森のようちえん『ひだまり』@よこすか ☆子どもの世界は素晴らしい!

森のようちえん『ひだまり』@よこすか ☆子どもの世界は素晴らしい!

一人ひとりが宝もの。

海あり山あり…自然に恵まれた横須賀で
子どもを信じる。見守る。待つ 。保育をしています
ほんの少し待つだけで素晴らしい子ども達の世界が見えてくるんです…

Amebaでブログを始めよう!

今日のひだまりは男の子5人、女の子5人の計10名


その日の行き先は子ども達みんなで決めるのがひだまりの始まり。

いつもは割とスムーズに決まるのですが今日はなかなか決まらない…


前回行った冒険コースへ行きたいKくん

美術館の方から山へ行きたいHくん

展望台を目指したいYちゃん

海へ行きたいKちゃん

ハワイへ行きたいHちゃん


そのうちその場でそれぞれの遊びが始まる

木の枝を地面にたたきつけたHくん

すると割れた木の枝から…



かわいい~♡とAちゃん

男の子たちが木の枝でつつき始めると「やめてー!かわいそう!」

「動かないよ…」「寝てるんじゃない?」「端っこに置いてあげようよ」

子ども達が輪になって話していました。



 

大人はそっと周りで見守ります。


少しして本日最年長のAちゃん、「小さい子もいるからあんまり歩かない所へ行ったらいいんじゃない?」

なんとも優しい提案!

でもやっぱりそれぞれに行きたい所を主張します。

「じゃ、多数決で決めるっていうのはどう?」と再びAちゃん

「多数決ってなんだよ!」とKくん。

多数決の説明をしてやってみるもののやはり決まらず…

そこで今度は「じゃーさ!大人同士でジャンケンをして勝った人の子どもが行きたい場所にする!」

とHくん。

子どもの発想は無限大ですね(笑)

大人たちが妙に納得した雰囲気でジャンケンスタート!

結果このジャンケンを提案したHくんの希望の美術館方面へ。


Kくんは「めんどくさいから行きたくなーい」

本当は前回の冒険コースに行きたかったんだよね。ジャンプできるようになったジャンプ台

前回は一人で参加したから、きっと今日参加してくれたお母さんやお父さんに見せたかったんだよね。

でも、先頭に立ってHくんと一緒に他の小さい子たちを誘導してくれたり全員いるか時々立ち止まって

確認しながらひだまり隊長を務めてくれました。

次回参加の時にはかっこいい姿を見せてあげよう!


美術館前の芝生広場に着きひと休みする間もなく

芝滑りスタート!

ビニール袋で滑る子、そのままお尻で滑る子、袋に足を入れて滑る子

転がる子…

思い思いに滑ります。

横では河津桜が満開。




大きい子が自然と小さい子に手を差し伸べます。

これがまた縦割りのある ひだまりのいいところ。


何かあると仲間同士で助け合い、話し合い

子ども同士で解決していく。


子ども会議で始まる ひだまり

子ども同士の関わりが本当に面白く素晴らしい!


いつも温かく見守って下さる大人の方々にも感謝です。


ひだまり。

1人ひとりが自分の気持ちを大切にし

それをみんなに伝えられる。

そしてその気持ちを受け止めてくれる仲間がいる

そんな場所でありたいな…と

願っています。


今日も最高の一日でした!




おまけ

これは何でしょう?


正解は…

アジサイ!あまり見ない姿に子ども達は興味津々。

え?これアジサイ?という反応でした。