雲の犬 -4ページ目

寒い夜

廉太が天国に旅立ってから今日で8年経ちました。

あの日の夜も、今日みたいに寒くて雪が散らついていました。

当時は吸っていた煙草の煙を、夜空に向かって吐きながら・・崩れそうな気持ちを、何とかギリギリで支えていました。

そんな夜をやっぱり思い出す。

思い出すと、しんみりしてしまう。



でも、その『しんみり』を吹き飛ばしてくれるように、当時の仲間が来てくれます。

8年経った今日も忘れずに来てくれる。
本当に有り難い事。


それで、しんみりなりかけた僕は、
皆に元気をもらうことが出来ます。

ありがとう、みんな。
ありがとう、みんなに愛された廉太。




成人の日

今日は成人の日。

早朝より新成人の着物の着付けをするため、
美容師の嫁はいつも以上に気合いが入る日です。

着付けは結構むずかしそうなので、無事に終わる事を願っています。
何せ、今日は一生に一度しかない記念日ですから。


そして、
今日のこの日に廉太の同級生達が成人の日を迎えます。

生きていたら、立派なスーツ姿の廉太が居てるんやな。そう思ってしまい、また寂しくなります。


新成人の皆さん、本当におめでとう!
日本のため世界のために頑張って下さい。

お供え

月命日には、必ず僕の弟がオロナミンCを持って、
線香をあげに来てくれます。

水分制限があった廉太にとって、オロナミンCは、
小さくても炭酸がきいて飲みごたえのある、ありがたい飲料水でした。

まさに『小さな巨人』です。

でも、今日は、そんな『小さな巨人』をも上回る、お供えを弟が持って来てくれました。

『のどごし生』


そうやんな、二十歳を迎えたんやから、
アルコールOK やな。


でも、飲み過ぎには注意やぞ。