●待望の再販
マルゼンのPPKは短期間に3回の再販が行われるほどの大ヒットとなった。マルゼンはワルサーから図面提供を受けているため、刻印等のディティールに至るまで作りこまれており、それでいて価格が安かったので売れるのは納得と言った感じだが、やはり、007でジェームズ・ボンドが愛用したというイメージによるものはデカい。
とすれば「細身のサイレンサーが付いたPPKこそジェームズ・ボンドのPPKだ」と思う人も少なくないわけで、サイレンサーと可変ホップバレルの再販が待望されたのだが、これがなかなか再販されなかった。
そして、PPK発売から待つこと半年以上、8月になってようやく再販されたのである。価格は6,380円で、実勢価格は5,000円台後半といったところ。この価格でサイレンサーと金属製の可変ホップバレルが手に入るというのは安い。
フィールドストリッピングをしたうえで、スライドストップを取り外し、バレルを固定している2本のピンを外せば、バレルとフレームを分離することが出来る。そして、この逆の手順で可変ホップバレルを組み込めば完成。
詳細な説明書が付属しており、作業自体も難しくないので10分も掛からずにバレルを交換することができる。
可変ホップバレルを組み込むとこのようになる。シルバーに輝くチャンバーが良いアクセントなっている。マズルからちょこんと突き出したバレルもキュート。
見た目が良くなるのは勿論だが、バレルが金属製となることで重量感もアップする。
今回のロットからチャンバーにプルーフマークが追加された。なお、バレルは金属製だが、チャンバーはプラ製となっている。
チャンバー上部にはスクリューがあり、これをドライバーなどで回すことでホップアップの調節をすることができる。
アウターバレルの内周にはネジが切られている。これでサイレンサーを付けることができるぞっ!
キュルキュルと回しながら、サイレンサーをねじ込んでいく。007のワンシーンを思わせる仕草。いや~最高だ。
こ、これは!カッコいいですね~。細身のサイレンサーとPPKの組み合わせがまさにジェームズ・ボンドといった感じ。もう気分はロジャー・ムーア。
PPKはストレートブローバックなのでサイレンサーを付けても作動に影響はなく、ビシバシと動く。サイレンサーの内部には一応、吸音材のようなものが入っているが、正直なところ消音効果は殆ど感じられない。しかし、手軽にジェームズ・ボンド気分を味わうことができ、PPKの持つ魅力を存分に感じることができるので、これはおすすめできる。












