おれのHeart's Cry -4ページ目

おれのHeart's Cry

ようこそブラックワールドへ・・・ 
怖い?
な~に すぐに慣れるさ

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【クレジット】
監督:フランク・キャプラ
製作:フランク・キャプラ
原作:ルイス・R・フォスター
脚本:シドニー・バックマン
撮影:ジョセフ・ウォーカー
音楽:ディミトリ・ティオムキン
出演:ジェームズ・スチュアートスミス
ジーン・アーサーサンダース
クロード・レインズペイン上院議員
エドワード・アーノルドジム・テイラー
ガイ・キビーホッパー州知事
トーマス・ミッチェルディズ・ムーア
ユージン・パレット
ボーラ・ボンディ
ハリー・ケリー
H・B・ワーナー
チャールズ・レイン
ポーター・ホール
ジャック・カーソン


【ストーリー】
 上院議員の空席を埋めるため担ぎ出されたのは田舎で少年団のリーダーを務めるスミス氏だった。だが議会の目論みをよそに、彼は必要以上の熱意で行政にあたり、やがて議員の汚職問題を知る事になる。腐敗した政治の世界にたった一人で抵抗する男の姿を通してアメリカン・スピリットを感動的に描く。議長のH・ケリー、スミス氏の秘書のJ・アーサーを始めとする助演陣の上手さもさることながら、主演のJ・スチュワートがMr.アメリカの印象を決定付けた素晴らしい演技を見せる。後半延々と続く(続けざるをえない)スミスの弁論シーンには、現実離れしていると思いつつ心打たずにはおられない。


上映時間     129分

製作国      アメリカ

ジャンル     ドラマ



この作品の存在を知ったのが先月NHKのBSで再放送していた(紹介していただいた)
オリバー・ストーンが語る「もうひとつのアメリカ史」という番組の中で取り扱われた時。
この番組は次の時代を担う次世代の教育的見地から、ドキュメンタリーを通して
アメリカ現代史を問い直す取り組みで、映画監督でもある
オリバー・ストーン氏がその現代史を振り返る際の
補足的な扱いとして映画をそこそこの頻度で使用しており
その中の1本として取り扱われたのが
本作「スミス都へ行く」である。(このドキュメンタリーはぜひ観ておくべき作品!)

フランクリン・ルーズベルト政権で農務長官や副大統領を務めた 
偉人ヘンリー・A・ウォレスに
スポットライトを当てた時に本作が登場し、彼がどういう存在であったかという説明を
映画を通じて補足している。
(以前ここで取り上げた 「博士の異常な愛情」も「原爆」がテーマの際に使用されている)

映画好きとしたら こりゃ観ないわけいかんと言うことになり
今回この作品を観るに至った訳である。

若き日のジェームズ・スチュアートが本作の主役スミスにまさに適役で
若さゆえに不器用ながらもがむしゃらに自分の信じた正義を貫き通す姿勢は
「古き良きアメリカ」という言葉がまさにピッタリ!
アメリカという国が持つ1つの理想を描いている。

「善」か?「悪」か?という二元論で済むなら・・・ と思う面はあるが
何より「こうあるべきだ!」という正しい姿勢を提示している事がこの作品の
素晴らしい点であり、今でも語り継がれている理由なのだと思う。

秘書のサンダースの奮闘や、粋な議長のキャラも心温まるポイント!


評価 ☆×4.21 (☆×5.00が満点、☆×0.00が最低)

スミス都へ行く [DVD]/ジェームズ・スチュワート,ジーン・アーサー,クロード・レインズ
¥1,480
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【クレジット】
監督:コリン・ヒギンズ
製作:トーマス・L・ミラー
         エドワード・K・ミルキス
脚本:コリン・ヒギンズ
撮影:デヴィッド・M・ウォルシュ
作詞:ノーマン・ギンベル
音楽:チャールズ・フォックス

出演:ゴールディ・ホーン
         チェヴィー・チェイス
         ダドリー・ムーア
         バージェス・メレディス
         レイチェル・ロバーツ
        ブライアン・デネヒー

