ばあやっこオスカル | ★★剣を持った青獅子★★

ばあやっこオスカル

大好きなばあや。

メインキャラマリーアントワネットのことよりも、ばあやのことをかいてしまう。

めがねのまるいおばあちゃんだった、自分の祖母ににているからかも。




ひとつ、読み返しをして気が付いたことがありました。


と、いうか自然に読んでたからわたし全然気が付かなかったけど、ばあやが倒れてからオスカルってお家にいる時間はばあやのお部屋で過ごしていたのかも。


と、いうこと。





ばあやが倒れて間もなく、オスカルは肖像画を描かせるために画家を呼ぶ。

とても陽気な画家のおじちゃん。

アニメ版の画家はオスカルの体調が悪いことを察しており、『急がないと』と、言っている。

しかも、アニメ版の画家は陽気な性格ではなく、誠実な印象。


絵のモデルであるオスカルがだいぶ疲れていることを察すると、

『今日はこの辺で、、、』と、切り上げようとする。
オスカルは大丈夫だ、というけれど、
『わたしのほうも(疲れてしまった)』

と、オスカルが気を使わないように気遣う事のできる人。


原作の画家も、オスカルの顔色が良くないことを指摘するが



お嬢様にケチをつけるなんてーー!!!!
ムキー!

と、このありさま笑

喧嘩してる。笑


そう、オスカルは、ばあやの部屋で絵を描いてもらっている。





その他、ばあやのお部屋で読書するオスカル。

強いお酒を飲んでばかりのオスカルを心配してプリプリ怒った直後に倒れたばあや。


オスカル、そんなこともあってワインを飲み干したあとのおかわりをするのをやめている。

ばあやもそれに気が付き、

しなくても良い苦労をしているお嬢様が可哀想だと泣いている。


ばあやはオスカルが疲れとストレスを紛らわすためにお酒を飲み過ぎていたことをちゃんと理解している。








いつも心配性なばあやだけれど、
この心配が、オスカルへの最後の言葉になってしまった。


オスカルの、ばあやへの感謝の言葉。

『愛しているよばあや  
いつまでも かぎりなく』


そして、もう一度パリから戻ってその言葉を聞かせて欲しいというばあやのお願いに『うんうん』
と、いつものように答えるオスカル。

『ばあやは心配性だね、大丈夫だよ、心配しなくても』

というようなオスカル。


ばあやに優しくお布団をかけてあげる。


でも、オスカルはそんなばあやとの約束を果たすことはできなかった。




ばあやが倒れた後に度々ばあやの部屋を訪れて、そこでのんびりしてるオスカルががわいい。
パパの部屋では絶対にやんないだろーな。



ふたりの関係が近いことを台詞なしに、状況だけでみせているシーン。


池田理代子の方も、
なんの説明もなしにオスカルをばあやの部屋にあそびに行かせている感じがいい。


『ばあやの様子を見てくる』
とか、オスカルに言わせることも、


ばあやが倒れた後、オスカルは度々はあやの部屋を訪れたのであった


とかナレーション入れることもない。


私が作家ならそーゆー説明的な余計な一言入れちゃうかもー!センスナイー笑!






その状況と、オスカルとばあやが自然すぎて全然気が付かなかった。
で、気が付いたときに
『オスカルめっちやばあやんとこ行ってるしー!!!かわいいー!』
ってなる。

私そうなった。笑



あんなに大きな油絵だもの、オスカルの顔の部分を描くだけでも画家は結構の回数ジャルジェ家を訪れているよね。

きっとそのたびばあやの部屋に行ってたのではないかな。


画家がばあやに花を持って訪ねてくるシーンがあったけれど、描かれていないシーンとして画家とばあやのメオト漫才的なやりとりがきっと沢山あったのだろうなー。



えっ?!
ムッシュウ、ばあやのこと好きなの???!

と、思ったけれど最近なんとなく納得。

オスカルきっかけで結構しゃべったりする機会があったわけね。



ばあやとオスカルがこんなに仲良しなのも、ばあやがアンドレのおばあちゃんだった、と言うことも関係しているよね。


アンドレと同じ年頃のジャルジェ家の末娘オスカル。

アンドレと一緒になってばあやに甘えていた事もたくさんあっただろうし、
子供の頃はアンドレがおばあちゃんの部屋に行くのに当たり前にくっついて行っていただろうから、
大人になってからもその延長線で遊びに行っていたのかな。



ジャルジェ家の人々は使用人と、雇い人の貴族という枠を越えて、まるで家族のように彼らを大切にしていたのかもしれない。

男の子が欲しくて欲しくてたまらなかったジャルジェパパ。
きっと、アンドレのことはオスカルと一緒に可愛がり、色々と面倒を見ていただろう。


だから、ばあやをいたわるのはオスカルにとっては当たり前の行為なのだな。


じーん。