胆大小心録 その103 | むかしのはなし

胆大小心録 その103

百三

儒教でいう天とは様々な意味を持っている。
黄檗宗の普茶料理に使う油と似ている。

自分が、
「天道人を殺さずとは言うが、生殺しにはするのだと思う」
と言ったのを、
建仁寺の両足院の俊長老が、老衰の身ながらもなかなか死ねず、
「まさに余斎(秋成)の言う通りだ」
と仰ったそうだ。


第100条にあったように天と一言に言っても、
使い方によってその都度意味合いが変わってくるようです。

黄檗宗は江戸時代に伝来した仏教の宗派で、
同時に伝わった精進料理が普茶料理というそうです。