去年から、ず~~~っと行こうと思いつつなかなか行けず・・・
3月にお友達の行ってきたよ~~の報告を受けるも、これまた行けず・・・
念願かなって!ようやく行ってきました。
L'air du temps
Nina Ricciだかどこかに、同じ名前のフレグランスがありますね。
意味は“時の流れ・・・”だそうです。
ランチに誘ってくれた
カマンベール村さんに感謝ですっ!ありがとうっ♪
念願の・・・だったんですが、運転もお任せだったので何にも準備してなくって、かなり郊外にも拘らず
電話番号も地図も持たず(笑)
でも、無事に辿り着いて、美味しいご飯が食べれたからいいんです♪
ホントにな~~~~んにもない畑の中を、かなり不安になりつつひたすら進んだ先に、ようやく発見!
ありましたありました。HPで見た全体をグレーに塗られたちょっとオシャレなモダンな建物。
ダイニングはテラスを望むガラス張りの半円形。
入り口からは、綺麗に磨き上げられたモダンなキッチンでお料理するシェフの姿も見られます。
黒いコックコートに、『人』と書かれたお店のシンボルマークの刺繍入り。
HPを見るとお顔が出ていますが、シェフは韓国系ベルギー人。
お皿の上にも、あちこちにアジアっぽさが出ていて、なかなかおもしろいお料理たちでした♪
テーブルの上もグレーと赤でまとめられていて、ぷっくりと厚いガラスのプレートには赤いラインと
銀色の『人』の文字。
ナイフレストもおはじきを四角く伸ばしたようなぷっくりとしたガラス製。
オリーブオイルと共にパンにつけて食べるお塩は、この前久しぶりの再会を果たした
例のお塩!わ~い♪
私は、とっても美味しいバターやこだわりのバターではないときは、レストランのパンには断然!
オリーブオイル&お塩のほうが好き♥ だって、パンの味と香りがちゃんとするでしょ?
(逆にパンが美味しくない時はバターのほうがよかったりする・・・。)
今回は、ランチタイムに行ったけど、ちょっと贅沢をしてSAVEUR ET MODERNITE(近代的な感じの・・)と
名の付いた中間のコース。
(これの半額くらいのコースと、オマール尽くしの倍くらいの金額のコースがあります。)
それにそれぞれのお料理にあわせてシェフのセレクトしたワイン付き。
このシェフ、もともとソムリエとして働いていてある日突然お料理に目覚めた!という、ちょっと変わった人。
でも、ワインのセレクトはさすが!という感じで、フランスだけでなくイタリア・スペインなどのワインも
とっても上手に組み合わせてありました。
まず最初にテーブルに運ばれてきたのは・・・
コンソメ。
ソジャ風味・・・とのことでしたが、
卵ご飯の味がしたのは・・・私だけ??(笑)
とってもお醤油っぽい風味で、おもしろい味。
見た目も、透き通ったコンソメに色の濃いスープがいくらのように粒になってちょっとづつ沈んでいくんです。
上には、かなり塩味きつめのエスプーマ。好き嫌いははっきり分かれる味でしょうね。
続いて、3種類のトマトのアミューズグール。
下に敷いてあるゼリー状のソースも
トマト味で、いろんなトマトを楽しめます。
このソースの使い方は、真似できるかも~?
そして、とってもおもしろかった、
こちら←
お猪口のような小さな器に、
海の香りいっぱいの牡蠣と
かぼちゃ(?)のピュレ。
間に、正体不明(笑)のちょっと
塩味のムースのような物体。
エルブジを崇めて、いろんな
素材の組み合わせや
いろんな調理法のシェフが
たくさんいますが、その中でも
ちょっと珍しい組み合わせを
するシェフなのかな??
この後のお料理に期待が高まると共に、ほんのちょっとの不安も(笑)
正統派フレンチが好きな人には、かなり言語道断!的な感じでしょうが、こういうお料理っていろんな
発見もあって楽しめます♪
このお料理で私が一番気になったのは、ピュレの上に飾りとしてあしらわれている不思議な葉っぱ。
右側にくっつけた葉っぱのアップの写真で分るかしら?表面にも裏面にも水滴のような透明の粒々がたくさん。
運ばれてきた時は、凍ってるのかと思いましたが、冷たくもなく、ゼリー状でもなく、飴状でもなく・・・
手を加えてこんな風に細工してあるとしたら、凄く手をかけてるし、自然のものだとしたらとっても珍しい??
