わたしの祖父は
そう呼ばれていたおじいちゃん


祖父は長い間ひとりで暮らしていた


もともとは一緒に暮らしていたが
事情があり別々に暮らすことになり、
わたしが小学生高学年になったとき
引っ越したランニング


お互いの家は車で5分ほどの距離車


中学生や高校生のころ、
親と喧嘩しては
祖父の家に転がり込み
ひと月ほど一緒に住んだりしていた


祖父の家には
大型犬1匹と中型犬1匹がいた犬
室内で飼っていて、
祖父が厳しくしつけていて
とてもよく言うことを聞く犬だった犬


毎日、朝と夕方の散歩はかかさず
かなり遠くまで連れて行っていた


祖父は根っからの仕事人間で
真面目だった
曲がったことが嫌いで厳しかったが
孫の私たちのことは
とても可愛がってくれていた


いつも出掛けた思い出は
祖父と祖母とのことばかりおねがい

中でもよく覚えているのが
とある日曜日の朝、
祖父に近くにある遊園地に
連れて行ってもらう約束をしていて、
楽しみにしすぎて
朝6時に起きてしまい、
祖父のところに行ったら
もう一度、一緒に寝かされた
という思い出キョロキョロ


なんの変哲もない話だけど
わたしにとっては特別な思い出キラキラ


あとは、隣の県までいつも電車に乗って
ドラえもんの映画を
観に連れて行ってもらっていたおねがい


だから、ドラえもんはわたしにとって
とても特別なアニメおねがい


祖父と祖母との思い出は
たくさんあって
書き出していると
アレもコレも…といっぱい出てくるラブ



少し前置きが長くなってしまったけど

祖父はひとりで暮らしていて
炊事、洗濯など
なんでも1人でこなしていたキラキラ


犬をとても可愛がっていて
ご近所さんの子供たちからは

ワンワンのおじぃちゃん

と呼ばれていた照れ


その子供たちも
よく可愛がっていて
一緒に遊んだことがある


その子供たちのお母さん、
つまり、祖父のご近所さんと
偶然、同じ職場で一緒に働いているニコニコ


いつも、シフトはすれ違いだったけど、
今日、初めて一緒になったニコニコ


挨拶を交わし、
しばらくすると、話しかけてくれたおねがい


『ワンワンのおじいちゃんに
 子供たちを可愛がってもらって
 ありがとうございました。』

と言ってくださり、

『こちらこそ、
 ありがとうございました。』

とお礼を言った照れ


すると、
『子供たちはワンワンのおじいちゃんが
 大好きで…』

と言ってくださり、
さらに、

『わたしも大好きでした』

と言ってくださいましたおねがい


仕事中だったけど、
涙が溢れそうになり、
堪えるのに必死でしたえーん


わたしの祖父は
真面目な仕事人間で
頑固なところもあったけど、
心の温かい優しい人で
わたしも大好きだった


祖父が亡くなって18年


18年の時を経て
今もなお、祖父のことを覚えて
いてくれる人たちがいることを
とてもありがたく思いましたお願い


祖父がいるおじいちゃん
そう実感した日でした


18年経っても
祖父や祖母のことを思い出すと
涙が止まりません


今でもとても疲れると
必ずといっていいほど
祖父と祖母の夢を見ますおじいちゃんおばあちゃん


きっと心配しているんだろうな…


早く安心させてあげなきゃいけないなぁ


おじいちゃんおじいちゃんおばあちゃんおばあちゃん
会いたいよ