「はな」
たまに聞かれる、「なんでHANAちゃんにしたんですか?」って質問。
お花が私のお腹の中で6ヶ月くらいの時、父方の祖父が亡くなった。
じーちゃんは透析をしていて、認知症を患っていた。
でもたまに実家に帰ると、
「おぅ。帰ってきたね?婿さんは?」とニコニコしながら聞いてくる。
じーちゃんは私が結婚してしばらくして、家族にしつこく
「る○○(私)は妊娠しとる!」と言っていたらしい。
「尻が大きくなった!」と。
その時はただ太ったから尻が大きくなっただけだわい!と思ったが、もしかすると、じーちゃんには未来が見えていたのかもしれない。
じーちゃんが亡くなったのは4月1日だったが、あのあたりは仕事がかなり忙しく、疲労とつわりとおまけにじーちゃんが危ないという悲しみで体調は最悪だった。
だから、あのあたりの記憶はなんかごちゃごちゃ、ぐちゃぐちゃしている。
でも、そんな灰色の記憶の中ではっきりと浮かんでくるものがある。
ピンク色の桜。
じーちゃんの病院にお見舞いに行った時、私の気持ちとは裏腹に綺麗に咲き誇っていた桜。
でもその数日後、じーちゃんが亡くなった翌日、雨で綺麗に散ってしまったのだ。
じーちゃんは花が好きだったらしい。
ばーばが病室に花を持っていくと、
「花はいいねぇ。」と言っていたらしい。
じーちゃんと同じ丑年のお花。
私はお花はじーちゃんの生まれ変わりだと思っている。
だからHANA。
というエピソードは、裏付けのようなもので(長々と書いておいて
)第一こんなしんみりする話をいちいちできないし。
実は、名前は結婚した時にはすでに自分の中で決めていた。
花って太陽の方を向くのだ。
それに人を癒し幸せにする力もある。
健気でかわいい。
まぁ、そんなとこかな。
実際この手の質問が一番聞かれたくない。
だって、名前は親が子供に一番最初にプレゼントする『贈り物』だから、深い意味とか思いが込められてて・・・それを他人に説明するのはちょっと気恥しくもあり・・・。
だからといって「かわいいからー」とか言って誤魔化してしまうと、なんか格好だけでつけたと思われそうだし。
余談だけど少し前、道に咲いていた花を見て私が
「これきっと有名な花なんだろうけど、何て名前だっけ?!」
とやまんに聞いたらやまんも
「さー、知らない。」
すかさずやまんが、
「俺たちみたいな、一般的な花の名前さえ知らないような親が子供にHANAってつけていいのかね?!」
と。
確かにねー。
ま、いいよね!
沁みる
一年前、仕事がお休みに入る時に職場のみんなから頂いたアルバム。
先日久しぶりに見てみた。
自らも産休経験ありのパートのIさんからのメッセージ。
「子育ては精神的にも体力的にも強くないとやっていけないよ。~以下略」
一年前はそりゃそーだとしか思わなかった。
けど今この言葉、身に沁みるぜ~!
Iさん、精神面も体力面も弱い私は本当に身に沁みています。
ところで、最近こんな記事を見つけた。
母性本能では、赤ん坊を抱っこすると母親は落ち着くものなんだそうです。
それで、赤ちゃんはママが不安に思っていると「ワタシを抱っこしてごらんよ!」と泣くそうなのです。
赤ちゃんはママを落ち着かせたいために、抱っこを要求するのだそうです。
ホントか嘘か、ただ子育て中の母親を励ます為の話なのか。
そんなのどっちでもよくて、私はなんだかすごくじわーっときて泣いてしまった。
赤ちゃんと母親の絆。
やっぱり子供を産んでよかった。