【ストーリー】
 図書館勤めの女性グロリアが知り合った男が、“ドワーフに気をつけろ”という言葉を残して殺害される。以来、彼女の身辺には、白色症の男がつきまとい始める。グロリアは、パーティで知り合った刑事トニーに助けを求めるが……。見知らぬ男から預かったタバコの箱が原因で、法王の暗殺計画に巻き込まれる女性の恐怖を描いたサスペンス・コメディ。ヒッチコック風に展開するサスペンス演出が楽しい。
<allcinema>


上映時間     116分

製作国      アメリカ

ジャンル     サスペンス/コメディ/ミステリー


多くのヒッチコック作品に対するオマージュを感じさせる作品で
そこまでヒッチコック作品を観ていない自分でも
「あっ このシーンは!」と分かるぐらい有名なシーンを多用している。

それだけならただのB級映画なのだが、笑いどころも満載で
そのバランスの妙がまた何とも言えないw
それでも笑えるB級映画なのだけど・・・。
けど個人的にはこういう作品大好物!

見所はじじいとばばあの決闘シーンや
スタンリーの無駄に設備がありすぎる部屋とそのスタンリー自身の無駄な存在感や
トニーの暴走運転の数々
あとグロリアを演じるゴールディ・ホーンのかわいらしさw
それと前記したヒッチコック作品の数々のオマージュと
こうして書くと見所結構あるのに驚くw

ヒッチコックファンには激奨!
くだらない映画好きにもたまらん映画だと思う!


評価 ☆×3.73   (☆×5.00が満点、☆×0.00が最低)



ファール・プレイ [DVD]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
¥1,500Amazon.co.jp



 

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【クレジット】
監督:アルフレッド・ヒッチコック
製作:アルフレッド・ヒッチコック
原作:ピエール・ボワロー
トーマス・ナルスジャック
脚本:アレック・コッペル
サミュエル・テイラー
撮影:ロバート・バークス
音楽:バーナード・ハーマン
タイトルデザイン:ソウル・バス
出演:ジェームズ・スチュワート
キム・ノヴァク
バーバラ・ベル・ゲデス
トム・ヘルモア
ヘンリー・ジョーンズ
エレン・コービイ
レイモンド・ベイリー
リー・パトリック

【ストーリー】
 極度の高所恐怖症を理由に退職した警官が、旧友の頼みで彼の妻を尾行する事になる。奇異な行動を取る女に接近して行く内に二人は恋に落ちるが……。前半の謎めいたロマンスから後半の心理的なサスペンスまで、技巧を凝らした演出とバーナード・ハーマンの音楽で紡ぎ上げた極上のミステリー。
<allcinema>

 




上映時間    128分

製作国     アメリカ

ジャンル    サスペンス




観てきたヒッチコック作品の中でも一番音楽の良さを感じさせる作品で
艶のあるものから緊迫感あふれるまで
その幅の広さを特に気づかされる一作である。
その音楽が表現しているのは登場人物の心境に他ならず
それだけこの作品の中で様々な心境が描かれている。

見所はジェームズ・スチュアート演じるスコティの「男の未練」で
かなり未練がましい様を劇中で熱演しており、残念な様なのだが
どこか共感する部分もあったりするのがヒッチコックの観察眼の鋭さの表れであり
そこに「高所恐怖症」という伏線をどう絡めるか というのが本作の最大の見所である。

個人的にもったいないなと思ったのがミッジの扱い方で
なんか消化不良な面も個人的にはあった。

となんだかんだ言っても作品のレベルは高いのだけどw
ヒッチコック流の「男心」を描いた映画である。


評価 ☆×3.97  (☆×5.00が満点 ☆×0.00が最低)


