【スイス】妊娠初期|1st Trimester | Story of My Life

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素直な自分でいれる場所<3

 

クリニックはどうやって決めたか

 

私が妊娠中お世話になろうと

決めたクリニックは

自宅から車で10分、バス&トラムで30分

自宅から一番近い圏内の

クリニックです

 

スイスに来て子宮頚がん検診を

受けていたクリニックでもあり

その時はGoogle評判見て決めましが

検診前にメールで

英語対応もできることを確認

 

綺麗な院内で優しいドクターだったので

好印象を持っていました

病気のことも話してあるので話も早いし

妊活初めても大丈夫と診てもらっていました

 

唯一、そのときドクターが

出産間近だったので

その先生がいないことは分かっており

ちょっと気がかりでした

 

 

 

妊婦検診

 

私の場合、

妊娠初期で計6回検診を受けました

(日本での検診1回含)

私の通うクリニックでは

初期から約3週間に1回のペースで

検診がありました

 

検診費用について

スイスでは13週以降にならないと

保険適応されないと思っていたのですが

私の場合、確かに初回は

費用が発生しました

 

これは妊娠ではなく

妊娠してるかどうかの検査で

病気分類になるからとのこと

 

その後、13週になるまで

3回の検診がありましたが無料でした

(日本へ行く飛行機移動もあったから多め)

※検診代のみ保険適応で薬などは実費

詳しくはこちら

 

 

※毎回、尿検査と体重血圧測定があります

 

初回|5w4d

経腟エコー

胎嚢確認

血液検査(血液型)

検診費用(血液検査込)CHF215.7(保険適用外)

 

日本帰国の事を相談しました

長距離飛行機も特に問題ない

心配することはない

むしろ今の方が良いと言われました

これには予想外でキョロキョロ

 

妊娠初期は流産の可能性が高いこと

飛行機内で自分の身体に起こるリスク

自分なりに調べて理解していたので

病院の先生からストップかかるなら

中止しようと思っていました

 

家族とも相談し

子供が生まれる前に最後の

親や旦那と過ごせる時間だから

行って(戻って)きなよと

うちの家族が特殊かもしれませんが

ここにも背中を押されました

 

結局は自分次第、

もしもの時は自分の責任と

覚悟を決め行くことにしました

 

 

2回目|6w5d

(日本出発前日)

経腟エコー

心拍確認

 

この日からドクターが変更になりました

ドクターが変わると見解も変わり

飛行機に乗って移動すること自体は大丈夫だけど

エコノミー症候群(血栓症)が一番心配だからと

水分補給(30分~1時間に1回)、医療用加圧ソックスの着用

歩く・足の筋を動かす(30分~1時間に1回)

そして血栓症予防の注射を指示されました

 

↓処方されたもの

血栓症予防 Fragmin

費用CHF45.95(保険適用外)

※箱捨ててしまったので写真は中身のみ

行き帰りの飛行機用に2本パック処方されたのですが

薬局に在庫が10本パックのものしかなく

それを購入したので費用が高めですアセアセ

 

使用についても記事にしましたこちら

 

飛行機に乗る2時間くらい前に

空港のトイレで自分で注射しました💉

(太ももに指します)

 

吐きけ止め(酔い止め)Itinerol 

費用CHF14.70(保険適用外)

つわりがあれば

一番ひどくなるタイミングでの帰国だったため

心配と伝えたので処方されました

結局一度も使用しませんでした

 

黄体ホルモン膣錠 Utrogestan 

費用CHF36.15(保険適用外)

2回目検診数日前までに

歩いた後など少量の出血があったため、

膣内へ黄体ホルモンを送り込み

妊娠を保ってくれるよう処方されました

 

出血が続くようなら服用しようと

自己判断で様子を見ることにし

結局それ以来出血はなかったので服用しませんでした
 

 

3回目|7w6d

(日本)

経腟エコー

順調

費用8,500円(実費)

 

