久しぶりに、何か小説を読みたくなって、本屋さんに行きました。
入るとすぐに、映画化された小説「告白」のコーナーがあって、
ディスプレイに映画の予告が流れてて、文庫本が山積みされてました。

実は、この小説、以前に1ページ立ち読みして、

面白そうだなって思ったけど、そのときは買わなかったんですよね。

ちょうどその頃、いつも読んでる作家さんじゃない小説にチャレンジしてみようと

知らない作家さんの小説買って失敗したばかりだったので、

またハズレだったらどうしようと思ってためらっちゃったんですよね。


でも、TVの映画の予告見たときに、1ページ立ち読みしたの思い出して、

これはきっと面白いんじゃないかなって思ったのです。

最初のページ立ち読みしてから数年経ってまた読みたいって思い出せる小説は、

たいていアタリなんです。それだけ印象に残ってるってことだから。


帰ってから、一気に読み終わりました。

非常に読みやすかったし、面白かったです。

ハッピーエンドでもないし、どこにも救いはないけど、小説として面白かったです。

人間の歪みみたいなのがよく書かれてるなぁって。


私がこういう種類の本読んで面白かったと思うとは思わなかったです。

今までは、こういう、人の歪みが書かれたようなのを読むと、

気分が悪くなって、とても読めなかったんですよね。

だけど、この小説が読めたのは、この小説のスタイルのおかげかも。

「告白」という題名のとおり、この小説は登場人物の告白でなりたってるんです。

もし、これが普通の小説みたいに、作家の視点で主観的に書かれてたり、

主人公の視点だけで書かれてたら、ここまで面白くなかっただろうし、

歪みが客観的じゃなく主観的に感じられて気分悪くなったかもしれない。


作者のプロフィール見たら、同い年か1つ上の女性だった。

やっぱり同年代の女性の文章は読みやすいのかも。


で、たまたま見た、今日のしゃべくり007のゲストが、映画「告白」のメンバー。

ちょうど読み終わった後だったから、関係ないけど嬉しかったです。

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