ジェントルマン、ダグー大佐の優しさ
ダグー大佐。
アニメとなり、一気に素敵なおじさまキャラとなった人。

とはいっても、その命の吹き込まれたシーンは、わずか二回。
数秒程度のものが二回。
ダグー大佐の人間性、そして彼の人生までもがかいま見れるのです。
無理な勤務が祟ったのか、
オスカルは胸の病におかされます。
原作では強いお酒を飲む場面もあり、
プライベートでのストレスと、永年勤めた近衛の除隊、そして衛兵隊への移動。
荒くれ集団の反発っぷり、
近衛の時のように思い通りに行かない指揮。
フェルゼンヘの想いを断ち切る為に、軍人として生きようと決心した矢先に
女として生きるように!と、婚約者を探し始める父。
貧しさ故に
王室への不満をつのらせる民衆。
変わりゆくフランス。
それこそ、今までは
『夢中で走って』いたオスカル。
気が付けば胸を病み、吐血するようになっていた。
いつもはタフなオスカルだけど、この辺からは1人、人知れず顔色を悪くして苦しんでいる時もある。
オスカルの顔色が悪いことは、
肖像画を描いている画家アルマンも気が付いているのだが、
このダグー大佐も、オスカルの
体調不良に気が付いた1人。
他人が気になるくらいなのだから、
オスカルは相当良くない状態なのだ。
しかし、職場では何事もないような素振りを見せるオスカルに、
『お屋敷に戻って待機してください、何かあったら使いを出すから』
と、家に帰って休むことを進める
ダグー大佐。
大丈夫だ。
と、笑ってみせるオスカルに大佐は
涙を浮かべなから
自分の妻も昨年胸の病で亡くなった
のだと告白する。
そして
『ですから私にはわかるのです。
だいぶ前から気づいておりました。
ですから私の言うとおりに、、、』
と、続けた。
オスカルも目を丸くしてドキッとした顔をする。
あなたの言うとおりにしよう
と、オスカルは素直に屋敷に帰る。
奥さんを亡くしてつらい思いをした人だからこその気遣い、そして、
ダグー大佐にその経験をさせることによってこの人の『一言』に、意味が生まれてくるな、と思う。
お疲れのようなのでお帰りください。
と、いうセリフでオスカルを屋敷に帰すことも出来たろうけど
胸の病で亡くなった妻を持つ男性に、
涙ながらにその言葉を言わせることで
オスカルの状態がよほど悪いのだ、ということ。
そして、こんなにも体調が悪いのに無理を押して仕事をしているのだという様子も良くわかる。
人物同士の会話が、所謂
『説明芝居』にはなっていないのだけれど、
ダグー大佐の背負っている辛い身の上話、優しさ、気遣い、誠実さ、
オスカルの具合が相当悪いこと、オスカルがダグー大佐の好意を素直に受け取って帰ることにするところ。
この数秒の二人の会話でそれがすべて分かる、これが素晴らしい。
アニメオスカルの演出って、こういうこと多い。
長くてあと半年の命だ、と医者に言われたばかりのオスカル。
そして、妻の衰弱していく様子を近くで見ていたであろうダグー大佐。
大佐には、オスカルの命の期限も経験から分かっていたのだろう。
『ですから私にはわかるのです。
だいぶ前から気づいておりました。』
の、セリフの後には
こんな無理をせずに、いまはゆっくり休むべき状態なのだ、そうでないと本当に命を縮めることになる』
というニュアンスがある。
この身の上話をすることで、
ダグー大佐がオスカルの部下であるおじさん、という位置づけから、一気に印象深い存在になったなーと、感じる。
そもそも、ここでダグー大佐がオスカルに帰ることを勧めてくれなかったら、
オスカルとアンドレは家族にさよならを言うことが出来なかったし、
肖像画も未完成のままだった。
ありがとう、ダグー大佐!
