この旅のタイトル、~ロレーヌの建築とデザインを巡る旅?~なのですが、
メインは、なぜかドイツです。

ドイツとフランス、スイスの国境に近いとっても小さな街、Weil am Rhein。
スイスのバーゼルまで車で20分くらい、バーゼル空港の近くです。

この街にある、ヴィトラのミュージアムが今回のメイン!
ヴィトラと言えば、デザイナーズチェア!

この小さな街の中にも、あちこちにある椅子のオブジェがあると言うので、オブジェツアー、決行!
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通り沿いに堂々と置いてあるものもあるのですが、大抵は個人のお家の庭先だったり軒先だったり
屋根の上だったりで、なかなか見つかりません(>_< )

インフォメーションでオブジェの位置を書いた地図がもらえるそうなのですが、日曜日でお休み。
地図が手に入らなかったため、あてもなくうろうろとしてしまいました。
オブジェツアーをやりたい方は、まずインフォメーションに行って地図をもらいましょう・・・(>_< )

そして、いよいよガイドツアーのためヴィトラミュージアムへ!
イメージ 2この建物は、フランク・ゲーリー設計。
 
フランク・ゲーリーと言えば、グッゲンハイム美術館を設計した人・・・ですが、私にとっては神戸の「フィッシュ・ダンス」の人・・・と言う程度の知識。
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アレ、はじめて見た時は強烈でした。本当に魚の形なんだもん! 「フィッシュ・ダンス」→      
 
まずは、ガイドツアーに乗って、工場の敷地内へと入っていきます。

イメージ 7敷地内には、フラーの設計した「フラー・ドーム」←や、イメージ 8
ジャン・プルーヴェの
ガソリンスタンド→など
素敵な建物がたくさん。
 
このガソリンスタンド、
50年以上も前のもの!
 
オシャレですよね~!
 
でも、なんと言っても一番の見所は、ザハ・ハディットの設計した元消防署。
現在は椅子ミュージアムになっています。
 
ミニチュアやポスターは良く見かけますが、オリジナルの名作椅子たちが100脚以上も並んでいるのは
なかなか圧巻です。
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この中で我が家にあるのは・・・3種類かな? 
我が家の椅子たちは、完全に夫の趣味なので「あ!これ買いっ!」と言い出さないか、内心
かなりヒヤヒヤ^_^;でした。
 
外観もとっても変わっていて、ザハらしい宇宙チックな感じ。
三角の敷地ととんがり屋根がぜんぜん消防署っぽくありません。イメージ 5
 
ザハのことはあまりよく知らなかったのですが、マドリッドのホテルで 
彼女のデザインした部屋に泊まって以来、実はひそかにファン♥
 
最近の作品は、コンピューターグラフィックで描かれた柔らかな曲線の
ものが多いようですが、初期の頃のものは、かなり直線的なものが
多かったようです。この消防署は、ザハの処女作でもあります。
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ロッカールームや、2階の会議室、イメージ 9
テラスなどもとっても素敵でした。
 
見た目より使い勝手は良さそう。
 
配電盤(?)→もとってもオシャレでした!
 
 
 
 
ガイドツアーのラストは、現在も会議や打合せで使われているヴィトラのカンファレンスルーム。
デザインは、あの、安藤 忠雄さんです。
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緑に溶け込んでいて、写真ではちょっと分かりにくいですが、とっても素敵な建物でした!
 
安藤さん、ここにゲーリーの建物を見に来て、この桜に感銘を受け、設計を引き受けることになったんだそうです。
そのため、建築する時も回りに植えられている桜の木をできるだけ切らないように・・・と、あれこれ設計を
変更したんだとか。
 
この大きな建物を建てるために切った桜の木は、僅か3本。
その3本に敬意を表して(?)コンクリートの壁に3箇所だけ葉っぱの形を残してあります。イメージ 12
 
内部の壁や床・天井のパネルは、全て畳と同じサイズ。
しかも、そのパネルを止める留め金を、本当は4箇所の所、
日本では4と言う数字は縁起がよくないから・・・と
わざわざ6箇所に変更したんだそうです。
 
海外で仕事をしていても、日本人の心があると言うか・・何とも素敵な人ですね。
 
メインのヴィトラミュージアム内は常設展とは別に、Joe Colomboの特別展が開催中。
名前を聞いてもぴんと来なかったのですが、作品を見て「あ~~、見たことある~」と言う感じの人。
日本では人気があるそうですね。
 
常設展の方も、いろんなデザイナーの家具や小物の他、宇宙チックな部屋がいくつもあって
なかなか素敵でした!
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