悪性リンパ腫と診断されるまで 4 | 悪性リンパ腫のこと、日々のこと

悪性リンパ腫のこと、日々のこと

悪性リンパ腫の再発で長期入院となったことをきっかけにいろいろ記録しはじめました。同じ治療をする人たちの参考になればと思ってます!役に立たないこともいっぱいです!

すごーーーーく久しぶりに書いていきます。
時間が経つのってはやいですねぇぇ

前回の針生検からの続きです!


◆生検◆

GWが明け、いよいよ生検の手術の日がやってきた!

簡易的な針生検では判断しきれない、リンパ腫の種類を確定するため
絶対に必要な手術&検査。

部分麻酔をかけ
首の付け根のちょうど鎖骨の上のあたりを
首のしわに沿って切り、
腫れたリンパ節のかたまりを取り出す!

のだそうな!!

ひょえーーー


でも、麻酔もかかるし、すぐ終わるって言うし
ぜんぜんびびってなかった♪

むしろ初めての入院、手術、にちょっとわくわく♪

病院到着後、さっそく部屋に案内され、ひとしきり説明を受ける。

そわそわ
わくわく

真っ白なベッドと
ピンクのカーテンに仕切られた空間への
対峙の仕方が分からず

そわそわ
わくわく


看護士さんが来て
点滴を入れようとしたが
私のウルトラC級気難しい血管(先生曰く)が
ご機嫌損ねてて
まったく入らず!

何回も刺されて腕は大きく内出血!

このときの私はまだ、看護士に、痛い!ということすら
気を使って言えなかった。
痛いときは、痛い!!って言いましょう!

で、点滴は結局手術室で先生にやってもらうことに。
無駄な内出血~~ 


術着に着替えていよいよ手術室へ!


手術室では2人の先生が待ち受けていました。
主治医と若い担当医。

指になんか挟まれたり
体のあちこちに吸盤はりつけられたり
点滴入れられたり(結局先生も苦戦)

準備完了!


顔にも青い布がかけられ
首の切る部分だけ出ていて
そこにスポットライトが当たる!

消毒して麻酔スタート!

あの麻酔薬注入の何とも言えない痛みが走る。


うぐぐぐぐ~


切る範囲が広いためしっかり麻酔をかける。

「これ痛くないですか?」

と、先生。

ちなみに私この質問が大っ嫌い!
だって確実に痛い事しよんやもん w

痛くないというと、どうやらメスを入れ始めた模様。


先生「痛かったら麻酔追加するので言って下さいね~。」

少しすると、ビリっっという痛みが走る!

私「痛いです!!」

先生「分かりました、追加しますね~」

また少しするとビリっっ

私「い、痛いです!!」

先生「はい、追加しまーす。」

腫瘍の切り取りは電気メスに変わる。
その瞬間、ビリビリっっっ

私「い、い、痛いです!!!」

先生「はい、追加しますねー」

これを何回も繰り返す。
私は特段痛がりなわけではない。
でも痛いから、繰り返し麻酔を打ってもらう。

そのうち先生
「もう終わるから我慢しててーー。」

とな。

がぼーーーん

歯医者かっ!


そんなこんなで首の根元からなにか大きな塊が取り除かれた。
めちゃくちゃ長く感じて、私は冷や汗で全身びちょびちょ

先生「今おっきなのが取れましたから後は縫って行きますね。」

私「はい。(ふぅぅぅ)」

先生「ちょっと血が止まらないから丁寧に縫ってくね~。」

私「えっ?!あ、は、はい。」

首の根元から血がどくどく流れてるの想像してしまう。。
やけん余計な経過教えてくれんでええけん!w

傷の内側は溶ける糸で縫って
一番表面は透明のおっきいテープで固定して、傷口をひっつける。

これだと抜糸の必要ないし、傷口も綺麗に治るんやって☆


手術室におったのは多分30分くらい。
手術自体は15分くらいやと思います。


無事終了して車いすで病室に戻る


針生検以上にがっつり魂をぬかれてしまい
ぼーーぜん

今となっては良い思い出?ですw



ちなみになぜ麻酔があんなにも効きづらかったのか…



手術前日、
心配してくれたお医者さんの先輩が電話をくれた。

「酒飲みは麻酔効きにくいから、痛かったりしてな~ 笑」

って。

「えーー、困るわそれーー、あははっ 笑」


なんて、冗談を言っていた。



冗談じゃなかった!!!!


ほんまに麻酔効きにくいでやがった!!!


これまでの享楽的人生への戒めでしょうか。


真偽の程は分かりませんが、

お酒はほどほどに、ね。w