(逆よ、オスカルを家に帰すために、ダグー大佐が登場しただけなんだよぉーとかは言わないで~☆)
このあと、オスカルたちが衛兵隊を除隊し、民衆と共に戦おう!
と、会議をするシーンに現れるダグー大佐。
あなたが私たちと行動を共にするとは思えない。
というオスカル。
ダグー大佐は
『一緒にいけない、そしてこのことは本部に報告する』
と、いう。
ただし、
今日は無断で一日休暇を取るので
、報告は明日以降になると思います。
と、いうのだ。
ここでも、彼の人間性が良く現れている。
あくまで真面目、堅物。
でも、そんな堅物が今日に限って無断で休みを取る。
報告が明日になるのなら、見逃したも同じこと。
これは、ダグー大佐らしい優しさ。
なんて粋な計らいなのだろう。
かっこいい。
その場にいたオスカル、アンドレ、アランをはじめとする元B中隊はみな、
その気遣いに感謝している。
原作のダグー大佐は
王室に反旗を翻すこととなったオスカルたちに、
『私は貴族以外の何者にもなれません』
と、いうセリフを残し、
オスカルとは行動を別にすることを選ぶ。
アニメのダグー大佐も、結局はオスカルと行動を共にしないという結論にはなるのだけど、
『貴族以外の何者にもなれません』
というセリフをここまで広げて、
ダグー大佐を印象的なジエントルマンキャラクターにしてしまった事は本当に素晴らしい!
(原作ダグー大佐の、この↑セリフも凄く興味深いセリフだと思っています。)
アニメでのこの、二つのエピソードのおかげで私、ダグー大佐大好き。
(*^-^*)
勝手に、キャスティングするなら
児玉清さんみたいなインテリジェンスなジェントルマンがいいー!!!
と、思ってます。
ただし、このキャスティング
(キャスティングしても、この先何にもないんだけどぉ~笑)
今週で終わってしまったなぁ。
なつかしや~のドラマでした。
アニメとなり、一気に素敵なおじさまキャラとなった人。

とはいっても、その命の吹き込まれたシーンは、わずか二回。
数秒程度のものが二回。
ダグー大佐の人間性、そして彼の人生までもがかいま見れるのです。
無理な勤務が祟ったのか、
オスカルは胸の病におかされます。
原作では強いお酒を飲む場面もあり、
プライベートでのストレスと、永年勤めた近衛の除隊、そして衛兵隊への移動。
荒くれ集団の反発っぷり、
近衛の時のように思い通りに行かない指揮。
フェルゼンヘの想いを断ち切る為に、軍人として生きようと決心した矢先に
女として生きるように!と、婚約者を探し始める父。
貧しさ故に
王室への不満をつのらせる民衆。
変わりゆくフランス。
それこそ、今までは
『夢中で走って』いたオスカル。
気が付けば胸を病み、吐血するようになっていた。
いつもはタフなオスカルだけど、この辺からは1人、人知れず顔色を悪くして苦しんでいる時もある。
オスカルの顔色が悪いことは、
肖像画を描いている画家アルマンも気が付いているのだが、
このダグー大佐も、オスカルの
体調不良に気が付いた1人。
他人が気になるくらいなのだから、
オスカルは相当良くない状態なのだ。
しかし、職場では何事もないような素振りを見せるオスカルに、
『お屋敷に戻って待機してください、何かあったら使いを出すから』
と、家に帰って休むことを進める
ダグー大佐。
大丈夫だ。
と、笑ってみせるオスカルに大佐は
涙を浮かべなから
自分の妻も昨年胸の病で亡くなった
のだと告白する。
そして
『ですから私にはわかるのです。
だいぶ前から気づいておりました。
ですから私の言うとおりに、、、』
と、続けた。
オスカルも目を丸くしてドキッとした顔をする。
あなたの言うとおりにしよう
と、オスカルは素直に屋敷に帰る。
