真逆のセリフを言う2人のオスカル | ★★剣を持った青獅子★★

真逆のセリフを言う2人のオスカル



これまでにも、原作とアニメでは真逆の言動をするオスカルについて幾つか書かせて頂きました。



サベルヌの場所を教えたのはロザリーだという原作オスカルと、

断じてロザリーではない、と言うオスカル



どちらのバージョンも、とても好きなエピソードです。








そして更にもう1つ今日書き残しておきたいエピソードがあります。










アンドレに抱くこの気持は愛なのだと自覚したオスカル。


原作オスカルは成敗事件の後にアンドレに想いを伝え2人は革命の日までの約2週間という短い時間を恋人として過ごします。



そしてパリ出動前夜、オスカルはアンドレの妻になる=夫婦の契りを交わしたい、と告げます。




そして、






よかった…

すぐそばにいて
わたしを
ささえてくれる
やさしいまなざしに


気づくのが
遅すぎなくて…


と、涙ながらに語り幸せそうに口元に笑みを浮かべるのです。





(あれ?↑この薔薇を背負うオスカル、見落としかも知れない~笑)





しかしアニメオスカルは
原作オスカルとは真逆の気持を持っています。








愛していましたアンドレ…
おそらくずっと以前から…

気づくのが遅すぎたのです




アニメのオスカルはアンドレを愛していることに気がつくのが遅すぎたと、悲しみに暮れ、涙しています。






アンドレを愛していることに気づくのが遅すぎなくて良かった


と、幸せを噛み締める原作オスカルと






自分がアンドレを愛していることに気がつくのが遅すぎた


と、後悔するオスカル。








オスカルのセリフも、
気持ちも、
表情も、
すべて真逆の描かれ方をするアンドレへの愛を語るシーン。



この辺りも


『何でこうしたのだろう!!!』


と、ゾクゾクしてしまいます。





2週間という短い時間でしたが、
恋する気持をじっくりと感じていた原作オスカルは、恋人としてアンドレに甘える事が出来ました。


生涯を武官として生きてゆく


と、思っていたオスカルにとってアンドレをこんなにも愛おしいと想える時間は本当に素晴らしいものだったでしょう。









ましてや、フェルゼンに辛く悲しい片思いを長年続けていたオスカルです。


人を愛し、愛されること


は初めての経験だったはず。


『出動』がどんな意味を持っているか?



原作でも描かれているように、
その意味を充分知っているオスカルですが、

アンドレを愛した数日間を心から幸せだと感じたからこそ





言えたこのひと言


『遅すぎなくて良かった』


だったのですよね。






しかし、アニメオスカルは成敗事件の時にアンドレに『愛している』という展開にはなりませんでした。




その為にアンドレと恋人のような日々を過ごす事はなく、7/12夕刻、アランから出動の知らせを受けます。





アニメオスカルはアンドレと共に衛兵隊宿舎に行く途中で市民に襲われ立ち往生、出るに出られず木に覆われた川辺に身を寄せます。




そこで、目が見えないことで怪我をしたアンドレを屋敷に送り返そうとしたところ、屋敷には帰らないと言ったアンドレは



『おれはお前とともにある』




と、言います。


失明寸前という状態でも尚、
オスカルのそばにいたいと願ったアンドレ。


いつ、命を落とすかも知れない
危険な状態でも
自分と運命を共にしようとしたアンドレの言葉に胸を打たれたのでしょうね。



ちょうどこの日の前日、自分の命がもう長くないと知ったオスカル。


こんな私を愛してくれるのか?



という問いに、



すべてを、いのちある限り。




と答えたアンドレの気持は、
アンドレよりも先に死にゆくと思っていただろうオスカルにとってはどれだけ心強く、愛を感じた言葉だっただろう


と、思います。


(また、別に書かせて頂きたいのですが、だからこそアンドレが先に死んだときに『わたしを置いていくのか!!!』というオスカルの言葉が大変哀しく聞こえました。)



そして2人は高ぶるその気持ちに素直に
一夜の契りを交わすのです。





やっと夫婦になったオスカルとアンドレでしたが恋人としての時間を過ごすことなく翌日死に別れてしまいます。




そんなオスカルの懺悔のような独白は、
名セリフ、名シーンとも言えると思いますが


気がつくのが遅すぎた



と涙する姿はやはり可哀想で成りません。







正反対のオスカルのセリフ。


それは2人が恋人、夫婦として過ごした時間が関係していると思いますが、




原作の、この言葉に対して



正反対の言葉をオスカルに言わせたアニメの面白さにまたまたため息がでます☆






アンドレのいない夜のシーン。



悲しみに暮れるオスカルはつらそうで可哀想なのですが



とても好きなシーンです。






気付くのが遅すぎたと、アニメオスカル。

遅すぎなくて良かった、と原作オスカル。




もちろん、どちらのオスカルもオスカルらしくて好きです。




アニメオスカルがアンドレと過ごすことの出来なかった恋人としての時間。

アンドレが死んだ夜、
オスカルの白い愛馬が現れて夢のような幻想をオスカルに見せてくれると言うシーン、儚くてこれも好きです。(o^^o)


そしてアランの姿を借りて、オスカルが立ち上がるのを助けるようにして現れるアンドレの幻想も、哀しいけれどステキですね。






自分を愛してくれるアンドレからの愛に気がつくのが遅すぎなくて良かった
と言う原作オスカル。


アンドレを愛していたはずの自分の気持ちに気がつくのが遅すぎた
と言うアニメオスカル。




この2つの言い回しが本当に興味深いな~!!!
と思います。




(o^^o)





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