめたようです。
数日間帰らないアンドレを心配したばあやがアンドレの居所を知らないか?と、オスカルに尋ねるシーンがありました。
その後、度々お屋敷に戻るアンドレの姿がありましたが
基本的には7/12までは兵舎で生活していた模様です。
しかし原作アンドレは昼は衛兵隊としてオスカルの護衛、
お屋敷に帰ったら馬蹄、従僕として働いていた様子。
7/12の夜もオスカル達の夕食の準備をしているアンドレが描かれています。
また、ここが1番可哀想なのですが、
原作アンドレは、お屋敷から出勤しているためにジェローデルが堂々とオスカルにプロポーズするのを目の前で見て、
『ジェローデルの求婚事件』について、ほぼ全てをリアルタイムで知っているのです。
あるとき、オスカルと共に帰宅するとジェローデルがオスカルに結婚を申し込みに来たのだと知らされて
たまらなくなってその場から逃げたしてしまったアンドレのシーンがありました。
兵舎にいたために、
自分の知らないところでオスカルの結婚話が持ち上がっていたことを知るアニメアンドレのショックも相当だったと思いますが
また違った苦しみを味あわなくてはいけなかった原作アンドレがいたたまれません。
その後、ジェローデルの乗ってきた馬車を車庫にしまったり、
ショコラを彼に運んだりと
オスカルの求婚者に対して、『従者』としての顔を見せなくてはいけない可哀想なアンドレが原作では描かれます。
『妻を慕う召使い』呼ばわりをされるアンドレ。
(オスカルを守るという)
『オレの役目は終わった』
と口に出すことは大変苦痛な言葉だったと思います。
しかし
僕の妻に、届かぬ恋心を抱く可哀想な『召使い』を哀れんでいるような上から目線のジェローデルの言葉
は、アンドレにとってとてつもない屈辱だったことでしょうね。
本来ジェントルマンとしての美学を持っているはずのジェローデルらしからぬ言葉だと思いますが
ジェローデルも
こんな紳士らしからぬ言葉を吐いてしまうほどに
オスカルとアンドレの『光と影』のような切っても切り離せないような強い絆を肌で感じていたのでしょうね。
むしろ、オスカルとアンドレが強い絆で結びついていることを1番知っていたのは
このジェローデルだったのではないのかな、と思います。
アニメではショコラ事件はありませんでした。
無理やりぶち込むことも出来たのでしょうけれど、
アニメで、
大工の息子と言って入隊したアンドレは屋敷を出て兵舎暮らしをしていたために、ジェローデルがジャルジェ家に出入りしているときにはその場に居なかった、
とすると、ショコラ事件がなかったのは自然な流れだったのかも知れません。
アニメオスカルも度々兵舎に泊まっていたようなセリフがありますが
またしても出崎監督は男臭い世界にオスカルとアンドレを導いてゆきます☆
その感じ、とても好きです。
それにしてもアニメアンドレ、
勝手に衛兵隊に入隊して屋敷を出てしまい、馬蹄さんが居なくなってジャルジェ家困らなかったかしら???
と、思ってしまいます。
昼は軍人、夜はジャルジェ家の召使いとして働く、ダブルワークな原作アンドレですが
勝手に召し使い辞めてジャルジェ家出たアニメアンドレ
オスカルに『共はしなくて良い、好きにしろ』と言われたとは言え、結構自由だなぁ~と思います。
笑
(o^^o)
アンドレはオスカルの側に居るのだと知ってパパはもう何も言わなかったのでしょうね。
(しかし寄宿舎に寝泊まりして、屋敷で何かあったらオスカルを助けられないぞ?
