『トゥルットゥットゥトゥルルル~♪』
まだ少し肌寒い5月の朝に目覚ましの『しまうまぐるぐる』が鳴り響く。
今日は一段と眠い。
きっと昨晩2時までサヤコキムラとクオリティの高い写メを交換しあっていたのが原因だろう。

起きたらもう家を出る30分前だった。
普通の女子大生だったらとりあえず、化粧を始めるだろう。
私の場合、まっさきに豚汁を温める。
眠たい目を擦りながら、無意識に『ソーセージマヨロール』を口に運ぶ。
2つだ。
台所では母親…オカンがお弁当を作っている。
『卵焼き…あまんないかな……』
心の中で呟く。
そうこうしているうちに、もう15分たっている。
温まった豚汁をこんもり盛り、テーブルに向かう。
引き換えして、さらに盛る。
『あ、誕生日みのがした~』
私はテレビの左端の時計が6:14となるのをひそかにいつも楽しみにしている。
『ねぇ!みて!誕生日だよ!』
と母…オカンに言っても反応が薄いので、最近は一人で楽しんでいる。
豚汁をたいらげ、中途半端に化粧をして、家を出る。髪はもっさりしている。
電車の中での記憶はない。
千歳烏山駅に着くと、
『歩くの…ダルイな』
といった気持ちに襲われる。こんなときはバスに乗りたいものだ。
バス停の前に立ち、時刻表を見る。
次のバスは8:33だった。
時計に目をやると、ちょうど8:33。
『いっちゃったかな…』
大抵、バスとは遅れるものだ。
だがしかし、私は無情にも歩き始めてしまった。
12歩くらい歩いたころだろうか。
バスが私の横を通りすぎて行った。
『ありえんヌ。』
心の中で呟く。
悔しさと後悔に包まれ、やっとのことで学校にたどり着いた。
教室に入ると、隠れ優等生のSHI☆ZUの荷物が机に置いてあった。
隣に腰をおろす。
するとトイレに行っていたらしいSHI☆ZUが帰ってきた。相変わらず脚を露出している。
羨ましいものだ。
いつも一緒にいる7人中、今日は2人。
珍しいことではない。
SHI☆ZUと話していると、前にすわっているゆいちゃんに、この授業は出席とって終わりだよ、と言われた。
さらに、3限は休講といった情報も仕入れた。
2限は空き、4限は出席をとらない。
答えはひとつ。
帰るしかない。
『2時間かけてきたんですけどぉ~!』
文句を言う二人の口元からは、なぜか笑みが溢れていた。
教室を出ると、一足遅いサヤコキムラに遭遇。
しばしからんで、学校をあとにした。
帰りは今度こそバスに乗りたい。
少し歩いてバス停に立った。時刻表を見ると、次のバスまであと7分…。
シュールすぎる微妙な空き時間を目の前のローソンで過ごす。
手に取る雑誌はもちろん
『pop teen』。
『NIKITA』とも迷ったが、表紙のリア・ディゾンが私を呼んでいたのだ。
何も買わずに店を出て、バスに乗り込む。
電車では座っているおじさんに傘が当たり、軽くニラまれてしまった。
日本は恐ろしい国である。
新宿に到着し、ルミネに入った。
まだ開店前で引き返すというなんとも恥ずかしい行動をとってしまった。
無駄な動きはやめてまっすぐ家に帰ることにしよう。
今日はできちゃんと約束した気がするけど、
よくよく考えたらしていない気がしてきた。
まぁどちらでも良い。
家に帰ったら爆睡しようと思う。弁当もくわなアカン。
街を濡らす春の雨に…………夏の香りがした。(無理矢理)
まだ少し肌寒い5月の朝に目覚ましの『しまうまぐるぐる』が鳴り響く。
今日は一段と眠い。
きっと昨晩2時までサヤコキムラとクオリティの高い写メを交換しあっていたのが原因だろう。

起きたらもう家を出る30分前だった。
普通の女子大生だったらとりあえず、化粧を始めるだろう。
私の場合、まっさきに豚汁を温める。
眠たい目を擦りながら、無意識に『ソーセージマヨロール』を口に運ぶ。
2つだ。
台所では母親…オカンがお弁当を作っている。
『卵焼き…あまんないかな……』
心の中で呟く。
そうこうしているうちに、もう15分たっている。
温まった豚汁をこんもり盛り、テーブルに向かう。
引き換えして、さらに盛る。
『あ、誕生日みのがした~』
私はテレビの左端の時計が6:14となるのをひそかにいつも楽しみにしている。
『ねぇ!みて!誕生日だよ!』
と母…オカンに言っても反応が薄いので、最近は一人で楽しんでいる。
豚汁をたいらげ、中途半端に化粧をして、家を出る。髪はもっさりしている。
電車の中での記憶はない。
千歳烏山駅に着くと、
『歩くの…ダルイな』
といった気持ちに襲われる。こんなときはバスに乗りたいものだ。
バス停の前に立ち、時刻表を見る。
次のバスは8:33だった。
時計に目をやると、ちょうど8:33。
『いっちゃったかな…』
大抵、バスとは遅れるものだ。
だがしかし、私は無情にも歩き始めてしまった。
12歩くらい歩いたころだろうか。
バスが私の横を通りすぎて行った。
『ありえんヌ。』
心の中で呟く。
悔しさと後悔に包まれ、やっとのことで学校にたどり着いた。
教室に入ると、隠れ優等生のSHI☆ZUの荷物が机に置いてあった。
隣に腰をおろす。
するとトイレに行っていたらしいSHI☆ZUが帰ってきた。相変わらず脚を露出している。
羨ましいものだ。
いつも一緒にいる7人中、今日は2人。
珍しいことではない。
SHI☆ZUと話していると、前にすわっているゆいちゃんに、この授業は出席とって終わりだよ、と言われた。
さらに、3限は休講といった情報も仕入れた。
2限は空き、4限は出席をとらない。
答えはひとつ。
帰るしかない。
『2時間かけてきたんですけどぉ~!』
文句を言う二人の口元からは、なぜか笑みが溢れていた。
教室を出ると、一足遅いサヤコキムラに遭遇。
しばしからんで、学校をあとにした。
帰りは今度こそバスに乗りたい。
少し歩いてバス停に立った。時刻表を見ると、次のバスまであと7分…。
シュールすぎる微妙な空き時間を目の前のローソンで過ごす。
手に取る雑誌はもちろん
『pop teen』。
『NIKITA』とも迷ったが、表紙のリア・ディゾンが私を呼んでいたのだ。
何も買わずに店を出て、バスに乗り込む。
電車では座っているおじさんに傘が当たり、軽くニラまれてしまった。
日本は恐ろしい国である。
新宿に到着し、ルミネに入った。
まだ開店前で引き返すというなんとも恥ずかしい行動をとってしまった。
無駄な動きはやめてまっすぐ家に帰ることにしよう。
今日はできちゃんと約束した気がするけど、
よくよく考えたらしていない気がしてきた。
まぁどちらでも良い。
家に帰ったら爆睡しようと思う。弁当もくわなアカン。
街を濡らす春の雨に…………夏の香りがした。(無理矢理)