保育で、外遊びの時に
最近ヒーローものに目覚めた子どもたちから
「たたかいごっこしたーい」
とのお誘いが。
よっしゃー!
とばかりに一緒に走り回っています。
2,3歳なので、まだ本格的な戦隊ものの遊びではなく
長めの葉っぱを剣に見立てた子どもたちが
走ってきて「えい!」と空(くう)を切るみたいな感じ。
私は子どもの頃
戦隊ものに物凄くハマった時期がありまして。
元々、物語ものが大好きで
絵本や、紙芝居、アニメ、人形劇などなどのストーリーに入り込み
登場人物の気持ちや、物語の世界観の中にどっぷりとハマりこむタイプで。
戦隊ものにもハマった時は
自分がヒーローメンバーの一人になった気分で
一人遊びをよくやっていました。
その後、成長するにつれて
時代劇も好きになり(好みのジャンルがめちゃくちゃ)
剣殺陣アクションが好き過ぎて
表現者(パントマイムアーティスト)を生業にしていた時に3年くらい
アクション事務所で習っていたくらいでした。
そんな私が現在保育士。
「たたかいごっこ」だなんて。
もうね、得意よ(笑)
子どもたちと距離をとった位置から向き合い
(子どもたちも、いい表情で葉っぱ剣を腰に持ち)
お互いに、ささささささ(走る)
しゃー!(空を切る)
もう一回!
もう一回!
というコールとともに
何回も、とりゃー!と言いながら走り回るワタクシ(笑)
傍からみたら、きっと変な保育士。
ぜんぜん気にしない。
だって、子ども時代にファンタジーの世界に
どっぷりと入り込む経験って大切だから。
そういう遊びをやりたい気持ちは
身体表現活動として、めいっぱい叶えたい。
何より、私も楽しいから(笑)
あ、最近もう一つ
7匹の子ヤギや、3匹のこぶたのオオカミ役も任されます(笑)
「こやぎの匂いがするぞ、ここかな?ん?ここだな。バクバクバク」
子どもたち、椅子や木の陰に隠れて
くるよ、くるよ、きたー!
の期待からの予定調和な展開に大ハマりしてます。
「劇」の体験って子ども時代に本当に大切だと思ってます。
デジタルものが環境にどっぷりとある現代の子どもたちだからこそ。
ファンタジーの世界を楽しむ。
物語の世界を体現する遊びを楽しむ。
サイコーな遊び。