素敵なお母さんになりたくてなりたくて子どもが欲しかった。
子どもを叩く親なんて信じられん!と思ってたし、私は絶対そんな風にならん。
絶対いいお母さんになるって思ってた。
26歳で結婚して27歳で子どもを産んで、寝ない息子に苦しんだ。
良かれと思って、寝かせ方も色々調べた。
抱っこの仕方も、母乳にはどんな食べ物がいいとか悪いとか。
調べまくった。
あんまり寝ないずっと泣く理由は今思えばオッパイが足りてなかったのかも。
けど、ミルクはあげたくなかった。
母乳で頑張りたかった。
私からするとすごく育てにくい子で、目を離したらすぐどこにいるかわからんくなるし、買い物カートにも乗らん。チャイルドシートも死ぬほど泣くし、お昼寝もしないし。夜泣きもするし。
気が休まる時が本当に無かったように思う。
それでも、可愛くて可愛くて面白い息子が愛おしかった。
私よく頑張ってた。
3歳手前にはしっかり喋るようになって、腹立つ事が増えた。
理解してるはずやのに、言う事きかん息子に心底腹が立つようになった。
私は口うるさく怒るようになった。
こんなはずじゃなかったのに…
全部息子のせいたど思った。私を怒らせる息子が悪い。って思った。
でも、本当は違うってわかってる。
でも苦しい。そーゆー事にしないと苦しい。
優しいお母さんになれんかったのは息子のせい。
そー思うようになった。
怒る私を正当化した。これが私。
息子は怒られる星に生まれてきたんや!!
この子はどんだけ怒られても大丈夫!!
そんなもんや!!
って。
でもホンマはいつもガハハ!と笑ってるお母さんでいたい。
思い返せばずっとイライラしてる。
最近ではもう息子達は、家に帰ってこなくなった。
ずっとばーばの家に泊まりたいってゆう。
怒られるから嫌なんやって。
そりゃそうだな。
私が子どもでもそー思うかもしれん。
でも悪者にされているようで辛い。
ばーばからも、可哀想。って言われた。
それがすごくすごく辛い。
可哀想な子育てしてるんや。
いや、私もじゅうぶん可哀想な環境で育ったよ?
父の酒乱。母への暴力。
私は一切叩かれた事はない。
でも、叩かれるような事一切してないもん。
ずっとずっとずっと親の事気にして生きてきたんだなって気づいた。
息子は私の中のそれを刺激してくるんや。
それもわかってる。
子育てに正解はない。
親が自分で生きてれば、子どもはそれをみて育つ。
わかってる。わかってる。わかってる。
全部わかってる。
もう何が言いたいかさえもわからんくなってきたけど、早くそこから抜け出したいんや。
もうそれだけ。
しんどいわ。