
今夜の宿はここです。
今から50年も前(1952年)に建築家ル・コルビュジエによって建てられた
集合住宅(?)です。
50年以上も前に建築されたとは思えないほどとてもモダンでおしゃれな建物でした。
高床式みたいになっていて1階はコンシェルジェとエレベーターホール。
でも、この建物の中にはマンションあり、ホテルあり、スーパーあり。
パン屋さん、レストラン、郵便局もあり。
屋上にはプール、保育園、トレーニングジム、屋上庭園など
ここを出なくても生活できるくらいの施設が整っている。
部屋に荷物を置いて早速屋上へ上がってみる。
ちょうど夕方だったので遠くに見える地中海が夕日でキラキラ輝いている。
夫はもう、子供のようにはしゃいであちこち覗いてみたり登ってみたり。
よほどこのホテルに来れたのが嬉しかったらしい。
海を眺めている私を尻目に裏へまわってみたり何枚も何枚も写真を撮ったり。
ホテルのレセプションの奥にあるレストランからも地中海が見え、
テラスでビールやワインを傾けながら食事を楽しんでいる人たちもいました。
ホテルの部屋自体はどうと言うことはないどちらかというと質素な部屋。
もちろん、滞在するには何の不自由もありません。
でも、窓の形やテラスの造り、テラスからの景色など十分に堪能できました。
ホテルになっているのは基本的にシングルの部屋で狭い!と聞いていたけれど、
それほどでもなく、私たちの部屋は2部屋。
緑の部屋と青の部屋でした。(あ、これ、入り口の扉の色です。)
片方はベッドを3つ入れてありましたが、それほど狭くなく余裕がありました。
実は、このホテルに行き着くのに散々迷ってしまい街の人に聞いたのですが、
みんな親切に教えてくれました。
一人目の人は街角のATMでお金を下ろしていた強面のお兄さん、
「ユニテ・ダビタシオンはどこ?」と聞くとはぁ?と言う感じでしたが、
「コルビジェホテルはどこ?」と聞くと急に顔がにこにこになり、
丁寧に教えてくれました。
その後もさらに迷ってしまったのですが、次に聞いたお散歩中の少年も
ユニテ・ダビタシオンは知らなかったけれどコルビジェホテルは・・・というと、
急にニコニコ顔になりこれまた細かく親切に教えてくれました。
しかも、聞いてもいない通り掛かったおばさままでもが、
コルビジェホテルはあそこよ!ほら見えてる!
グルッと大きく回ってこなきゃならないけどね!と
とても嬉しそうに教えてくれました。
街の人たちがユニテ・ダビタシオンをとても特別なものと思っていることが伝わってきました!