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【クレジット】
監督:ビリー・ワイルダー
製作:アーサー・ホンブロウ・Jr
原作:アガサ・クリスティー
脚本:ビリー・ワイルダー
ハリー・カーニッツ
撮影:ラッセル・ハーラン
音響:ラルフ・アーサー・ロバーツ
音楽:マティ・マルネック
出演:タイロン・パワー
マレーネ・ディートリッヒ
チャールズ・ロートン
エルザ・ランチェスター
トリン・サッチャー
ジョン・ウィリアムズ
ヘンリー・ダニエル
イアン・ウルフ
ノーマ・ヴァーデン
ウナ・オコナー
ルタ・キルモニス
【ストーリー】
 アガサ・クリスティが自身の短編小説を基に戯曲化した『検察側の証人』の映画化。ミステリー映画というジャンルの中で、間違いなく最高峰に位置する傑作である。金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナード(パワー)は、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツ(ロートン)に弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネ(ディートリッヒ)から、思いもかけない証言が発せられた……。ミステリーの解説ほど馬鹿げたものはないので、これ以上ストーリーは語れない。ストーリーだけでも充分面白い作品だが、それだけでは名作には成りえない。ロートン、ディートリッヒ、パワーの芸達者ぶりと、ワイルダーの語り口の上手さがあってこそ、ここまでの完成度を誇る映画となったのだ。それは、82年にTVムービーとしてリメイクされた「検察側の証人」が物語以上の魅力を持ち得なかった事でも明らかであろう。
<allcinema>




上映時間   117分

製作国    アメリカ

ジャンル   ドラマ/サスペンス/ミステリー



この作品を観て思ったのが「テンポ」の大事さで
その緩急の使い分けの巧さが作品の質を高めており
クライマックスの大どんでん返しへの布石につながっているんだなと。

作品の質を高めているのはそれだけではなく
個性あふれるキャラクター、軽快でイギリス的なユーモアあふれるセリフ、
それを引き立てる細かい演出など、とにかくどれもこれも名作と言われるのに
相応しい。

その中でもクリスティーネを演じたマレーネ・ディートリッヒの演技が
また秀逸で彼女なしにこの作品を語ることは出来ない。


映画好きだけでなく、そうでない人にも薦めたくなるような1本!


評価☆×4.79   (☆×5.00が満点、☆×0.00が最低)



情婦 [DVD]/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥3,990
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【クレジット】
監督:ランドール・ウォレス
製作:ゴードン・グレイ
マーク・シアーディ
製作総指揮:ビル・ジョンソン
マイク・リッチ
原作:ウィリアム・ナック
脚本:マイク・リッチ
撮影:ディーン・セムラー
プロダクションデ
ザイン:
トム・サンダース
衣装デザイン:マイケル・T・ボイド
ジュリー・ワイス
(ダイアン・レイン衣装)
編集:ジョン・ライト
音楽:ニック・グレニー=スミス
出演:ダイアン・レイン
ジョン・マルコヴィッチ
ディラン・ウォルシュ
ジェームズ・クロムウェル
ケヴィン・コナリー
スコット・グレン
ディラン・ベイカー
マーゴ・マーティンデイル
ネルサン・エリス
オットー・ソーワース
フレッド・ダルトン・トンプソン
エリック・ラング
AJ・ミシャルカ
 
 
 
 

上映時間      123分

製作国       アメリカ

ジャンル      ドラマ

備考        日本未公開作品


【ストーリー】

アメリカ合衆国・バージニア州にある競走馬生産牧場「メドウ・ステーブル」のオーナーであるクリスは病に倒れた。その牧場の経営も赤字続きだったことから、クリスの息子たちは牧場の売却を模索する。そんな中、18年前に結婚し専業主婦となっていた娘・ペニーはこれに反対し、その経営権を父から譲り受けて牧場の経営に乗り出した。牧場経営に関しては素人同然のペニーだったが、調教師のルシアンとの出会いなどもあって徐々にそれを身につけていく。やがて牧場では1頭の仔馬が生まれた。その馬こそ、後に「アメリカ競馬史上最強馬」とも称される名馬・セクレタリアトであった


