最近のタナカはKフレームのガスガン/モデルガンに力を入れており、本体だけでなく、ウッドグリップなどのアクセサリーの新製品も次々と発売している。そして、4月にはラバー製のグリップアダプターが新発売となったので、今回はコチラをご紹介する。

 

 

 新発売となったラバー製のグリップアダプター(写真左)はパックマイヤータイプを模している。材質はエラストマーとなっているため、従来のテイラータイプ(写真右)よりも重量は軽いが、フィンガーチャンネルがなく、グリッピングの自由度が高いのが特徴だ。

 

 

 背面には“TANAKA WORKS”の文字が入る。写真ではわかりづらいが、グリップに差し込む金色のパーツはプラスネジで固定されている。

 

 

 とりあえず、S&W M13に取り付けてみる。FBIスペシャルと言ったら、やっぱりコレ!パックマイヤータイプに交換したことで、渋さがグッと増したような気がする。肝心の握り心地は極めて良好。グリップアダプターを付けていない状態と比べると、安定感に雲泥の差がある。

 

 

 M10に付けると「昭和のお巡りさん」っぽい雰囲気に大変身。

 

 

 最後にお遊びで、M1917の英国軍仕様(.455ハンドエジェクター)に取り付けてみる。M1917はNフレームなので、当然のことながら、グリップアダプターとフレームのラインが合わないが、取り付け自体は可能でガタツキは無し。

 

 タナカのラバー製グリップアダプターは2200円と安価で、取り付けもマイナスドライバー1本あれば簡単にできる。M10やM13に取り付けてFBI仕様も再現したり、Nフレームのグリップアダプターの代用として使用したりと用途は幅広いので、1つ購入されてみてはいかがだろうか。