8月31日、イギリスは祭日でした。
その日に、ラリークロスという競技が開かれました。その観戦に行ってきました。
今回は、来年あたり、競技に復帰しようと思いまして、今までやっていたラリーは少し、経費がかかるということで、その他の競技でサーキットレースなど、いろいろ考えていましたが、今回は、その中の一つの候補としてラリークロスが僕の頭の中に挙がっておりました。その下見も兼ねて・・・ということなのですが。
ラリークロスとは・・・動画で見た方がわかりやすいですね。
場所は、ロンドン南東のカンタベリーの近く、Lydden HillL サーキットで行われました。
ラリークロスにはそれぞれ、スーパーカー、スーパーモディファイ、ストックハッチ、ジュニアクラス、RT-150に分かれています。
スーパーカー・・・4WDで改造範囲の広いクラス
スーパーモディファイ・・・2WDで改造範囲の広いクラス
ストックハッチ・・・改造範囲の狭い、1600cc以下のハッチバックのクラス
ジュニアクラス・・・14~16歳のドライバーが対象のミニローバーのみで争われるクラス
RT150・・・バギーみたいな車のクラス
今回は、自動車コミニティーのメンバー(通称:英国自動車部)の方々3名と一緒の観戦。
来た時には、RT150クラスのバギー車が走っていました。
バギークラスを終え、いよいよスーパーカークラスが並びました。
一斉にスタートすると第一コーナー目は・・・
ターマックに変わって、ヘアピンを抜ける。
下りを抜けて、グラベルコースへ、後ろから見ると迫力あるコーナーです。
3週してチェックフラッグが振られました。ちなみにLydden HillL サーキットは英国で最も短いサーキットらしいです。全長1マイル(約1.6km)とのこと。
続いて、スーパーモディファイクラス、ストックハッチクラス、ジュニアクラス、RT150クラスと続き・・・昼休みへ。
その間、サービスエリアも見て回りました。
サービスエリアを見て回ると、イギリスだけでなく、オランダ、フランス、イタリアなどからも競技参加者が見受けられました。実はこの日の前日、ベルジックラリークロスがあって、ベルギー人たちが走っていたらしいですよ。結構インターナショナルというか、ヨーロッパ同士、近いんですかね?
いろいろ車を見て回りましたが、日本車、アメリカ車、フランス車、スウェーデン車、イギリス車とこちらも国際色豊かですね。
6R4 後ろ
ルノー 後ろ
エンジンを後ろにつけてるし・・・・
休み時間も終わって、皆さんスタートに並び始めました。
スタート地点
スカイネットのMotor TVのレポーターがここで一生懸命インタビューをしてました。ちなみにスカイネットTVでこの競技は放送されています。
ローバーミニはイギリスの誇りというべきでしょうね。僕の見解では、ミニ(イギリスの誇り)とプジョー205(貧乏人の救世主)は競技界にきえることはないのではないかな・・・・?
午後のプログラムを見て・・・最後に思ったこと・・・・旧車、速え~
車の種類だけでなく、車の年齢も1980年代から2000年のつい最近のものまで、バラエティー豊かだったこの競技において・・・全てのクラス全般的になぜか古い車の方が速かったんじゃないか・・・
スーパーカーも最後リタイアしましたが、MGメトロ6R4(WRCグループB車)が最速だったような・・・・スーパーモディファイクラスも1980年代のVolvoが妙に速かったんですが・・・?
なんなんでしょうか?
ラリークロスを終えた後、海辺の町へ・・・パブで一緒に来た英国自動車部のメンバーと、イギリス名物、フィッシュアンドチップスを食べてゆった~り。僕以外はビールも嗜んでいましたね。
今年入って初めての海です。ヨーロッパ大陸が見えてますが写真では見えないですね・・・
ゆったりした海の町を背に、嫌々ロンドンの都会の喧騒へ帰っていきました・・・。