アメリカの伝説的名馬「セクレタリアト」の名をどこにでもあるDVD売り場で見かけて
「!?」となる。いつの間に映画になってたんだ!と調べてみると日本未公開。
年代や知名度を考えるとそりゃそうだよなと思いながらも迷わず手が伸び購入。
「シービスケット(2003)」も当然鑑賞したけど、こちらの方が年代が近いのと登場人物に
アメリカの名門牧場クレイボーンファームの創業者であるドン・ハンコック
(彼の長男であるアーサー・ハンコック3世は日本の血統図を塗り替えてしまった
サンデーサイレンスの生産者でストーンファームの創業者 本作に出演なし)
と二男のセス・ハンコックが出てくるなどマニアックなファンにはたまらんシーンも
あり本作の方が食いつきやすいポイントは多かったと個人的には思う。
(今年の日本ダービー馬のキズナの血統表の中にもセクレタリアトの名前をのぞかせている)

本作の主人公であるペニー・チェネリーも偉大な人物で
当時男社会であった競馬サークルにおける女性の地位向上に多大な影響を与え
女性初のジョッキークラブ会員となっていたり、生産者馬主協会の会長を務めたり
引退馬の保護機関の創設などに貢献している。

競馬ファンだけではなく、映画好きにも観やすい作品だと思う。

評価 ☆×3.26 (☆×5.00が満点、☆×0.00が最低)



 
セクレタリアト/奇跡のサラブレッド [DVD]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥1,500Amazon.co.jp




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【クレジット】
監督:スタンリー・キューブリック
製作:ヴィクター・リンドン
原作:ピーター・ジョージ
脚本:スタンリー・キューブリック
ピーター・ジョージ
テリー・サザーン
撮影:ギルバート・テイラー
メイクアップ:スチュアート・フリーボーン
プロダクションデ
ザイン:
ケン・アダム
美術:ピーター・マートン
編集:アンソニー・ハーヴェイ
音楽:ローリー・ジョンソン
出演:ピーター・セラーズマンドレイク/マフリー大統領/Dr.ストレンジラブ
ジョージ・C・スコットバック・タージドソン将軍
スターリング・ヘイドンジャック・リッパー准将
キーナン・ウィンバット・グアノ大佐
スリム・ピケンズキング・コング少佐
ピーター・ブルサデスキー大使
トレイシー・リードミス・スコット
ジェームズ・アール・ジョーンズゾッグ少尉
ジャック・クレリースタインズ
ポール・タマリンゴールドバーグ少尉


【ストーリー】
 アメリカ軍基地の司令官が、ソ連の核基地の爆撃指令を発した。司令官の狂気を知った副官は、司令官を止めようとするが逆に監禁されてしまう。大統領は、ソ連と連絡を取って事態の収拾を図る。しかし、迎撃機によって無線を破壊された1機が、ついに目標に到達してしまう……。核による世界破滅を描いたSF近未来もの。キューブリック流ブラック・ユーモアが、ピーター・セラーズ演じる英国大佐、大統領、マッド・サイエンティストの一人三役や、ジョージ・C・スコット演じる超タカ派の将軍などを主軸に、徹底して貫かれているあたりがかなり好感触。ブラックな題材を扱っているにも関わらず、ラスト、期待を外すことなくそのままの勢いで突っ切ってゆき、臆することなく大いに笑わせてもらえる。頭からシッポまで楽しめる極上コメディ。
<allcinema>




上映時間     93分

製作国      イギリス/アメリカ

ジャンル     SF/サスペンス/コメディ

 

スタンリー・キューブリック監督によるブラック・ユーモア溢れる本作は
滑稽なまでにアメリカのダメっぷりを徹底して描いているので
よくこんな作品を作れたなと思わずにはいられないぐらいの
社会風刺色の強い作品である。

また主演であり一人3役を演じたピーター・セラーズの怪演が見物で
観終わった後にその事実に気づき舌を巻いた!
こりゃすごい!