とも思ったりして。。。笑)
(青いレモンでオスカルがアンドレに冷たく接するか否かもアンドレの将来に関係してきますが)
アンドレの入隊のシーンを分岐点に
2人のアンドレの進んだ未来が違うものになったなぁ~と思ったのでした。
結局は、何処にいてもオスカルのそばで彼女を見守るアンドレなのですが、
入隊の経緯からして大幅な変更をしたアニメが面白く、またしても興味深いです☆
最後に
アンドレが死んだ夜。
衛兵隊員がトランプをしながらアンドレのことを語ります。
『俺たちとは一度もカードゲームをしなかった』
『どこか、こう変わっていた。』
と、言う言葉から
アンドレ、不思議ちゃんのように思われていたのかしら?という印象。
少年時代、あんなに底抜けに明るく
お調子者で、はつらつとしていたアンドレが
『変わってる男』
呼ばわりされるという演出も大胆ですね。
王宮や貴族の館への出入りをしていた
上品なアンドレは
男臭い衛兵隊員からしたら、
品行方正すぎて理解されなかったのかも知れません。
また、オスカルを守るためだけに入隊したアンドレは、
カードゲームをしたり、
冗談を言い合ったりするような心の余裕がきっとなかったのですね。
そんな風に思います。
目のこと、
身分のこと、
オスカルのこと、
そして変わりゆくフランスのことを想い、
仲間がカードゲームをしているときに
一人ベッドに入って綴っていたであろう彼の日記を見てみたいな
と、思います。
原作アンドレはオスカルパパに言われて衛兵隊に特別入隊しオスカルを守ることとなり、
アニメのアンドレは自らの意思で、
衛兵隊に入隊し、
オスカルを守ることを決めます。


原作アンドレも、
パパにオスカルの移動に合わせて特別入隊するように言われなかったら、
いずれは自分から入隊&護衛を申し出たのだと思うのですが
パパが本当に過保護なのですよね。
パパの決断が早すぎて、アンドレに自分から『入隊します!』と言わせる隙を与えませんでした。
この設定の差が後のアンドレの経験に影響してくるアニメと原作の差が面白いなぁと思います。
原作アンドレは、オスカルの護衛として、衛兵隊に入隊するので
他の衛兵隊員たちも、2人をワンセットとして見ていると思うのですが
アニメのアンドレはアランには大工の息子だと偽り、単独で入隊をします。
その為オスカルとの関係をアランに問われる、というエピソードがありました。
その後は
『お前は隊長のスパイだ!』
と言われ、サンジュストの手下だった男を筆頭にした衛兵隊員達からのリンチもありました。
ここで既に2人のアンドレの違いが出て来ますが
初めからオスカルの従僕として一緒に入隊してきた原作アンドレに対して、身分違いの恋を馬鹿にするようなは発言をしてケンカを売ったのはアランでした。
一方、アニメアランはアニメアンドレをリンチした男達からアンドレを守るような発言をします。
アランとアンドレはアニメだと衛兵隊に入る前に知り合い、アランの口利きで衛兵隊に入隊しているということで、
アンドレに対してアランは仲間意識が強いように思います。
また、原作アランはオスカル達よりも年下で、
アニメアランはオスカル達より年上という設定のよう。
アンドレに何かと突っかかるアラン
と
アンドレを擁護するようなアラン
ここの違いはアンドレの入隊の仕方プラスα、アランの年齢設定の違いも関係していると思いました(o^^o)
その後、アニメアンドレは衛兵隊の兵舎に寝泊まりするようになります。
ばあやにも告げずに入隊し、兵舎での生活をはじめたようです。
数日間帰らないアンドレを心配したばあやがアンドレの居所を知らないか?と、オスカルに尋ねるシーンがありました。
その後、度々お屋敷に戻るアンドレの姿がありましたが
基本的には7/12までは兵舎で生活していた模様です。
しかし原作アンドレは昼は衛兵隊としてオスカルの護衛、
お屋敷に帰ったら馬蹄、従僕として働いていた様子。
7/12の夜もオスカル達の夕食の準備をしているアンドレが描かれています。
また、ここが1番可哀想なのですが、
原作アンドレは、お屋敷から出勤しているためにジェローデルが堂々とオスカルにプロポーズするのを目の前で見て、
『ジェローデルの求婚事件』について、ほぼ全てをリアルタイムで知っているのです。
