日本ではディーゼル車の規制が厳しく、輸入は難しいと言われているにもかかわらず、多数のディーゼル車輌を輸出しております。先週も、数台ディーゼル車を受注しました。(日本の登録業者さんたちの努力は凄いですよね。)
ディーゼルは、環境に悪いと言う日本の固定観念がこびりついているのではないかと思います。実際、日本からイギリスに来ている駐在員さんなどなど、ほとんどガソリン車を購入しています。(僕的にはディーゼルを勧めたいのですが)
一方、エコにうるさいヨーロッパの人々は、どうなのか?実はガソリンより、ディーゼルの人気の方が高いんです。
実際に、ガソリンよりディーゼル車のほうが、マーケットプライスが、高いのも事実。(高級車系は別だったりしますが)要するに、人気があるということが、この事実からも、わかります。
理由は;
1・燃費がいい
2・長持ちする
4・安全性 (火災になりづらい)
5・実は地球環境にいい
5番目の事項ですが、日本の方々にとってはかなり意外に感じると思います。実際、温暖化など地球環境破壊にCO2が関わっておりますが、ガソリンより、ディーゼルの方がCO2排出量が少なく、ヨーロッパでは、ディーゼルを普及させることによってCO2を削減に貢献しております。
ディーゼルの問題点としては、黒煙、NOxが挙げられますが、ヨーロッパでは、ディーゼルの研究が進んでおり、近年の車は、ディーゼル規定ユーロ5、ユーロ6の車輌は黒煙が全く見えないほど綺麗になっており、かなり削減されています。
パワーも大昔と比べて、かなり上がっていて、「ディーゼルってこんなに速かったっけ」と思うほどです。
過去に、WRC(ワールドラリーチャンピオンシップ)のイベントで、ヴォルクスワーゲンがディーゼルで総合20位以内に入ると言った、快挙をあげているほどですし。(WRCは100台以上参加します)
ヨーロッパでは、BMWや、ベンツ、ポルシェなど高級車にも、ディーゼルが存在します。それほど、ヨーロッパではディーゼルは認められているんですよね。
実は僕も、ヴォルクスワーゲンのパサート TDI (ディーゼルです)を営業車として使っております。大変燃費いいですし、気持ちよく加速しますし・・・とても、いいですよ^^