以前の日記でアメリカ・インディアン ラコタ族の聖なる道化師 「ヘヨカ」のことを
書いたことがありました。 → こちら
ヘヨカは、笑いを届けることを専門とする存在だそうで、
単なるコメディアンではなく、祭儀や伝統行事で活躍したり、
普段の生活においても生涯にわたって人を笑わせ、教え導いていく道化師だそうです。
ヘヨカは、あまのじゃく とも呼ばれるそうで、、
前に進む時には後ずさりして歩いたり、厳粛な儀式の場でおふざけを見せたりなど
常に社会の常識の逆をいくそう。
その行動には、笑いを誘うだけでは無い深遠な意味があるそうで、
ヘヨカの言動を見て、衝動的に笑ってしまえば緊張は解け、
頭をいっぱいにしていた考えや、自分を虜にしていた感情から解放され、
人や状況などが一つのことに一気に集中する時に、
バランスを取るための風穴としての役割を持っているそうです。
以前に必然によってヘヨカの存在を知り、興味が湧いて本などで調べた時に
その存在の深い本質を知って、とてつもなく涙が勝手に出てしまったことを覚えています。
今でもそうなんですけどね。
心(魂)が震えて、涙がでます。。。
今世において、私は偶然から必然の流れによって道化師の道を歩んでいます。
(まんだら絵師活動よりもずっとずっと前から道化師としての活動をしておりました。
今は、エンタメのお仕事はほぼ引退しておりますが、
エンタメとは別の形で、道化師として子ども達のサポートをしています。)
ヘヨカを知ってから、ある思いが私の中で生まれ、
最近はそれがじわじわと、育ち始めています。
道化師をすることは、私にとって、やはり大きな意味と使命があるのだということ。
エンタメ仕事をやっていた時に、私が道化師をやる意味は、
ただ、ただ、人の笑っている顔が見たい それだけでした。
それは今も変わって無いし、
普段の私もそれが軸になっているところがあります。
もはや、道化師を 「する」 とかそういう次元ではなくて、
私は道化師なんだなぁ~と、最近やっと気づきました(遅っ。。。笑)
私を作っているのは道化師的要素だという意味。
聖なる道化師ヘヨカがその存在を持って、
人々や環境、状況のバランスを取る大切な笑いの精神、
メディスンマンの一種とされているように
私も、私の存在がそのような存在になれるよう
これからも生きようと思います。
その思いに囚われたり執着はせずにね☆
道化師の象徴 Red Nose ☆