重苦しいテーマを取り扱いながらも全くそんな気配を微塵にも感じさせずに
随所で笑いを取りながらも痛烈なメッセージ性を持たせている点など
キューブリック監督の手腕が存分に発揮された快作と言ってもいい。


評価 ☆×4.48  (☆×5.00が満点 ☆×0.00が最低)


 
 
 
 
 
博士の異常な愛情(1枚組) [DVD]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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【クレジット】
監督:リチャード・アッテンボロー
製作:リチャード・アッテンボロー
脚本:ジョン・ブライリー
撮影:ビリー・ウィリアムズ
ロニー・テイラー
音楽:ラヴィ・シャンカール
ジョージ・フェントン
出演:ベン・キングズレーマハトマ・ガンジー
キャンディス・バーゲンマーガレット
ジョン・ギールグッドアーウィン卿
マーティン・シーンウォーカー
エドワード・フォックスダイヤー将軍
トレヴァー・ハワードブルームフィールド判事
ジョン・ミルズ総督
イアン・チャールソン
ジョン・ラッツェンバーガー
マイケル・ホーダーン
ロシャン・セス
ダニエル・デイ=ルイスコーリン
イアン・バネン
アムリッシュ・プリ
【ストーリー】
 インド独立運動の指導者“偉大なる魂”マハトマ・ガンジーの波瀾に満ちた生涯の映画化。物語は、ガンジーが商社の顧問弁護士をしていた若き時代から、インド人差別からの発起、様々な活動、そしてその死に至るまでの軌跡を壮大なスケールで追ってゆく。本作はガンジーを単に救国の聖人として賛美するだけではなく、祖国インドの大地を愛するが故に、また3億5千万の同胞を愛するが故に、支配者大英帝国の巨大な力に立ち向かっていった生身の姿を描く。さらに、陰に陽に彼を支えたカストルバ夫人との夫婦愛を通して、人間ガンジーの魅力を浮き彫りとする構成になっている。その苦しみ、人生、歴史といった要素を、波瀾万丈の軌跡を辿って壮大なスケールでしっかりと描いており、さらに娯楽映画としても楽しめる要素を押さえた、「アラビアのロレンス」などの傑作群と並ぶ、第一級の重厚で見応えのある歴史大作である。
<allcinema>

 
上映時間    188分

製作国     イギリス/インド

ジャンル    歴史劇/伝記



3時間にも及ぶ大作で上記にもあるように南アフリカで弁護士をしていた時に受けた
人種差別をきっかけに動き出すところからインドで殺害されるまでの一連の流れを
描いている。

ガンジーの代名詞とも言うべき「非暴力」であったり「断食」の発想がどうして生まれたか
ということを理解するにはいい作品と言えるかもしれない。

ただ非常に長い作品であり、そこへ追い打ちをかけるかの如く ガンジス川の流れのような
淡々とした描写が続くので作品全体を捉えようとするにはかなりの根気がいる。
ある種の修業映画なのかもしれない。

娯楽向きとは到底言い難く 相当なガンジー愛がなければおススメすることは
ちょっと・・・。

でもインドのイギリスからの独立、宗派間闘争、パキスタンの誕生などの
大まかな流れがなんとなく分かる非常にアカデミックな作品。

教材向け映画ですな。


評価 ☆×2.74 (☆×5.00が最高、☆×0.00が最低)




ガンジー コレクターズ・エディション [DVD]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
¥1,480Amazon.co.jp
 




【クレジット】
監督: デヴィッド・フィンチャー
製作: アーノルド・コペルソン
フィリス・カーライル
製作総指揮: ジャンニ・ヌナリ
ダン・コルスラッド
アン・コペルソン
脚本: アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
撮影: ダリウス・コンジ
特殊メイク: ロブ・ボッディン
プロダクションデ
ザイン:
アーサー・マックス
美術: ゲイリー・ウィスナー
衣装デザイン: マイケル・カプラン
編集: リチャード・フランシス=ブルース
キャスティング: ケリー・バーデン
ビリー・ホプキンス
スザンヌ・スミス
音楽: ハワード・ショア
タイトルデザイン: カイル・クーパー
舞台装置: クレイ・A・グリフィス
出演: ブラッド・ピット デヴィッド・ミルズ刑事
モーガン・フリーマン ウィリアム・サマセット部長刑事
グウィネス・パルトロウ トレイシー・ミルズ
ジョン・C・マッギンレー カリフォルニア
リチャード・ラウンドトゥリー マーティン・タルボット地方検事
R・リー・アーメイ 警部
マーク・ブーン・Jr FBIの男
ダニエル・ザカパ テイラー刑事
アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
ジョン・カッシーニ
ボブ・マック
ピーター・クロンビー
レグ・E・キャシー
ジョージ・クリスティー
リチャード・ポートナウ
ハイジ・シャンツ
エミリー・ワグナー サラ刑事
ケヴィン・スペンシー ジョン・ドゥ
リーランド・オーサー
リチャード・シフ


