会話の時、伝えたい言葉をちゃんと相手に届けていますか?
言葉・・・声は目には見えないものですが、実は見えます。
あ、変なこと言っているわけではないですょ・・・笑
届いているか、いないかは、相手の反応や、
その後の状況、様子の展開などで分かります。
だから、言葉は見えている。
発するときに、誰に、何を伝えたいのか
そこに意識して、声(言葉)を届けるイメージ
私は実際に言葉(声)を口から相手に
届けるように発することを意識して行動しています。
たとえ、相手が少し離れていたり、
複数に伝える場合でも同じようなイメージをします。
う~ん、私の文章能力では、この感じを伝えるの、限界か。。。
えっと、言葉の糸のようなものを、相手に飛ばす・・・
いやいや、これ想像したら、怖いって(;''∀'')
ふわっと、何とな~く話す、とか、漠然と言う、とかじゃなくて
(↑これやっている人、だいだい無意識的にやっているように感じます)
また、怒り口調だったり、イライラだけで言うのじゃなくて
(これもまた、けっこう無意識行動ですよね、、、気をつけよう)
言霊の大切さに気付かずに、いつも何となく発している場合
相手には伝えたいことの半分も伝わっていません。
だから、状況も事象も変化しません。
(時には状況や事象が悪化しちゃうこともありますね)
時折思うのですけど
よく、管理職の方が部下の人のことを
「〇〇さん(←部下)言ってもちゃんと理解してないこと多いのだよね~」
なんて言っていることありますが
なんで、管理職の人は自分の『伝え方』『言い方』がマズイのかも・・・
という発想にはならんのですかねぇ。
部下の「情報を受け取る力不足」ももちろんあるかもしれませんが
こういう場合、けっこう管理職の方の伝え方が下手くそな マズイ場合が多々ですよね。
もちろん、発するとき、伝えるとき、相手へのリスペクトも必要ですよ。
そうじゃないと、それもまた言葉(声)に混ざって伝わります。
言葉を伝える、届けるって
言葉って
本当に取り扱い、大切なんです。
だからこそ、これからたくさんの事を体験して、吸収して
大人へと成長発達していく子どもたちが耳にする言葉の環境は
豊かであってほしいです。
スーパーや町などで、親が子どもを注意するのに
「何やってんだ、てめぇ」
「いいかんげんにしろよな!」
「バカか!」
などという言葉を、近年、本当によく耳にします。
そもそも言葉のチョイスがアカンのですが、
その声色、表情、態度など
言語、非言語どっちの圧も尋常じゃない。
父親の場合も、母親の場合もどちらも。
この子どもさんは、このような威圧的な言語、非言語を
日々の中でけっこう浴びているのかと思うと
正直、悲しくなります。
ただ、子どもに関わるものとして
また、心理的側面からのコミュニケーションのアプローチも
生業にしてきているものとして
このような親を「なんて親だ」と思うだけというのもまた違う気がしています。
もしかしたら、親御さんもまた、この方法しか知らない成育体験であったり、
親御さん自身の心の部分に余裕が無い状態なのかもしれないですから。
このような状況を町でみるたびに
子どもさんにとっても、親御さんにとっても
どうか、どちらも、圧によって言うことをきかす
圧によって押さえつけられる
という経験以外の方法を体験できる、きっかけがありますように
と願うしか、できない私です。
そして、自分自身も豊かな言葉を届けることができるよう
日々是精進です。