アクジョについて | ★★剣を持った青獅子★★

アクジョについて

ジャンヌは今週の放送で死んでしまいましたがジャンヌについて少し。




鏡越しにオスカルに話しかけるロザリー

フォーカスがオスカルから




ロザリーに移ります。




原作にはない、ロザリーとジャンヌとの指輪のやり取り。

私はこのシーンが大好きです。



エリザベス夫人の舞踏会でジャンヌと再会したロザリー。

その後オスカルの休暇中に海岸に訪ねてきたジャンヌと少し言葉を交わしたのを最後に首飾り事件が起きました。


海岸でのオスカルに対する姉の不躾な態度、野心丸出しの言動を目の当たりにしたロザリーは、原作のように首飾り事件の首謀者にジャンヌの名が上がっても取り乱すことはありませんでした。





原作では
『私の姉さんがそんなことをするなんて!』


と、言ったロザリーですが

アニメでは

『あんな姉ですから、やったのかもしれません』


と、オスカルに告げます。

アニメの皆さん、ぐっと感情を殺したセリフを口にすることが多いのですが、このロザリーもそうだな、と思いました。


姉ならやったかもしれない。


そう思いながらも



姉さんでなければ良い、
母さん、姉さんを守って。



セリフとは裏腹にロザリーはオスカルに指輪を託しながら姉の無実を誰よりも願っていたのではないかな。



その想いを全て理解したオスカルは
ロザリーの手を握り、ジャンヌに指輪を渡すことを約束します。




牢獄に出向くオスカル。


ここで興味深いのは、
原作によると、ジャンヌら首飾り事件の首謀者を裁判までの間留置していたのがバスティーユだったとのことなので、

オスカルは後に自らの命を奪うことになるバスティーユ牢獄の内部へと知らぬうちに入ってゆく事になるのです。


原作オスカルが経験していないことを体験するオスカル。








また、オスカルが指輪を届けに来た理由が好きです。


『ロザリーに、渡すと約束した』から。


ロザリーとオスカルの絆が感じられました。



指輪を見ても


『しらないねぇ』



と、小馬鹿にしたような上目遣いで『ジャンヌ・バロア』を演じきるジャンヌ。




しかしオスカルが去った後のこの寂しげな表情が『素』のジャンヌなのでしょう。


こういう表情を見せてくれるから好きになってしまいます。



原作には言葉で


関係者全員がバスティーユ牢獄にほうりこまれた



との記述がありますがアニメにはナレーションやセリフが入りません。



しかし、アンニュイな表情で指輪を見ていたジャンヌの後にはどしゃ降りの雨の中にたたずむバスティーユ牢獄が映し出されます。


やはりここは間違いなくバスティーユ牢獄だと言うことを見せてくれました。



こちらは↓ネットに載っているバスティーユ牢獄の画。








裁判では母の指輪を付けるジャンヌの姿がありました。



力を貸して、母さん。


ジャンヌは亡き母に語りかけます。







ジャンヌは、ロザリーの姉を想う気持ちをしっかりと受け止めたのか、と思いきや


法廷ではデタラメなワンマンショーを繰り広げました。



人間らしさを出し惜しみしながらあくまで『アクジョ』を貫き通す、



これがジャンヌの魅力なのかな。


赤い爪で長い髪をしたジャンヌが法廷に立つ姿に魔女裁判をイメージしてしまいます。


ジャンヌは魔女どころか『悪魔のよう』なんて言われていたことがありましたけどね(o^^o)