埼玉県の植物店、アルペンガーデンやまくさにてキヌランが売られていました。購入しようとしたら、「ああこれはすでに地上部が枯れてしまっていますね。基本一年か2年草みたいな扱いですのでおまけをつけて無料であげますよ。」との事で、その他の物を購入したおまけで来年も出そうな芽つきのものを頂き、裂果の始まっているものを、ほぼ適正濃度のMS培地用混合塩類(約4.6%)、グルコース(約30%)添加の培地に播種しました。
消毒用に次亜塩素酸を加えました。かなり強い濃度で加えてしまったので不安なところはありますが、完熟種子で外皮も硬いですし、発芽までに許容範囲まで分解されてくれれば発芽、成長する可能性はあるでしょう。因みに一度キヌランを手に入れてた方は大体放っておいても勝手に増えるらしく、庭のあちこちから生えているなんて話は調べてみると何件もヒットします。私は怖いので寒天に播種し、余った種はそれの植っている鉢の中に混ぜ込みました。上手く発芽してくれたら面白いなとも思いますし、頂いた株には何だか地下茎の様なものも確認できましたので来年も枯らさない様に頑張ろうとおもいます。栽培は容易らしく、栽培困難の問題の大問題は発生してもすぐに株が消失してしまうことらしいですね。頑張りたいです。
因みにこの間クマガイソウの根の切片から共生菌を分離するみたいな話については、一応方法として洗剤で一度軽く洗ったクマガイソウの根を、エタノール(96%)で3〜8秒程度、即座に次亜塩素酸水(精製水に市販品の次亜塩素酸水生成パウダーを溶解(濃度は適当だが大体10%程だと予想))にうつし一分ほど軽く振盪してすこしおいた。それを消毒した容器に入れた精製水にうつし、また10秒ほど少し強めに振ってさらに汚れを落とした。そこから根を8欠片ほど1〜3ミリ程度の厚さに切り出し、余っていたMS培地におき密封、冷蔵庫に3日、取り出して常温にて1週間程度おいた。すると菌糸のようなものが確認できた。私はこれを恐らく共生菌だろうと勝手に考えている。しかしそれが共生菌だと断定するには証拠が足りない。断定するにはそこから菌糸を切り出して別の寒天培地に置いて再度純粋に培養する必要があるだろう。因みに寒天の表面とその付近には細菌による汚染が見られた。早いうちに処理しなければならない。