私は、物凄~く歌が下手くそです。

ビックリするほどの音痴。


のっけから、こんな報告ですみません(笑)


昨夜、家族が見ていたテレビ番組を見たら、

ある歌手が歌っていました。


その歌声を聴いたら、涙が勝手に出てくるほど心に響く歌声でした。

歌が上手い、という技術的なことだけじゃない

魂の歌い手さんだと思うほどに。


その人は、台湾出身のリン・ユーチュンさんという方でした。


日本の女性シンガーの曲を (MISIAさんの曲など、難しい選曲を)

日本語の言霊の思いをもメロディに乗せて

聴いている人の心にダイレクトに届けてくるその歌い方は

歌うために生まれてきた人なのだなぁ~と思いました。


表現の世界は何でもそうだと思うのですが、

技術的なことは本人が頑張れば何とかなります。

(私も表現の世界に長く身を置いていたのでこう思うのです)

もちろん、持って生まれたセンスも必要だと思います。


けれど、人の心にダイレクトに響くのは、結局のところ

「その人自身」

だと思うのです。


その人自身の心持ち、人柄、何を感じ、何を思って生きているのか・・・など・・・

それが、歌、ダンス、パフォーマンス、芝居、絵、楽器演奏、文章・・・

何かを表現する時にはっきりと出ます。


勝手に出てくる涙を、ちょっと恥ずかしいので

母に気づかれぬようにぬぐっていたら、歌声に同じく感動していた母が


「神様がいるとすれば、ちゃんと公平に能力を与えてくれるんだね~」


と別な観点から感心してました(笑)

いや、うんと、確かに、リンさんは太めポッチャリ体系の方ですけれどもね(笑)