ブルターニュ旅行の起点とした街は、レンヌ。イメージ 8
 
当日の朝、行き先を決めた思いつき旅、
ホテルをとったのも朝・・って位なので
下調べが全くできておらず・・・
 
とりあえずの予定としては、初日は
レンヌを通り越して、一気に南の
キブロンまで行き、翌日はサン・マロと
カンカルを見る・・・でした。
 
が・・・。
 
ホテルに到着してガイドブックをパラパラと
めくっていると、夫が見つけてしまったんです!
「黄色いキリスト」を。  
 
・・・せっかく近くにいるんだから、これは行くしかないでしょう!
 
・・・とは言え、レンヌから目的地までは約200Km。
この旅の一番の目的である「カンカルで牡蠣を食べる」を達成するためには、夕方までにサン・マロの
観光を終え、カンカルにいる必要があります。これは・・・早朝出発(勝手に)確定っ!
(ホテルで昼までのんびり~なんて、もったいなくてできません!! ・・・どこまでも貧乏性^^; )

おいしい牡蠣さえ食べられればいいよ・・・と、あんまり観光する気なし・・・なことを言っている夫を、
「助手席で寝てていいから!」と、早朝から叩き起し(←鬼嫁! 笑)、昨日のキブロンの近くの海まで
走ります。

目的地は、『Pont-Aven』(ポンタヴェン)
 
言われた通り(?)助手席で熟睡中の夫を乗せた車は、2時間弱で目的地ポンタヴェンに到着っ!順調順調♪
本で見つけた、「黄色いキリスト」は、この街の外れの小さな教会にあるとのこと。
 
では、行ってみましょう~。イメージ 2
 
細い坂道を登って、ようやくたどり着いた
「トレマロ教会」
 
いや、確かに街外れの教会・・・とは書いて
ありましたよ。本に。
 
でも、街外れ・・・と言うか・・・外れも外れ、
麦畑の真ん中って感じのところ。
 
石造りの、・・なんだか信者の方たちが、力を
合わせて建てました!   ・・・って感じの
素朴な雰囲気の教会ですよね。
イメージ 6
 
そして・・・これがお目当ての「黄色いキリスト」。
 
入口の横にあるスイッチを入れると、このキリスト像が
浮かび上がるようにライトが点きます。
 
え?ぜんぜん黄色じゃない!って?
 
ええ。「黄色いキリスト」と言うのは、印象派の画家
ゴーギャンが描いた絵の名前なんです。

このキリストは、そのモデルとなった彫刻。


イメージ 4
 
カメラのモードを変えて明るく写して
ありますが、内部はかなり薄暗くて、
むき出しの梁に彫ってあるたくさんの
顔がちょっと怖かったです・・・
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、中にしばらくいて暗さに慣れると、ステンドグラスからこぼれる光が、
とっても柔らかくて、何だかあったかい穏やかな雰囲気に感じられるのが
不思議でした。
 
  
この教会とその周りの雰囲気、なんとなくゴッホの描いたオーベルの教会に似ています。
個性が強すぎて一緒に住んだ時はうまくいかなかった二人ですが、好きな風景とか居心地のいい場所が
きっと、同じだったんでしょうね。  
 
残念ながらまだこの黄色いキリストが描かれたゴーギャンの絵の実物を目にしたことがないのですが、
1枚はオルセー美術館にある「ハズ」なので、ぜひ見に行きたいと思います。
前にオルセーに行った時は、貸し出し中で見れなかったんですよね・・・
イメージ 3
 
その、ゴーギャンの描いた
「黄色いキリスト」が描かれた
「トレマロ教会」に前にあった、
看板(と、教会)。
 
街角にもたくさんの
ゴーギャンの絵が飾られて
いました。
イメージ 1ゴーギャンは、アルルでゴッホと一緒に
住む前にこのポンタヴェンで暮らしており
彼の弟子達と共に『ポンタヴェン派』と
呼ばれる作品をたくさん描いたのだそうです。
 
 
 
その影響でしょうか?街中にも小さな
画廊とかギャラリーも多かったなぁ~。
 
街自体も街の中を川が流れていて、
独特の雰囲気。
 
残念ながら雨の後でものすごい
激流&濁流になっちゃってました・・・
 
 
この写真の右端に写ってる小さな
かわいい家は・・・なんと!
公衆トイレです。
川の上に建ってるんですよ!
おもしろいですよね~。
 
小さな路地やお土産屋さんもとってもかわいいし、パン屋さんもケーキ屋さんもとっても魅力的で、結局
ありこち寄り道してしまい、予定をずいぶんオーバーしてゆっくり滞在しちゃいました。
 
散策中に見つけたとっても素敵なレストラン。(写真の一番右)
オープン時間まで時間がありすぎて行けなかったんですが、とってもいい香りが漂ってました。
窓から厨房が覗けたんですが、とっても細かい仕込みをなさっていて、すごぉ~く、おいしそうな予感・・・
私たちに気がついて、にっこり&手を振ってしてくださって、お店の方たちも感じがよさそう♪
またポンタヴェンに行く機会があったら、ぜひ!ぜひ!行ってみたいお店です。
イメージ 7