アニメで姿を消したソフィア
さて、アニメベルサイユのばらは
あっという間に本日26話の放送を迎えます。
昨日、キャラクターたちの兄弟姉妹の話をしていて、
『そう言えば、ソフィアって原作だとアニメ25話くらいのタイミングで出て来たはずだよなぁ』
と、思いました。

ソフィアって存在ごとアニメだとカットだったのですよね。
アニメの尺の問題か?
とも思ったのですが
プチトリアノンからベルサイユ宮殿に移るアントワネット目がけてツッコんでくるテロリストのシーンが新しく作られていたけどソフィアはオールカット。
と、すると尺の問題ではなさそうですね。
原作でソフィアは
フェルゼンにはこんな妹がいた、
と、実在の人物を登場させる目的の他には
『オスカルまたもや女性にモテモテ』
エピソードの為に出てきた感じがありました。

ソフィアと初めて会った日
『来週のコンティ太公妃の舞踏会には出席するのか?』
とオスカルはフェルゼンに問います。
『ソフィアにベルサイユの舞踏会を見せてやりたい』
と、フェルゼン。
オスカルはその帰り道に
抑えきれないフェルゼンへの恋心に1人耐えながら帰路につきます。
そしてフェルゼンが来ると言っていたコンティ太公妃の舞踏会めがけてドレス姿になります。
新エピソードでソフィアは
このコンティ太后妃の舞踏会に現れた外国の美しき貴婦人は実はオスカルなのだと言うことを見破ります。

ソフィア、ただ者ではありません。
この時、ソフィアがオスカルに会うのは2回目です。
しかし誰も知り得なかったオスカルの姿を、その心の中まで瞬時に見破る洞察力の鋭いこと!!!
そう言えば
原作のほうでもオスカルのことを
『ああいうタイプの方は長生きしない』
なんて意味深な事を言っていたっけ。
しかもその予感は見事的中する。
また、ソフィアはドレスのオスカルを見破った直前にジェローデルのついた些細な嘘を見抜き、ジェローデルをもドキッとさせています。

そうか、ふんわりとした雰囲気に見えていたけれど、周りのことをしっかりと見ているタイプの女性なのだな。
やりおる。
新エピソードで外国の伯爵夫人はオスカルなのだと気がついたソフィアでしたが、
私の希望としては、聡明なソフィアにはその『正体』については、出来れば誰にも話さないでいて欲しかったです。
ソフィアはジェローデルに
伯爵夫人の正体を話してしまい、尚且つこのドレス姿で現れた訳までを見事に言い当て伝えてしまいます。
オスカルは兄の親友であること
兄はアントワネットだけを一途に思っていること
オスカルが女としてフェルゼンと踊るために素性を隠して現れたこと。
それを知っていたのであれば
オスカルの部下であるジェローデルに
オスカルの隠しておきたい女心を勝手に暴露するのはちょっと酷だなと、思ってしまいました。
原作では舞踏会に現れた美しき伯爵夫人にいち早く気がついたソフィアが、
『おにいさま ほら!ごらんになって』
と、フェルゼンの視線をオスカルに向かせます。

その後オスカルはフェルゼンと踊ることになるのですが、
この時にすでにソフィアがオスカルの恋心に気がついて兄と踊るように仕向けたのだとすると凄いですね。
ソフィア、怖いんですけど。。。
笑
2人をそっと踊らせてあげて、
オスカルの秘密を黙っていてくれたなら良かったのですが
そうはさせない。
このあたりを読むだけでも
『感の鋭いソフィア』
という位置づけを1つ上回る存在にも思えます。
悪く言うなら『曲者』?かな。
笑
舞踏会からしばらくしたある日のこと
オスカルはソフィアの馬車の車輪が溝にハマって立ち往生しているところを助けます。

そしてソフィアを誘ってカフェに入り、
代わりの馬車の到着を待つのでした。
ここでもソフィアは笑顔で怖いことを聞きます。

フェルゼンへの気持ちを諦められると思っていたオスカルが、ソフィアとの会話の途中で
ふとフェルゼンの残像を見た瞬間。
『オスカルさま、恋をなさったことがおありですの?』
と、ソフィア。
思わず『ギクッ』とするオスカル。
まるで見透かされているかのようです。
そして、新エピソードが発売されてからは嘘か本当か分からなくなってしまいましたが
オスカルが男性だったなら恋こがれて
こがれ死にしていたかもしれない
と、言います。

またまた女性から告白されるオスカル。
女性に好意を寄せられるのには慣れっこの様子のオスカルは
『貴女のような魅力的な貴婦人を妻にし損なった』
なんてお洒落な冗談を交えて彼女の言葉に返します。
(だけど、ロザリーの告白には何故かとても怖い顔で『私は女だ!』と言ったオスカル。ロザリーのホレ具合が余程マジだったのでしょうかね。)
そしてまたもや
オスカルを追い詰めるような発言をします。

