微笑みの先にアンドレ



アニメでオスカルがこの世を去った時に流れる止め絵です。
この止め絵シリーズ大好き。
色鉛筆で描かれているようなあたたかいタッチ。
オスカルの顔が優しくて素敵。
アンドレはアニメ中盤からよくリンゴを手に持っていますね。
もちろん、時には食べますI
リンゴ食べるかい?
と聞くアンドレ
もらおう!
とオスカル。
アンドレがオスカルへリンゴを投げるとリンゴはその放物線を描く途中で射抜かれてしまいます。
はっ!
とするオスカルとアンドレの目に映ったのはフェルゼン。
アメリカから帰ったフェルゼンが
オスカルたちを驚かすためにリンゴを狙い撃ちしたのでした。
オスカルはやっと会えたフェルゼンに笑顔で駆け寄り、結局アンドレのリンゴを食べるシーンはありませんでした。
アンドレがオスカルに向けて投げたリンゴを全く悪気なく射抜いてオスカルの笑顔をさらっていってしまったフェルゼン。
この短いやりとりに今後の3人の関係が詰め込まれているかのようにも思えます。
アンドレが左目を失う日の夕方に
オスカルめがけてカラスが飛んでくるということもありましたが、今後の展開の行方を暗示するシーンを挟むという演出は、ドラマのようです。
アンドレが良く持っていたようなリンゴを持つオスカルの止め画。
これもオスカルの逝った後に映し出されたものですが、この画のオスカルの視線の先にはアンドレがいるのかな
そう思いました。

この絵にアンドレは描かれていないけれど、リンゴを持って優しく微笑むオスカルの視線の先にアンドレが見える。
そんな風に思える
とても好きな絵です。
リンゴがアニメに登場するくらいの時期には、主要メンバーは皆素敵な大人になってますが全員が実らぬ恋に悩んでいます。
国王を夫に持つマリーアントワネットとの不倫の恋な苦しむフェルゼン。
そんなフェルゼンに一方通行な思いを寄せるオスカル。
そしてそのオスカルの届かぬ恋心を間近で見ていなければならない、身分違いの恋をするアンドレ。
そしてアンドレはオスカルへの行き場のない思いをリンゴと一緒に飲み込んでいるよう。
しかし、あの画のオスカルはリンゴをしっかりと握りしめ静かに笑っています。
リンゴはアンドレから受け取ったのか否か
それは誰にも分かりませんが
でもやっぱりその優しい眼差しの先には
アンドレがいるのだろう。
そう思ってしまうのです☆
聖書では
赤く実った禁断の果実を口にして
真実を知り、エデンを追い出されてしまうアダムでしたが
その後、二人は夫婦となるのですよね。
人類初の夫婦です。
毒リンゴをかじった白雪姫は継母が自分を殺したいほどに憎んでいることを知りますが、そのおかげで結果王子は白雪姫を見つけることが出来るのです。
そしてりんごをかじったアンドレは
愛する女性の心が他の男性に向いていることを知りますが、最終的にはその女性から『愛している』という言葉を聞くことが出来るのです。
真実の実を口にすると災いが押し寄せてくるような、そんなイメージがありますが、そうでもないようですね!

リンゴってバラ科なのですって。
何だか色々掘り下げて妄想したくなる要素がありますね。
(o^^o)(o^^o)(o^^o)



例外か。笑
