一目惚れして引き取った。
(その写真)

生後2ヶ月ちょいくらい。
お世話されていた50代のご夫婦。
待ち合わせに連れて来たのは奥さん。
保護して半月ぐらいだったけど
旦那さんがものすごく可愛がっていて
連れて行かれるのを見たくないからと
同行を拒否したらしい。
連れて帰って納得。
超ビビりの小麦の連れて帰った当日は
野良に戻した方が良いのかと思うくらい
ビビりまくって荒れまくって可哀相だった。
でもこの子は全くの正反対。
病院経由で帰る前に、実家の母にも
御披露目しようと寄ったんだけど
物怖じせずに探検しまくり、母にも
元気にアタックをかましジャレまくって
ものの数分で母をメロメロにした(笑)
名前を『ビョン子』にしようかと思うくらい
ビョンビョン跳ねまくってヤンチャだった。
悩んだのが名前だった。
小麦と同じ『小』から始まる名前…
夏に引き取った→『小夏』いゃいゃ違う…
『小梅?』いゃいゃ違う…
それを聞いた、小麦の名付けに
全否定をしてきた姉
『小麦はパン屋さんで小麦やろ?
なら“お米”ちゃう?(笑)
アンタ(私)お米好きなんやし(笑)』
(# ゚Д゚) { ふざけんなーーー!!
散々悩んだけど、引き取ったの夏だけど
毛の色と模様から『小雪』にした。
『えぇぇぇぇ!お米で良かったのにー』
タワケタ姉はとりあえずスルー。
心配していた小麦との相性も
一週間で無事にクリアした。
何せ小麦さえ受け入れたら良いだけ
だったから(笑)

しかし見た目と名前に反して
やはりビョン子にしたら良かったか?と
思うくらい、超悪い超ヤンチャ…
猫らしいと言われたらそうなんだろうけど
初めての猫が小麦で手がかからなかった分
その違いは衝撃だった(笑)
しょっちゅう『おにぎりの刑』に処されても
全く堪えない…

『コーラーーー!!』と大声出しても
声と反対を向いて『何が??フンフーン♪』
数秒後こっちをチラ見→私の般若顔→
『あ、まだヤベー』って顔→
反対向いて『フンフーン♪』
強い…

一度、命に関わる危険な悪さをしたので
手を上げて叩くマネ(実際は叩かない)したら
『アーンギャウンギャラアンギャー』と抗議された(笑)
病院に連れて行ってもキャリーから
ヒョッコリ顔を出すし、診察台では
自宅のようにゴローンと伸びてリラックス。
注射されても先生にスリス~リ。
先生『強い…(笑)』の一言。
よく『弟妹はヤンチャで手がかかる』と
聞いていたけど、猫世界で、しかも親の違う
猫の場合でもそんなもんなのかーと思った。
(全国の弟さん妹さんゴメンナサイ)
そんな小雪もいじらしいとこがあった。
何年経っても抱っこが嫌いだった小雪。
どんなに抱っこしようとしてもニョロリン
脱出していた小雪。
顔を触られるのも嫌いらしく、頭を撫で
ようとしてもスリーンとかわされる。
私に身体をくっつけてゴロンする程度。
友達と旅行があったので動物病院に2日
預けてて、それから連れて帰った日の事。
小麦は(小さい頃から)鼻と鼻スリスリ
顔と顔スリスリ、抱っこギウギウ。
その横で私に身体くっつけて座る小雪。
小雪にもしたいんだけどなーと思った時
何と自分から私の膝に乗って
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
しかも、小雪の身体を支えた私の腕に
ゴロゴロ喉鳴らしながらモミモミして
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
嬉しくてテンション上がって思わず
顔と頭を撫でた。
『あっ…逃げられる…』(ノД`) ヤッチマッター
…が、逃げない。
モミモミしながら撫でられてる。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
それ以来、小雪は私の膝に乗って
ゴロゴロモミモミしてくるようになった。
でも顔と頭撫でるのはその時限定で
それ以外はやっぱりスリーンとかわされる。
そういや猫って、教えてなくても犬みたいに『取ってこい』するもんなんですね。
今でも必ず最低30分は付き合わされてます


小雪ももう5歳。
一番下っ端のくせに一番態度がデカい。
でも可愛い『愛すべきおバカ』の小雪ちゃん
