レーシングカート | YMR Global Motors 「欧州モータースポーツ、欧州⇔世界の自動車輸出入」活動記

YMR Global Motors 「欧州モータースポーツ、欧州⇔世界の自動車輸出入」活動記

元ラリードライバーの車屋社長のイギリス、ヨーロッパでの日々の仕事、活動などなど。ビジネス、自動車情報や、自動車の輸出、並行輸入事、モータースポーツ(特にラリー)の話題を中心としたブログです。

 しばらく、仕事が忙しくてUPしておりませんでした。


 今、僕は、自動車好き、モータースポーツ好きが集まれる、または、そうでない人も自動車の楽しさを知ってもらいたい、という目的で、コミニティーを結成してます。日本人のみならず、イギリス人も集めております。


 そのコミニティーで、レーシングカートイベントを開きました。


 今回は、日本人コミニティーのみで集まりましたが、18人も集まりました。日本人だけで、こんなに集まったのかと、うれしくなりました。

 

 ちなみに、ほとんどが初心者。(あ、僕もですが。え?いやいや、ラリー車とカートは別物ということで・・・^^)



 場所は、グレーターロンドン、M25(ロンドン周辺をぐるっと回っている高速道路)の内側にある場所。


 コースは、ほとんどフルアクセレーターでいけるような、高速コーナー。


イギリスの自動車屋さんダイアリー-カート場2

イギリスの自動車屋さんダイアリー-カート場

 

 とりあえず、最初は、簡単な説明を兼ねてミーティング。


 その後、皆貸しスーツを着て、貸しヘルメットを選んで・・・


 今回は、2人一組のチーム戦で9チームでの戦い。

 2人で1チームということで、一つのカートを2人でシェアーすると言った感じになります。僕は後行。


 先行の皆様が出発しました。


 最初は、皆さん始めてのカート、普通の車とは違う異様な動きに戸惑っているのか・・・約一名を除いて・・・一人、ダントツなスピードで走っている・・・この日のために、こっそり他のカート場で、練習していた方が・・・そこまで必死になるかい!?


 しかし、僕と組んだ60ぐらいのおじいさん、なかなか捨てたモンじゃありません。来る時は弱気だったんですが、いざ走らせたら・・・並み居る列を強引に内側から抜いたり、かなりアグレッシブな走りを・・・!!


 しかし・・・僕が屋内で、コーラ飲んでのほほんとしているところに、他のチームから「ゼッケン2番の人~」と呼ばれ、外に出たら・・・おじいさん、いきなり戻ってきて、ピットINしてのほほんとしていた・・・。


 おじいさん、短距離走型だったのね・・・


 急いでスーツを着てヘルメットをかぶり・・・下のピットへ。そこでまたおじいさんとのほほんと話してしまい・・・この行為が原因で後々、成績に響いてしまう・・・・


 さあ、やっと風になれる!!今まで、ラリー引退して3年以上、溜まっていたウップンを晴らす時がきた~。


 夢中になって走っていたら、フッと時間が10分経過しているではないか・・・?あれ、交代のサインがない・・・おじいさん、くつろぐな~!!


 といった感じで、勝手にピットイン。今度は逆の状況、おじいさんがヘルメットかぶりながらやってきて、ピットでまたくつろいでしまった・・・・2度にわたるこの行為で、何週損したんだろ??


 走り出した、おじいさん。更にアグレッシブに。ドリフトしだした!このイベントの参加者の中でもっとも動きが暴れていたかもしれない・・・


 今回は、きちっと迅速にドライバーチェンジして、また僕の番です。


 この頃は皆さん、カートの動きに慣れて、前半は、簡単に抜けたが、後半スピードも上がって、コースラインも簡単に譲ってくれなり、なかなか抜けなくなった。


 後半戦は実に面白かった。


 こうしているうちに、時間も来て、終了。


 結果は・・・3位。1位とは1週差・・・あ・・・ピットでおじいさんと、のほほんとしていたのが仇となってしまった・・・・。くやしー


 でもかなり楽しかった。3年間、車で飛ばしていなかったという、うっぷんが晴れて、超気持ちいい~。

 そのあと、参加者皆で、韓国料理屋で打ち上げ。参加者皆が「来月もやろう!!」と盛り上がりました。


 今回のイベント、女の子も結構いましたが、皆かなり楽しいと言ってくれました。男も然り。「Myヘルメットがほしい!!」「Myレーシンググローブ買ってこよう」と言い出す人、「Myレーシングカート買おっかな?」まで言う人も!?


 本当は、皆好きなんですよね、こういうこと。


 今まで、モータースポーツなどで、ほとんどの人は運転の楽しさに触れる機会ってあまりないですよね。しかし、こういう機会を設けることで、皆さんが気づいてくれるのは大変うれしいです。


 最近、モータースポーツ人口が減っているなんていいますが、金銭の問題(こればっかりはどうにもならないですよね・・・・)はともかく、まず、こういう機会に触れさせて興味を持たせることって重要ですよね。