一時帰国中でも診てくれる

心斎橋にある産婦人科へ

予約せず伺いましたが

30分待つくらいで案内され

手足が生えてきている確認ができ

動画を撮らせてくれました

 

優しい先生で

看護婦さんも付いててくれて

黄体ホルモンの処方は日本でもあるのかなど

気になる事も聞きました

言葉が通じるって

なんて楽なんだと思うと同時に

「赤ちゃん元気ですよ」と言われ

安心感も違うと実感しました

 

 

4回目|9w4d

(スイス帰国2日後)

経腹エコー

順調

NIPT

以下の3つの兆候を検査

ダウン症候群(21トリソミー)

エドワーズ症候群(18トリソミー)

パトウ症候群(13トリソミー)

費用CHF480.60(保険適用外)

払い戻しの条件は、妊娠初期の検査(超音波を使用した首のひだの測定と血液分析で構成される)が以前に実施されており、21、18、または13トリソミーのリスクが1:1000より高いことが示されているということです。

 

この日さらっとダウン症の検査をするか

でも実費で500フランと言われました

値段に驚愕でしたが

二つ返事で「YES」と答えた私

3本ほど血液採取をしました

 

後で色々調べると

一般的にはNIPTに進む前に

超音波を使用して首のひだの長さを測定したり

年齢や血液検査からダウン症の可能性を調べるそうで

 

私の場合は実施なかったので尋ねると

私のドクター曰く

一般的に行われる妊娠初期の検査では

赤ちゃん自身にダウン症の可能性があるかの確証はなく

もし可能性が高いと判断されると

そこからNIPTが実施され結果を待ち

(必要な場合は羊水検査に進んだり)

堕胎する頃には15週くらいになってしまう

その場合、負担がとても大きい

確証がない検査をしても時間の無駄

ということでした

因みに、NIPTは99.9%の確証だと

 

さらに私のドクターは

胎児をとりあげたり、堕胎の手術も行っており

悲しい現実を知っていることもあるので

その場に立ち会わないドクターには

分からないものがある

などの話もしていました

 

かかるドクターによって見解が異なる

部分でもあるかもしれないのですが

結果的には私たちの場合は、

NIPTをして良かったと思っています

 

NIPTは日本だと8万~20万程

するとも見たのでそこに比べると割安感も

少しあるのかなと思いました

 

 

5回目|10w4d

経腹エコー

順調

ラボ込んでてNIPT結果出ず→翌日電話

結果

目立たない所見。
トリソミー21、18、13の徴候なし。

 

出生前検査
GOLDnatal (NIPT) 胎児割合(%) 10.0
トリソミー21 >99.9%以上(NPV) 低リスク
トリソミー18 >99.9% (NPV) 低リスク
トリソミー13 >99.9%以上(NPV) 低リスク

 

 

6回目|13w4d

経腹エコー

順調

性別判明

この日から旦那も一緒に検診に

 

そろそろ性別分かるか尋ねると

もう分かっているよとキョロキョロ

NIPTで染色体から判明していたそうで

本当に知りたいか何度も確認され

性別を教えてもらいました笑

 

↓処方されたもの

サプリメント NTALBEN PLUS 費用CHF67.95(保険適用外)

10 種類のビタミン、6 種類のミネラル、微量元素に加え、オメガ 3 脂肪酸 DHA を含む栄養補助食品で、妊婦特有の栄養ニーズを満たすものです。
ナタルベン プラスには、妊婦に推奨される量の葉酸、ビタミン B12、ビタミン D、ヨウ素、セレン、DHA が含まれており、胎児の最適な発育と妊婦の健康全般をサポートします。

この日から葉酸サプリメントを

マルチビタミンのこちらに変更です

※Apothekeでこちらのサプリメントは

保険適用外とのことでした

 

 

 

葉酸サプリメント

 

私の場合は、

妊活中から葉酸を摂取していました

 

妊娠が判明し薬局で購入できる以下に変更

Andreafol 費用CHF28.45(保険適用外)

※私は13週以前に購入したので実費

 

