オスカル、ロザリーへの贈り物 | ★★剣を持った青獅子★★

オスカル、ロザリーへの贈り物

ポリニャック家へ移り住むことになった
ロザリー。


オスカルはロザリーにプレゼントを渡します。





自分の肖像画です。
渡す前に、オスカル何処からか取り出してホコリを払ってます。

棚の上にでもおきっぱなしにしていたのかな???
絵のモデルになるのは嫌がっていたようだけど、たまには描いてもらっていたのね。

そして



抱擁と、ほっぺにちゅ。

ロザリーは口にして欲しそうな表情。
こんなエロいほっぺにちゅ
あるかーーーぁい!
ホレテマウヤロー!(既にホレ済か。)

というくらいのジラしたちゅーです。

(あっ、このオスカルバラ背負ってた。取りこぼした~(T_T))


のちに、この肖像画のおかげで黒い騎士事件の時に黒い騎士一味と思われる輩に襲われたオスカルは、ロザリーの昔の知り合いのお家で介抱してもらえたのです。

(でも、このときのお話はちょっとホラーだと思ってます。オスカルのアンビリバボー体験。また覚えていたら描こう。)


あの肖像画渡しておいて良かったね!
オスカル!

という、
肖像画は、今後のオスカルの生死を分けるほどの複線にもなる小道具なのです。


ロザリー、あの雪の日家出で、大きな荷物持っていたようには見えなかったが。。。
もしや肖像画のみ抱えて家出したの???
オスカルへの想い!凄い。








一方、アニメロザリーは
オスカルからネックレスをもらいます。
オスカル、そんなネックレスしていたのね。




アニメのロザリーは、オスカルに前もってポリニャック家に行くことを告げずに突然出て行きます。


オスカルにさよならを言うロザリーに、

『聞いていない!』

と、いうオスカル。

その場で自分の首からそのネックレスを外しロザリーに渡す。



手渡してからの


抱擁



アニメの後半では(出崎監督時代)
このような窓際の逆光シルエットがよぉーく出てきます。
美しくて大好きです。


アニメのオスカルも黒い騎士一味に襲われますが、肖像画なくても奇跡的にロザリーのご近所さんのおばさんに介抱してもらえます。



オスカルがロザリーにお別れの品を渡すのは原作もアニメも同じだけど、
一方は肖像画  もう一方はネックレスと変わるのが、

『なんでなんだろー!』と、
聞きたいな。




たまに、原作のテイストをそのまま取り込んでいるアニメのシーンもあるの。


ジャルジェ家を去っていくロザリーを思いながらオスカルが、

『春風のよう』
と、ロザリーの事を言っているシーン。








窓にもたれて外の景色を見ているオスカルの絵。

そして

春風

と、いうキーワード。
ロザリーを愛おしく思いながら
見送るシーン。


贈り物は原作とアニメで違うのに、
こういう細かいシーンは、ほぼ忠実に再現されている。


この辺りの加減、おもしろいー!


で、でも。

構図はほぼ再現なんだけど、
『春風のよう』なロザリーを表現する手法
が、これまた原作もアニメで異なる。



原作ではオスカルが眺める
窓の外には枯れ葉が舞っているの。
でも、オスカルがロザリーを思って
『まるで春風のような娘だった』
と言うセリフを発すると、
窓にはバラの花びらが舞う。




オスカルの心を表すかのようなその演出。
木葉をもバラに変えてしまうような、
優しく可愛らしいロザリーを表す
比喩画ですね!


細かいなぁー。


一方アニメは、眩しいくらいの日差しを浴びているオスカル。

まるで春の柔らかい日差しを感じているかのような優しい眼差しで、そして寂しげに
ロザリーを『春風のようだった』
というの。



キラキラと眩しい陽射し。
オスカルがロザリーの優しさに包まれているかのような演出。




原作とおんなじ、
だけど違う!!!


なんでだろうね、
比較してみると本当に面白いの。

どちらの演出も甲乙付け難い素晴らしさがあるってうのが、いつも凄い!

と、思うのです。