奥さんを亡くしてつらい思いをした人だからこその気遣い、そして、
ダグー大佐にその経験をさせることによってこの人の『一言』に、意味が生まれてくるな、と思う。
お疲れのようなのでお帰りください。
と、いうセリフでオスカルを屋敷に帰すことも出来たろうけど
胸の病で亡くなった妻を持つ男性に、
涙ながらにその言葉を言わせることで
オスカルの状態がよほど悪いのだ、ということ。
そして、こんなにも体調が悪いのに無理を押して仕事をしているのだという様子も良くわかる。
人物同士の会話が、所謂
『説明芝居』にはなっていないのだけれど、
ダグー大佐の背負っている辛い身の上話、優しさ、気遣い、誠実さ、
オスカルの具合が相当悪いこと、オスカルがダグー大佐の好意を素直に受け取って帰ることにするところ。
この数秒の二人の会話でそれがすべて分かる、これが素晴らしい。
アニメオスカルの演出って、こういうこと多い。
長くてあと半年の命だ、と医者に言われたばかりのオスカル。
そして、妻の衰弱していく様子を近くで見ていたであろうダグー大佐。
大佐には、オスカルの命の期限も経験から分かっていたのだろう。
『ですから私にはわかるのです。
だいぶ前から気づいておりました。』
の、セリフの後には
こんな無理をせずに、いまはゆっくり休むべき状態なのだ、そうでないと本当に命を縮めることになる』
というニュアンスがある。
この身の上話をすることで、
ダグー大佐がオスカルの部下であるおじさん、という位置づけから、一気に印象深い存在になったなーと、感じる。
そもそも、ここでダグー大佐がオスカルに帰ることを勧めてくれなかったら、
オスカルとアンドレは家族にさよならを言うことが出来なかったし、
肖像画も未完成のままだった。
ありがとう、ダグー大佐!
(逆よ、オスカルを家に帰すために、ダグー大佐が登場しただけなんだよぉーとかは言わないで~☆)
このあと、オスカルたちが衛兵隊を除隊し、民衆と共に戦おう!
と、会議をするシーンに現れるダグー大佐。
あなたが私たちと行動を共にするとは思えない。
というオスカル。
ダグー大佐は
『一緒にいけない、そしてこのことは本部に報告する』
と、いう。
ただし、
今日は無断で一日休暇を取るので
、報告は明日以降になると思います。
と、いうのだ。
ここでも、彼の人間性が良く現れている。
あくまで真面目、堅物。
でも、そんな堅物が今日に限って無断で休みを取る。
報告が明日になるのなら、見逃したも同じこと。
これは、ダグー大佐らしい優しさ。
なんて粋な計らいなのだろう。
かっこいい。
その場にいたオスカル、アンドレ、アランをはじめとする元B中隊はみな、
その気遣いに感謝している。
原作のダグー大佐は
王室に反旗を翻すこととなったオスカルたちに、
『私は貴族以外の何者にもなれません』
と、いうセリフを残し、
オスカルとは行動を別にすることを選ぶ。
アニメのダグー大佐も、結局はオスカルと行動を共にしないという結論にはなるのだけど、
『貴族以外の何者にもなれません』
というセリフをここまで広げて、
ダグー大佐を印象的なジエントルマンキャラクターにしてしまった事は本当に素晴らしい!
(原作ダグー大佐の、この↑セリフも凄く興味深いセリフだと思っています。)
アニメでのこの、二つのエピソードのおかげで私、ダグー大佐大好き。
(*^-^*)
勝手に、キャスティングするなら
児玉清さんみたいなインテリジェンスなジェントルマンがいいー!!!
と、思ってます。
ただし、このキャスティング
(キャスティングしても、この先何にもないんだけどぉ~笑)
美女か野獣の再放送、見てた影響は
大
今週で終わってしまったなぁ。
なつかしや~のドラマでした。