 

妊娠線ケア

 

スイスでの1群WELEDAと迷いましたが

値段がお手頃なこちらに

sanosan 費用CHF8.95(保険適用外)

13週から使い始めました

 

 

 

検診での学び

 

受け身になっていてはいけない

遠慮してはいけない

聞きたいことや疑問は自ら聞く

メモをしていく

サプリの飲み方や用法はメモを取る

 

言葉の壁があるから

余計なこともありますが

 

とにかく受け身でいて

必要なことは全て教えてくれる

確認してくれることはない

 

こういったことを

検診を重ねるごとに理解し学びました

 

検診後メールで確認することや

次の検診で聞き返すことも

しばしばありました

 

聞いたときはそうかと思っても

後で疑問も生まれます

 

時には予習も必要で

有難いことにここまで大きな

問題はなかったからこそ良かったものの

 

スイスのお友達や家族に聞くと

問題なかったらドクターはただ結果・結論を

伝えて終わることもあるから

気になる事は自分で聞くように

小さいこともメモしておいて

聞いたらいいとアドバイスを受けました

 

 

 

つわり

 

私の場合、吐く、寝込む、食べれない等

ひどいつわり症状はありませんでした

 

振り返ると、7週~11週くらいかな

以下の様な小さい症状が出ました

・小食

・ゲップ

・めまい、立ち眩み(13週あたりまで)

・肉を料理するにおいが無理

 

でもその時はつわりなのか

日常からこんな時もあるよな的な

つわりと言えるか微妙に感じていたのですが

安定期に入り完全に症状が無くなり

今思い返すとつわりだったと

思っています

 

・小食

沢山食べると気持ち悪くなることが

なんとなく想像され少なめにしたり、

食べきれないことも多々ありました

 

・ゲップ

仕事で自分からの発言が多いMTG時、

また一方的に喋る面接対応の最中

ゲップが喉まできて堪えることが多々ありました

一人の時は出せますが、

喋っているときは失礼にならないように

息継ぎや喋っていないタイミングで

唾を飲んだりして

見た目に分からないようにしていました

 

・めまい、立ち眩み

朝起きてシャワーするとき、

歯磨きするときに、など

軽いめまい、立ち眩み症状がありました

ドクターからは朝起きてまず水を飲む、

ベッドの上で脚を自転車こぐみたいに動かす

とよいと言われました

 

 

日本食や日本の食材が恋しくて

今回の滞在で何より「食」を心待ちにしていたので

食べれない、食べれていない感覚はなく

今思うと小食だったけど

ちょっと特別でした!!

 

出発前は日本に行くことが分かっているので

もう口があからさまにスイスの食事を

受け付けたくないモードでww

これもつわりのせいかは分かりませんが

日本行きがそうさせているんだろうと

思っていました笑い泣き

 

 

2週間の日本滞在を終え

日常生活に戻ったあたりから

肉を料理するにおいが無理になりました

においが臭い

窓を開けないとできない

 

この辺から、

旦那と一緒に晩御飯を作る様になりました

(今も継続しています)

 

日本から帰国後に特に起こったので

時差ぼけが出ているからなのか

こっちの肉の質のせいなのかか

など半信半疑でした

 

安定期に入った今思うと

妊娠していない時とほぼ変わらない状態で

食欲もあり肉も料理ができるので

やっぱりつわり症状が

出ていたのだと思っています

 

 

 

まとめ

 

願っていた妊娠が発覚し

全般的には幸福感に包まれています

夢や希望も膨らむし

3人での新しい生活も楽しみです

親の喜びようも本当に嬉しく

 

でもその反面、

身体というか自分自身が妊娠していることは

まだ強く自覚していません

母親になる実感もあまり湧いていません

矛盾していますよね

 

妊娠すると今度は急に考えること

心配する種が変わりました

妊娠のことあれこれ情報をかき集めては

これでいいのだろうかと不安になったり

 

妊娠しているという状況に慣れていく

そんな妊娠初期だったと感じています