壊れるタイミングが・・ | 日本一の1級自動車整備士・花岡龍二・のいるお店・RーTYPEなブログ

日本一の1級自動車整備士・花岡龍二・のいるお店・RーTYPEなブログ

第18回全日本自動車整備技能競技大会優勝の1級自動車整備士が送る
日々の整備の備忘録

フォルクスワーゲン ポロ 9N系

つい先日車検が終わった車
エンジンが止まりそうになり
エキゾースト警告灯が点いたと連絡が有りました
エキゾースト警告灯とは
これです!
日本車でいうところのエンジンチェックランプです
エンジンに関するセンサー等が調子が悪いとお知らせです

外部診断機を繋いでみると

4本あるウチの1本が調子が悪いと言ってます
ミスファイアとは失火の意味で火花が出てないもしくは上手く点火していないって事です

イグニッションコイルが不調の様です
スパークプラグに2万ボルトの電気をタイミング良く流したり止めたりしてる部品です
コレが壊れると火花が出なくなり調子が悪くなります
簡単にいうと1発死んだ状態です(笑)

オイルの注ぎ口邪魔ですが
ねじると取れます

はい、コイル丸見えです
刺さってるだけなので引き上げると抜けます

交換終了です

再び外部診断機繋いでチェック

直りました
がスパークプラグも早めに交換した方がいいでしょう

車検時にも外部診断機を繋いでチェックしていましたがその時は異常が有りませんでした
部品が壊れるタイミングはあらかじめ予兆がないと解らないのでこのタイミングで壊れたのは残念です
とにかく直って良かったです