【ストーリー】
 キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた奇怪な連続殺人事件を追う二人の刑事を描いたサイコ・サスペンスで、アメリカ・日本ともに大ヒットを記録した。凝りに凝ったオープニングが象徴するように、D・フィンチャーのスタイリッシュな画造りと、B・ピット&M・フリーマンの渋い演技が光る一編。
 定年退職間近の刑事サマセットと新人のミルズは、ある殺人現場に向かう。そこには肥満の大男の凄惨な死体があった。またほどなくして、今度はビジネスマンの死体が発見される。サマセットはそれぞれの現場に残されていた文字から、犯人がキリスト教における七つの大罪(傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲)に因んだ殺人に及んでいると分析、残るは5件となった。事件を未然に防ごうと犯人の特定を急ぐ2人。やがて一人の男が容疑者に浮上、しかし接近するも取り逃がし、さらなる犠牲者を出してしまう。そんな中、大罪に沿った犯行が残り2件となったところで、犯人を名乗る男が自首して来るのだが…。
<allcinema>



上映時間  126分

製作国   アメリカ

ジャンル  サスペンス/ミステリー




この作品も十年近く前に観た作品なのですが衝撃的なラストシーンで

ええええええ!でもそうなるよな・・・って

なったのを今でも鮮明に覚えております。

今回鑑賞しようと思ったのが「ゲーム(1997)」で書いたように
デヴィッド・フィンチャー監督の独特な映像に対するこだわりを自分なりに
咀嚼したいなというのが一番の目的。
一度観てるし、時間も経過しているのでまた違った見え方がするのも
映画の楽しみ方の一つだと最近気づいたのですが、これがまた面白いのです。

ストーリーをあまり意識しないで観ていくとやたら雨のシーンが多い事に気づく。
劇中の舞台が治安のよくない人で混み合う都市部。その背景に蔓延る腐敗した
人間の欲の「歪さ」やそれに対する罰を与えていく犯人の行為の「不気味さ」であったり
人と人との繋がりの「薄さ」といった色々な要素を強調する演出なのかなと思ったりする。

そうかと思えばクライマックスは前記とは正反対の
カラッと晴れて人影一つとしてないだだっ広い荒野のど真ん中で繰り広げられる。
犯人の心境を反映させているのもあるだろうし、人間の存在の小ささを描きつつも
それと真正面から向き合わざるを得ない「密な」空間を描いていて
前記との対比が意図的に作られているんだろうなと個人的には思う。

こうして考えてみるとフィンチャー監督は「映像により多くの情報を含める」能力に長けた監督
で、それ故に映像に対するこだわりを感じるのではないか?
というのが個人的なフィンチャー監督に対する印象っす。

セブンの作品については オチを知っててもストーリーがしっかりしているので
十分楽しめます! オチ知ってても楽しめる=いい作品 ってことですな。
モーガン・フリーマン、ブラッド・ピット、ケヴィン・スペンシーの関係の描き方が
面白し、作品の内容にもハマってる感じする。



評価 ☆×3.91(☆×5.00が最高 ☆×0.00が最低)


セブン [DVD]/ワーナー・ホーム・ビデオ
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【クレジット】
監督:アルフレッド・ヒッチコック
製作:アルフレッド・ヒッチコック
原案:チャールズ・ベネット
D・B・ウィンダム=リュイス
脚本:ジョン・マイケル・ヘイズ
アンガス・マクファイル
撮影:ロバート・バークス
美術:ヘンリー・バムステッド
作詞作曲:レイ・エヴァンス
ジェイ・リヴィングストーン
音楽:バーナード・ハーマン
出演:ジェームズ・スチュアートベン
ドリス・デイジョー
ラルフ・トールマンブキャナン警視
ダニエル・ジュランルイ・ベルナール
クリス・オルセン
ブレンダ・デ・バンジー
キャロリン・ジョーンズ
ノエル・ウィルマン


