先日、夫が久しぶりにある場所に行き、いろいろお願いごとをしてきたと言って帰ってきました。


ある場所とは自宅から車で50分ほどの場所にある

首無し地蔵菩薩です。

1977年、夢のお告げで近くから掘り起こされた

首のないお地蔵さま。万病に効くというご利益で

知られています。


夫が独身の頃、今の土地に赴任してきて、新聞で見て興味がわき、ふらっとドライブのついでに行ってみたことがあったそうです。


その数年後、結婚して、長男が生まれてすぐ

白血病の疑いがあるということで、大学病院に2ヶ月入院しました。その時に、夫は藁をも掴む思いで、お地蔵さまのところに行って、どうか助けてくださいとお願いしたそうです(その頃、私は息子に付き添っていました)

それから、少しずつ白血球の値も落ち着き、経過観察となり退院できました。自然寛解して、今も再燃していません。


それから数年経ち、今度は、次男が耳を怪我して

病院に行ったら、鼓膜の手術をしないといけないかもしれないと言われました。どうしよう、、と

思って、またお地蔵さまに行きました。

その後、病院に行ったら、手術はしなくても良さそうです。と言われ、その後、治りました。


それから約20年経った頃、次男が腹痛で入院。

その後大きな病院に転院し、医師から、ある病気の疑いがあり、可能性は9割、たぶん間違いないと言われ、最後の1割にかけてお地蔵さまに行きました。その翌日、病名確定するために鼻の粘膜の生検がありました。息子が鼻の粘膜を取られている間、私はずっと服のポケットの中で、お地蔵さまのお守りを握りしめていました。

そして、生検の結果、その病気ではないと言われ

たのです(それにより潰瘍性大腸炎と確定)


お地蔵さまにお願いしなくても

事実は変わらなかったのかもしれませんが

何かあると行きたくなる場所になっています。


息子の潰瘍性大腸炎も、今はまだ完治しないといわれる病気ですが、さまざまな研究がなされ、

希望の光が見えつつあるところまできています。

新薬もどんどん出てきています。


気のせい、気休めかもしれませんが、

我が家では、困った時のお地蔵さま頼み


長男は、小さい時に近くのカトリック教会のシスターにも助けて頂き、いろんな方に守られていると感じています。

有り難いかぎりです。