この作品はダメだった……。あなたが途中であきらめたマンガは?
前回「読書の秋だけど……。あなたが読めなかった分厚い本は?」で、惜しくも途中で挫折してしまった名作..........≪続きを読む≫ 前回「読書の秋だけど……。あなたが読めなかった分厚い本は?」で、惜しくも途中で挫折してしまった名作エピソードをご紹介しました。『罪と罰』(フョードル・ドストエフスキー)『雪国』(川端康成) などなど……、20代読者たちからたくさんのエピソードが集まり、大いに盛り上がりました。(たぶん)。

今回は調子に乗って「読めなかった本」シリーズ第2弾「マンガ本」編をお送りします! 「たかがマンガ」と侮るなかれ。集まったコメントを読んで、あなたも「これ、途中で挫折してた!」と思い出すことになるかも……?


■『X(エックス)』(CLAMP)
「CLAMP(=女性4人からなる創作集団)作品が好きで、世紀末というテーマにドキドキしながら読んでいました。ところが、月刊誌だった関係上、連載ス ピードが遅く、最終回より先に、現代が世紀末を無事に迎えてしまうという結果に。ラストを知ってしまったような気がして、読むのをやめました」(26歳/ 出版)

こちらは映画にもなった、人気作品。『X』だけに、テーマソングをX JAPANが担当していたことをよく覚えています。そういえばこの作品、現在休載中なんだそうですよ。読み直すなら、今?

『ベルセルク』(三浦建太郎)
「当時、つき合っていた彼氏が夢中で読んでいて、『彼氏の好きな物を知りたい!』という気持ちからチャレンジ。ですが、彼氏と別れたタイミングで読むのをやめました。正直、話が前後しすぎてわかりづらい!」(25歳/webデザイナー)

私の友人はこの作品について「最終回を迎えるには、惜しい作品」と賞しておりました。とはいえ、最終回までの道のりはまだまだあるようですが。

『デスノート』(大場つぐみ、小畑健)
「ちょうど友だちが『すごくおもしろい!』と騒いでいた時期に読み始めたものの……。なかなかみんなが騒いでいる段階に追いつかず、挫折。心もいっしょに折れた感じがしました」(24歳/税理士)

「デスノート」というと、映画化・アニメ化され、いっときブームにまでなったマンガ。はやりから一歩遅れてスタートするのって、勇気がいるんですよね。あと、根気も。

『天使禁猟区』(由貴香織里)
「キレイな絵が好きで読んでいましたが、あまりにも話がややこしすぎるのと登場人物が多すぎることに疲れ、ドロップアウト。マンガって、絵がキレイなだけじゃだめなんですね……」(29歳/公務員)

いくら絵がキレイでも、ストーリーがよくなければ台無し!? 厳しいです、マンガの世界。

『ブラックジャック』(手塚治虫)
「オムニバス形式で読みやすく、毎回『おもしろい!』と思って読んでいました。ところが『どうせおもしろいんでしょ……』と思うようになり、読まなくなってしまいました。だって、どうせどこから読んでもおもしろいし、患者は助かるし」(28歳/ライター)

あの手塚治虫作品を途中で挫折してしまうだなんて! おもしろすぎるのも、ときとして挫折の原因になってしまうのですね。

マンガで挫折するということは、てっきりストーリー展開が遅すぎるとか、話が長く続きすぎているという理由が多いとばかり思っていましたが、そうでもない様子。あなたが途中で挫折してしまったマンガは、いくつある?




因みに僕は
聖闘士星矢→十二宮編(楽しめた)ポセイドン偏(なんとか読み切った)ハーデス偏(最初からしんどくなってパンドラの過去まででリタイヤ)

って感じでした(・∀・)