     【ストーリー】
 ヒッチコックが、イギリス時代の自作「暗殺者の家」をリメイク。あるフランス人の死に立ち会ったベンは、断末魔の男の口から某国の首相暗殺計画を知らされる。やがてベンの口を封じるため、彼の息子が誘拐されてしまう。ベンと妻のジョーは、暗殺者がひそむ教会へと乗り込んでいく……。D・デイの歌う“ケ・セラ・セラ”が非常に効果的に使われるサスペンス・スリラーの傑作。
<allcinema>



上映時間   120分

製作国    アメリカ

ジャンル   サスペンス



本作は、ヒッチコック作品に抱いていたイメージを一変させるような作品で
言わずもがなのサスペンスストーリーに織り込まれた母親の子供に対する愛情が
名曲「ケ・セラ・セラ」を通じて 上質なダシから出るような色々な味わい深さとして
ぶわぁーって広がっていくんすよ!
これは完全に不意を突かれたと認めざるを得ない。

ストーリー自体もよく考えてみて 傑出しているかと
問われると「NO!」と思うのだが気づいたら作品の世界観に引き込まれているし
演出も時代を感じさせるものでツッコミどころ満載なんだけど
かえってそれが趣深かったりしたりして。

なんか観終わった後 気づけばトータルで見て「良い作品」って思っちゃうんだよな
じゃあどこがいいの?って聞かれると困ってしまうんだけど
でも「良い作品」なんですw
もちろん作品(ストーリー)の緻密さだったり、役者陣の腕前はもちろん健在なのですが
余韻として残る作品の印象はそういう点じゃなく、またちがう感じで。

その辺がヒッチコック映画を今後観て行こうと思わせるモチベーションであり
課題なんです。

観終わったに思わず「ケ・セラ・セラ」(また歌詞が良いんすよ)を口ずさみたくなるような作品でございます。
http://youtu.be/aImZEjetK5w



評価 ☆×4.15 (☆×5.00が最高、☆×0.00が最低)

 
知りすぎていた男 [DVD]/ジェネオン・ユニバーサル
¥1,500
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【クレジット】
監督:テレンス・マリック
製作:サラ・グリーン
ニコラス・ゴンダ
製作総指揮:グレン・バスナー
ジェイソン・クリグスフェルド
ジョセフ・クリグスフェルド
脚本:テレンス・マリック
撮影:エマニュエル・ルフツキ
プロダクションデ
ザイン:
ジャック・フィクス
衣装デザイン:ジャクリーン・ウェスト
編集:A・J・エドワーズ
キース・フラース
シェーン・ヘイゼン
クリストファー・ローダン
マーク・ヨシカワ
音楽:ハナン・タウンゼット
出演:ベン・アフレックニール
オルガ・キュリレンコマリーナ
レイチェル・マクアダムスジェーン
ハビエル・バルデムクインターナ牧師
ロミーナ・モンデロ
チャールズ・ベイカー
マーシャル・ベル
タチアナ・シラン



【ストーリー】
 「天国の日々」「シン・レッド・ライン」「ツリー・オブ・ライフ」の巨匠テレンス・マリック監督が、一組のカップルの愛の軌跡を美しい映像で綴るラブ・ストーリー。主演は「アルゴ」のベン・アフレックと「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ、共演にレイチェル・マクアダムス、ハビエル・バルデム。
 フランスの観光名所モンサンミシェル。アメリカ人のニールとフランス人のマリーナは恋に落ち、2人は永遠の愛を確信する。その後マリーナの連れ子とともに3人でアメリカへ渡り、オクラホマの小さな町での生活が始まる。だが、いつしか2人の間に少しずつすれ違いが生まれ、マリーナは神父のクインターナに悩みを打ち明ける。しかしクインターナ自身も信仰が揺らぎ、苦悩を深める。やがてマリーナはフランスへと戻り、ニールは幼なじみのジェーンとの愛に孤独を癒されていくが…。
<allcinema>