『あなたのようなすばらしい方のハートを射止めるのは、いったいどんな男性なのでしょう』
オスカル思わず
『ビクン!』
とします。
ソフィアがオスカルに投げたこの2つの質問、
新エピソードを読んでからだとメチャクチャ怖いです
笑
オスカルの心を全て見透かしてた上で、
笑顔でこんなこと聞いたのかい?
女って、、、
こわい!!!!
少し前まではこのソフィアの質問、
全く気にもとめずに
『オスカルに恋する女性が持つ素朴な疑問』
として読んでいたのですが、
今となっては
美しく描かれたソフィアに添えられた一言

『ええ、ほんとですわ』
も
『絶対嘘だ!!!』
と、思えるほどです。
笑
今までは
ソフィアは華やかさはないけれど
女性らしい物腰の、柔らかな控えめで美しいスウェーデン貴婦人
として認識していたのですが
新エピソードでは
全く違う印象に見えてきます。
新エピソードでベルサイユに現れたソフィアは
肌は美しいけれどドレスがダサい
と、噂好きの奥様方に陰口を叩かれています。
オスカルやジェローデルの心の底を見抜いてしまうほど感の鋭いソフィアが、そのベルサイユで囁かれる自分の陰口に気がつかないとは思えません。
お洒落もしない、
ダンスもしない、
本ばかり読んでいたのだと言ったソフィア。
彼女はベルサイユで言われている陰口も、
自らの性格もきちんと解っていて、
オスカルとはまた違ったタイプですが
『女性としての自信を持てなかった女性』だったのかもしれないなぁ、と思います。
その分、しっかりと周りの状況を見極められる自立したタイプの人だったのでしょうね。
自らのことを
『プライドが高い』
と、言うソフィア。
今まではその鋭い感と洞察力で周りの者のペースを狂わせていたのかもしれませんが、
ジェローデルに助けられた時に、ソフィアは初めて自分のペースを崩されたのではないでしょうか。
絶体絶命の危機を、機転を利かせて救ってくれた男、ジェローデル。
しかも奥手な彼女はキスなんて初めての経験だったのではないかな。
お互い惹かれ合っていたくせに
ジェローデルに
『行かないで』を言えなかったソフィア。
ソフィアに『一緒にいてくれ』と言えなかったジェローデル。
そしてプライドが高いが故に、一緒になれない2人だったのだ
と言うことも解っていたソフィア。
ソフィア、、、何者?!!!
と、言う感じです。
原作だとちょい役だったはずのソフィアは、新エピソードにて一気にその存在感を見せつけてきました。
しかしあたくし、ジェロにオスカルの恋心を言ってしまった事だけ、その意図がまだイマイチよくわからないのですよね。
もうこの時に、既にジェロがオスカルに惹かれていることを見抜いていて、ドッキリさせようと『言ってみた』の??
もうちょい読んでみます。笑
謎めいたフェルゼンの妹ソフィアのエピソードを読んだ後に元の原作を読むと
ソフィアに不思議な妖気が見え始めたような気がします。
(元々のソフィアのほんわかした女性らしい感じ、とても好きだったのですけどね。今は二重人格に見えます 笑)
アニメでバッサリ切られたソフィアでしたが
原作にいないのに度々登場するのが
ジャルジェ家主治医のラソンヌ先生。
間もなくお久しぶりの登場ですね。
オスカルが腕の筋を切って以来です。
前に、ラソンヌ先生とは宮廷医師団の1人なのでは無いか?と、思ったことがあったのですが、どうやらこの私の妄想、実話かもしれない。。。と、思い始めています。
★実は名医のラソンヌ先生★
ラソンヌ先生のことなど、、、
興味のある方はあんまりいらっしゃらないかと思うのですが 笑
また次回にでも語らせて下さい。
しかしラソンヌ先生、優秀なお医者様のはずなのですが後半の出演では診断結果を伝えるのをじらしますね。
笑
アンドレが、左目失明後に右目の視力も失うのか不安だ、と訪ねてくるシーンでは
『先生、どうなんですか!?』と問うアンドレに
『うーん』
とか
『えー』
とか言ってなかなかアンドレに真実を言い出せません。
オスカルが胸を病んでいる事に気がつき受診したときも
『長くてあと半年の命だ』
とは言い出せずに嘘をいって誤魔化そうとします。
子供の頃から診てきたオスカルとアンドレの心中を思うと心苦しくて言えないのでしょうかね。
さて、本日の
黒い騎士に会いたい!
楽しみですが、いよいよ空気が重たくなってきますね。
よしっ!
楽しみましょうー!
(o^^o)(o^^o)(o^^o)