あるとき、オスカルと共に帰宅するとジェローデルがオスカルに結婚を申し込みに来たのだと知らされて
たまらなくなってその場から逃げたしてしまったアンドレのシーンがありました。
兵舎にいたために、
自分の知らないところでオスカルの結婚話が持ち上がっていたことを知るアニメアンドレのショックも相当だったと思いますが
また違った苦しみを味あわなくてはいけなかった原作アンドレがいたたまれません。
その後、ジェローデルの乗ってきた馬車を車庫にしまったり、
ショコラを彼に運んだりと
オスカルの求婚者に対して、『従者』としての顔を見せなくてはいけない可哀想なアンドレが原作では描かれます。
『妻を慕う召使い』呼ばわりをされるアンドレ。
(オスカルを守るという)
『オレの役目は終わった』
と口に出すことは大変苦痛な言葉だったと思います。
しかし
僕の妻に、届かぬ恋心を抱く可哀想な『召使い』を哀れんでいるような上から目線のジェローデルの言葉
は、アンドレにとってとてつもない屈辱だったことでしょうね。
本来ジェントルマンとしての美学を持っているはずのジェローデルらしからぬ言葉だと思いますが
ジェローデルも
こんな紳士らしからぬ言葉を吐いてしまうほどに
オスカルとアンドレの『光と影』のような切っても切り離せないような強い絆を肌で感じていたのでしょうね。
むしろ、オスカルとアンドレが強い絆で結びついていることを1番知っていたのは
このジェローデルだったのではないのかな、と思います。
アニメではショコラ事件はありませんでした。
無理やりぶち込むことも出来たのでしょうけれど、
アニメで、
大工の息子と言って入隊したアンドレは屋敷を出て兵舎暮らしをしていたために、ジェローデルがジャルジェ家に出入りしているときにはその場に居なかった、
とすると、ショコラ事件がなかったのは自然な流れだったのかも知れません。
アニメオスカルも度々兵舎に泊まっていたようなセリフがありますが
またしても出崎監督は男臭い世界にオスカルとアンドレを導いてゆきます☆
その感じ、とても好きです。
それにしてもアニメアンドレ、
勝手に衛兵隊に入隊して屋敷を出てしまい、馬蹄さんが居なくなってジャルジェ家困らなかったかしら???
と、思ってしまいます。
昼は軍人、夜はジャルジェ家の召使いとして働く、ダブルワークな原作アンドレですが
勝手に召し使い辞めてジャルジェ家出たアニメアンドレ
オスカルに『共はしなくて良い、好きにしろ』と言われたとは言え、結構自由だなぁ~と思います。
笑
(o^^o)
アンドレはオスカルの側に居るのだと知ってパパはもう何も言わなかったのでしょうね。
(しかし寄宿舎に寝泊まりして、屋敷で何かあったらオスカルを助けられないぞ?
とも思ったりして。。。笑)
(青いレモンでオスカルがアンドレに冷たく接するか否かもアンドレの将来に関係してきますが)
アンドレの入隊のシーンを分岐点に
2人のアンドレの進んだ未来が違うものになったなぁ~と思ったのでした。
結局は、何処にいてもオスカルのそばで彼女を見守るアンドレなのですが、
入隊の経緯からして大幅な変更をしたアニメが面白く、またしても興味深いです☆
最後に
アンドレが死んだ夜。
衛兵隊員がトランプをしながらアンドレのことを語ります。
『俺たちとは一度もカードゲームをしなかった』
『どこか、こう変わっていた。』
と、言う言葉から
アンドレ、不思議ちゃんのように思われていたのかしら?という印象。
少年時代、あんなに底抜けに明るく
お調子者で、はつらつとしていたアンドレが
『変わってる男』
呼ばわりされるという演出も大胆ですね。
王宮や貴族の館への出入りをしていた
上品なアンドレは
男臭い衛兵隊員からしたら、
品行方正すぎて理解されなかったのかも知れません。
また、オスカルを守るためだけに入隊したアンドレは、
カードゲームをしたり、
冗談を言い合ったりするような心の余裕がきっとなかったのですね。
そんな風に思います。
目のこと、
身分のこと、
オスカルのこと、
そして変わりゆくフランスのことを想い、
仲間がカードゲームをしているときに
一人ベッドに入って綴っていたであろう彼の日記を見てみたいな
と、思います。