私は初めて見ました。
食感もとってもおもしろくてシャリシャリ・・・と言うような感じ。
この植物について、またはこの調理法について知ってる人!情報ください!(きっと自分では作れないけど・・・。)
続いては、これまたかわいらしい盛り付けの一品。
卵の殻に入ったオレンジのムース、下にはほんのり暖かい卵黄と
ちょっぴり塩味の・・・なんだろ??
添えられているザクザクのパンもおいしかった~。
芥子の実と麦殻みたいな穀物がいい感じでした。
そしてようやく、メニューの最初に載ってる
『3種類のニンジン』・・・の一皿。
まあるく切ってアルデンテに火を通した
グラセのようなニンジン。
真っ白なピュレに仕立てられたニンジン。
そして、上にたっぷりと乗せられた
京人参で作ったのか?と思えるほど
オレンジ色の濃いニンジン風味のエスプーマ。
欧州では、野菜を煮るときか~~な~~りくたくたになるまで煮込むので
あえてアルデンテと表記してあったのでしょうが、普通にちゃんと(笑)火が通ってました。
ほんのり甘くて美味しかったですよ♪
そして、ひそかに楽しみにしていたお魚料理。
実はここ、前に来た友人はお魚屋さんから薦められたのだそう。
お魚屋さんが薦めるレストランのお魚料理・・・、期待できるでしょ?
結果から言うと、本当に大正解!
一つ目のお魚は、マトウダイ。
添えられたソラマメ&ムールも美味♪
下の白菜がアジアっぽいですよね。
もうひとつのお魚料理はヒメジ。
皮がこんがりパリッと焼けていて食感でも楽しめます。
お皿に飾り付けられている黒い物体が何か分からなくて
ちょっとづつ食べてみては悩んだ挙句辿り着いたのは・・・
ブラックオリーブ!
刻んで乾燥させたのか、逆なのかは分りませんが、味も香りも
オリーブなのに正体が分るまでに随分かかってしまいました^_^;
続いては・・・メニューを見るとブーダンと書いてありますが、
出てきたのは仔兎ちゃん。
モリーユ茸を巻き込んでブーダンの形にしてあるのですが
とってもおもしろい&美味しい♥
下に添えられていたシェリー酒風味のリゾットも
すっごく好きな味でした。
お肉料理に行く前に、グラニテ代わりのかる~~いアイス。
発砲スチロールの白いケースにドライアイスもくもくで運ばれてきます。
ファットダックの1品目で出てくるその場で作ってくれる
理科の実験のようなアイスとおんなじ感じ。
ファットダックの様子はこちら
表面はパリッとしてるんだけど、あっという間に口の中で溶けて
なくなってしまいます。これは・・・パイン味・・・かな?
そして、メイン~♥
この日は、子羊でした。
盛り付けもかわいいし、ちゃんと美味しい。
お肉の臭みもなくて柔らかく絶妙な
火の通し加減で本当にすっごく
おいしかった~~。
下には、やっぱりトマトな感じの
ゼリー状のソース。
上に載ってるおこげみたいなものは・・・なんだろう? とんがりコーンの甘みを減らした感じ。
食感はまさにとんがりコーンでしたが・・・
そして、フォアグラのクレーム・ブリュレ。
お味は・・・普通(笑)
美味しかったけど、まぁ・・・ありがち・・・な感じでした。
盛り付けはかわいいですよね。
そして、デセール♥
軽いソルベに薔薇水で煮たトマトのジャム・・・
って、メニューには書いてあったけど・・
ベリーの感じしかしなかったのよね~。
繊細な味を拾えなくなってるかも(*_*;
ラムバニラ風味のミルクのムースも入ってたはずなんだけどな・・・
ワインを飲みすぎてたのかしら???
残念ながらどっちの風味もあまり感じることはできず・・・。
そして、プティフールたち。
たまに???と思うものはあるけど、大きなハズレはありませんでした。
メニューに載ってるお料理たちはちゃんと美味しいし、メニューに詳細を書いていない小さな一品達も
組み合わせのおもしろさや、盛り付けのかわいさ、意外性で充分楽しめます。
おうちでまねできるかも・・・?と思わせるアイデアもたくさんあったし。
サービスを担当する奥様はじめ、他のサービスの人もソムリエさんも若い方ばかりなのに
ちゃんと目が届いているし威圧感がなくてとても好感が持てました。
帰宅してから、夫に写真を見せたらものすごく悔しがっていたので、そう遠くないうちに再訪することに
なりそうです・・・
もう秋なのでさすがに外で食べている人はいませんでしたが、夏に行ってテラスで食べるのも、
雪の季節に行って雪を眺めながら食べるのもいいかも知れません。