「西の魔女が死んだ」 という本を読んだことはあるでしょうか。

梨木香歩さんが書かれた小説です。

何年か前に友人が、きっと好みだと思うよ と教えてくれて読んだ本。


登校拒否となった主人公の中学生少女が夏の一カ月を

祖母の家で生活し、祖母から様々なことを学び、体験し、成長していくストーリー。


その中で祖母が孫(少女)に 「直感」 について教え伝える場面があります。


「 これは魔女修行のいちばん大事なレッスンの一つです。

  魔女は自分の直感を大事にしなければならない。

  でも、その直感に取りつかれてはなりません。

  そうなると、それはもう激しい思い込み 妄想となって

  その人自身を支配してしまうのです。

  直感は直感として、心のどこかにしまっておきなさい。

  そのうち、それが真実であるかどうか分かる時がくるでしょう。

  そして、そういう経験を幾度となくするうちに

  本当の直感を受けたときの感じを体得するでしょう 」



直感と、日常生活とのバランスを大切にしている私にとって

この祖母のセリフはその事を分かりやすく説明している言葉だなぁ~と感じ、

それから毎年の手帳にこの言葉を書き記しています(^_^)


スピリチュアルなこと、直感に従う言動など、

私は取扱いをとても大切に気を付けています。


それは、人それぞれ、様々な選択と、真実を持っているから。

自分の思う選択と真実が、どの人にも当てはまるわけではないから。


もちろん、道徳的、倫理的に反することには、

直ぐに直感で動きますよ。



今、色々な人の思惑と意見と、意向と思いと・・・

良きにつけ、悪しきにつけ、タイミングも含めて

様々なことが絡み合い、混ざりある状況が起き、

その中に私も入っています。


それぞれの人達の意見がその人達の真実であり、

私の意見、思いもまた私の真実。


直感に従う心根は持ちつつ、

それに取りつかれないように、激しい思い込みにならないように

努めて気を付けていようと思っています。

冷静に淡々と。


自分のことも人の事も状況も、良いところ、違うところを

バランスよく見ることが出来ることを大切に。


人生勉強の道は続くよ続くどこまでも~♪


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