愛子

玲欧

 

(ちなみに,愛子の一人称は「オレ」です)

 

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愛子と玲欧がバスケで勝負してるシーンから始まる…

ギャラリーには愛子Fanと玲欧Fanの女の子達がキャーキャー叫んでる。

 

バスケ勝負は愛子が3Pをいれようとしてたボールを玲欧が取り,ダンクを決める。

 

「ゴールばっか見過ぎ,ツメが甘いんだよ愛子ちゃん」

 

「てめーにだけは言われたかねんだよっ!これ見よがしにダンクなんかしてんじゃねー!ムカツク!」

 

といつも言い合いをしている2人。

 

女の子からのラブレターの数もいつも競い合う二人。

愛子はライバルである玲欧に、いつも負けてばかりで悔しい思いをしている。

 

そんな中,愛子は兄の律希が経営するメイドカフェに幼馴染のヒロコと二人でメイドとしてバイトすることに。

 

愛子はヒロコによって可愛い小悪魔風メイドに変身する!

 

初日のバイトで…

 

どの男も声かけるだけで頬染めるぞおもしれー!女っていつもこんな気分なのか!?テンションあがる!?

 

と女の子としての楽しみを感じ気分が上がるが、

お店に男子バスケ部のメンバーと一緒に玲欧が来店し気分が一変。

いきなりの事に動揺するも気づかれていない様子に不審そうに玲欧の顔を凝視する

 

「…あの俺の顔何かついてます?」

「え!?いえ何もっ」

 

と慌てて傍から離れる。

 

女の子に告られても振ってばかりな玲欧に友達は「運命の女を待ってるとか言うんじゃねーだろーなっ」と問う。

 

玲欧は不敵な笑みを浮かべ、

 

「まさか、運命は待つんじゃなくて手繰り寄せるモンでしょ?」

 

と答える。

 

愛子がドリンクを運んでいる時に、男子バスケのメンバーが自分の悪口を言ってるのを聞き,殴りに行こうと愛子が振りむいた矢先、トイレに行こうとしてた玲欧とぶつかり持ってたドリンクを玲欧の服にかけてしまう。

 

玲欧に借りを作りたくない愛子は

 

「クリーニング代払うし,おわびする,なんでも言って」

 

「じゃあ名前教えて。俺,天野 玲欧 花風高2年。クリーニング代いらないから俺とデートしてくんない?…ダメ?」

 

と玲欧は愛子を覗き込む。

 

 

玲欧とのデートを戸田 舞 花風大学2年の19歳として受けた愛子は、

 

メロメロに惚れさせて本気になった時バラしてぎゃふんっと言わせてやる。今度こそ玲欧に勝ってやる!

 

と意気込む。

 

待ち合わせ場所で合流するが、無口な玲欧を不思議に思い,

 

「どーかした?」

 

と玲欧を見る。

 

「やっあんま見つめないで,想像以上に可愛くて直視できない…んです」

 

と頬を赤くして言う玲欧を見て,

 

わっ玲欧のこんな顔はじめて見たっオレがさせてんだよな,なんかスゲーテンションあがる。すっげえぞくぞくする

 

愛子の手をとり

 

「つれていきたいトコあるんスよ」

 

と海に…はしゃぎ喜ぶ愛子の姿を頬を赤らめ見つめる玲欧。

愛子の姿,行動に目を奪われる。

 

「玲欧クンも入んなよキモチイーよ!」

 

と玲欧の腕を掴むが、逆にバランスを崩し2人とも水浸しになってしまう。

 

愛子の服が透けて下着が見えてるのを見て,玲欧は顔を真っ赤にしながらも,愛子に自分の上着をかけながら耳元で

 

「それ計算?それとも天然?誘惑しないでガマンできないよ」

 

と囁かれる今まで聞いたコトない玲欧の声にぞくぞくして胸の動悸が抑えられない愛子。

 

「しっ知らないっ誘惑なんか…っ」

「ウソ。じゅーぶんしてる、そっちばっかズルイよ…」

 

「こんなに濡れたままじゃ帰れないよ、服乾かせるトコ……行く?」

 

と愛子を抱きしめながら玲欧が呟く。

 

もっともっと誰も知らない玲欧が見たい--この気持ちは…なんだ?

 

濡れた服を乾かしに来た場所?ー

 

コ…ココってラブホ…だよな?さすがにオレだってナニする所かぐらいはわかるぞ?ーーってかオレ玲欧とヤんのか!?

とうろたえる愛子。

 

「服脱ぎなよ」

 

え!?

 

「濡れてんのいつまでも着てたらカゼひくよ」

 

「ああ…ウ…ウン」

 

「シャワー舞サン先使う?」

 

「え!?ああ…ウン」