イメージ 1少し前ですが、ブリュッセルのアールヌーヴォーの建築巡りツアーに参加してきました。
今回のメインは、『ソルヴェイ邸』。世界遺産です。→

ここ、世界遺産である上、私邸なので、通常は見学することができません。
 
予約した団体にのみ公開されているのですが、1回800ユーロ(約12万円)。
(お金を払えば見れる訳ではなく、それなりの審査もあるとか・・・。)
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残念ながら邸内は写真撮影が禁止されているので
写真はないのですが、外観と通りに面した玄関、
番地の表示、ポルト コシェールになっている
エントランスだけを撮って来ました。
 
イメージ 3(※ポルト コシェールとは、馬車がそのまま乗り入れて中庭に抜けられる
ようになっている両開きの門)

この写真の右側に大きな大理石の階段があり、賓客はそこへ馬車ごと
横付けできるようになっています。

お金持ちらしい・・・というか、贅沢なつくりですよね~☆
 

内部は、とても素敵なのですが、ほとんどがお客様用の部屋で、いくつかの寝室と子供部屋、使用人部屋、
台所&食堂以外は、普段は使われていなかったそうです。

現在の所有者である、ヴィタメールご夫妻が内部の案内をしてくださったのですが、こういうお家で
育つのはどういう気分なのでしょうか・・・?(ちなみに、チョコレート屋さんではありません。)

アールヌーヴォーの父と言われる『ヴィクトール・オルタ』設計のこのお家。
ソルヴェイ財団の創立者で科学者のアーネスト・ソルヴェイの息子さんが、オルタの才能を高く評価し
『いくらお金がかかってもいいから好きな作品を建てて欲しい!』と言って作らせたもの。

しかしオルタは、やはりソルヴェイ氏の好みをふんだんに取り入れて作ったので、彼の中では一番の
お気に入り!   ・・・ではないそうです。

一番気に入っているのは、もちろんオルタ自身の家『オルタ邸』なのでしょうが、オルタ邸で売っている
オルタの作品の写真集の中では、このお家↓がお気に入りと書かれています。
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ここは、『フリゾン邸』

オルタの初期の頃の作品で、なんと言ってもすばらしいのは
ウィーンターガーデン(温室)。イメージ 5
 
このフリゾン邸のウィンターガーデンも、
やっぱりとっても素敵★
 
この下でお茶したら、気分だけでも
優雅~~な、感じよね♪
 
  
かなりボロボロになってましたが、
一部には当時のままの草花の模様の
描かれた壁紙も残っていましたよ。 

オルタが初めてアールヌーヴォーを形にした貴重な椅子や
フランス製の素敵な本棚、美しいステンドグラスなど、
見所がたくさんあります。
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残念ながらここもごく一部の方にしか公開されておらず、
内部を見学させてもらえるのは珍しいことだそうです。

普段何気なく通り過ぎている場所に、とても素敵な建築。
 
しかも、歴史的にとても重要な建物があることに、とても驚き、
とても感動しました。

この他の建築も回ったのですが、それはまた次回にでも・・・