今夜、レストラン予約してあるから・・・。


・・・と、夫から連絡があったのは、平日の夕方。予約の時間まで2時間程のころでした。
しかも私はまだ外出中。かなり焦りました~ * *;


!!!!!     えええええっ~~~!!   そんな・・急に言われてもっ!
 
うわっ!何着て行こ・・・   髪型は・・・ ううう~~@_@;
(普段、オシャレもメイクもしてないので、こういうときにと~~~っても困る・・・)




何とか急いで支度を済ませ、向かった先は『DANNY HORSEELE』
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昨年のMichelinで星が一つ増えて2つ星になったこのお店。
ゴーミヨでは、2008年度『CHEF DE L'ANNEE』(シェフ・オブ・ザイヤー)に選ばれています。

・・・とは言っても、御歳53歳になる実力者。その名は、そのものDANNY HORSEELEさん。

もしお手元にゴーミヨもしくはミシュランがあったらご覧ください。店名、見当たりませんよね~?

それもそのはず。このお店、以前の店舗の場所が工場地帯の拡張に伴って立ち退きになったとかで、今年
2月から新しい場所で新しい名前で営業しています。以前の店名は『'T MOLENTJE』・・・読めません@@;

このお店、行きたいね~とは言っていたものの、なかなか足を運べずに今に至り・・・。でも、こんなに急に
行くことになろうとは!


出かける直前まで散々悩んだ挙句、とっても暑い日だった(30度越)ので、浴衣でお出かけしてきました♪

浴衣、持っては来たものの、こちらに来てから殆ど手を通すことなくクローゼットで眠っておりました。
暑いし、お洋服の組み合わせ考えるの面倒だし、何より夫と一緒に家を出ない(途中で合流した)のは、
とっても珍しいので。(浴衣や着物は一緒にいて目立ち過ぎるので、嫌がられるのです。)

でも、今日は夫とは途中で合流の予定。その場で浴衣を着ていたって、さすがに「着替えに帰れ」とは、
言わないでしょう。(夫曰く、心の準備がいるから前もって言って欲しかった・・・らしいです。笑)

私の浴衣姿に見とれたのか、呆れたのか気絶したのかは知りませんが(笑)、妙に静かな夫とともに、
1時間強のドライブ。ブルージュ郊外のお店へとやってきました。(以前のお店からは1.5Kmほどの場所)

もともとは農家だったのかな?と思わせるような造りの、母屋と離れの小屋が点在する敷地。

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平日の夜ということもあって、私たちにしては珍しく遅い
到着だったので、店内は「いつもおいしいもの食べてます!」
って感じの、マダムとムッシューがいっぱい。
 
とっても綺麗な金髪を結い上げたおばさまの後姿→
真っ白なスーツが貫禄ありあり。 
 
 
 
 
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アペリティフにシャンパーニュを頼んで、夫と乾杯していると、お隣のテーブルからも、日本語で「乾杯☆」
と言う声が聞こえてきました。声の主は、ロマンスグレイの素敵なおじさま。

後でいろいろとお話ししましたが、30年ほど前に日本で教鞭をとっていたことがあるという、とっても
素敵なダンディーな方でした。

おじさま曰く、「ここのシェフは、ベルギー1!だからね!!」と、まるで自分のことのように嬉しそう&
とっても自慢げ。 

お店の雰囲気も照明をグッと落とした静かな感じで良かったのですが・・・なにぶん暗くて、お料理の
写真がかなり悲惨なことになってます・・・。少し明るく調整してみましたが、あまりおいしそうには
写っていません・・・残念。
 
とりあえず、お料理の写真・・・。

イメージ 4アミューズグール3品。
 
多分、特注だろうと思われる素敵なお皿&
面白い盛り付け。
 
グジェール(チーズシュー)、トマトファルシ、
スティックのパイ。

イメージ 5続いて、アミューズ3品。
 
ベルギー名物灰色海老とか、蟹とか、海を
感じさせる素敵なお料理たち。
 
特に真ん中のラングスティーヌが絶品!
火の通り加減が絶妙で、温かいのに生って
感じ。・・・おかわりほしい・・・。

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こちらもさすがベルギー!って感じの
アスパラ尽くし。
 
ムースもエスプーマもアスパラの香り
たっぷりです。
 
写真が上手く撮れていなかったのですが、
一緒に焼きたて熱々のパニーニも。
勿論アスパラ入り。超美味!

イメージ 7こちらは、ヒメジ(ルジェ)。
皮のパリッとした食感と、
しっとりした身が
たまりませんっ!
 
しかも、カエルの腿肉と合わせてありました!これいいわ~~。ソースもおいしい~~。

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続いてもお魚。こちらは大型の
平目の1種だそう。
 
しっとりと柔らかな白身が、人参の
ピュレととっても合うんですよ!
 
添えられたフォアグラも、とっても美味♪

イメージ 9子牛。

いい感じにロゼに火を通したお肉は、
アーティーチョークとともに。
 
もちろんおいしかったですよ~~。
 
 
 
どれもこれも食材の組み合わせが
新しくておもしろ~い!

 
デセールとプティフール。
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チョコとイチゴの組み合わせって・・・無敵ですね。凄くおいしかった。

以上で、デギュスタシオンメニュー、終了。かなりお腹いっぱいです・・・

でも、食べ終わった時は「満足~~♪」って感じじゃなかったんですよね・・・残念ながら。
ちょっと期待しすぎていたのか、素敵なお料理に鈍感になってきているのかは分かりませんが・・・



しかし!いま、こうして写真を見ながら一つ一つのお料理を思い返してみると、本当にどれもおいしくて
ハズレがありませんでした。素材の組み合わせも新鮮だし、一皿一皿は完成度も高くちゃんと美味。
 
移転したとはいえ、歴史のあるレストラン。でも、クラシカルで洗練された内装の中に、変わったラックのワインセラーがあったり、飾られている絵がとっても個性的だったり。
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「乾杯」と声を掛けてきたおじさまも、反対側の隣のテーブルのおじさまも会話から推測するに常連さん。

古くからのお客様に愛され応援されている・・・という感じの素敵なレストランでした。
シェフは、ホールにもチョコチョコ顔を出すし、人当たりの良い、穏やかな表情の優しい感じの方。

大満足!ではお店を出なかったものの、後からじわりじわりと良さが感じられる、珍しいタイプ(?)の
レストランでした。ごちそうさまでした♪